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眉間のボトックス治療

眉間の縦ジワをなくしてハッピーな印象に!

 

眉間ボトックスビフォーアフター

眉間のシワは、英語で“Glabellar Frown Lines”と呼ばれます。

 

“Frown”は、“睨む、しかめっ面をする、不快感や難色の示す”など、あまり良い意味はありません。

 

例えば、額の横ジワは、確かに「老けた垢抜けない」印象を作りますが、「人が良さそう」に見えますし、人相学でも吉相と考えられることもあり、ポジティブな面もあります。

 

目尻のシワも、「老けた」印象を作りますが、人相学では吉相と考えられ、「いつも笑顔で優しい」ポジティブな面があります。

 

眉間のシワは・・・、人相学では「不幸を呼ぶ」悪相と考えられることもあり、見た目的にも険しく怒っているような暗い印象を作り出してしまいます。

 

つまり、このシワは、ネガティブなイメージを表し、ない方が印象が良いのは明らかです。

 

ボトックスで眉間のシワがなくなれば、穏やかでハッピーな好印象になることができます!

 

眉間のボトックス治療の特徴は?

眉間の縦ジワの原因は、主に皺眉筋と鼻根筋という筋肉の収縮、つまり「眉を寄せる」動作です。

 

この動作の原因は、怒りっぽい性格だったり、単なる癖の場合が多いですが、時に視力の悪さなどが原因の場合もあります。

 

ものが見えにくい場合に、無意識に眉を寄せて見る動作をすることが多いからです。

 

また、朝起きると必ずシワが深くなっているという方は、就寝中にとても険しい顔をされているのでしょう。

 

普段のストレスが多いのか、悪い夢でも見ているのでしょうか。

 

眉を寄せる動きは、額の場合などと違って、ボトックス治療で動作を制限しても日常生活上で支障が出る可能性は低く、治療後に問題が起こるケースはとても少ないです。
額のボトックスは、まぶたの状態によっては不向きな場合あり。

 

実際、前額のフェイスリフト手術の際には、皺眉筋を部分切除してしまうこともあるくらいです(効果は半永久的)。

 

この意味では、眉間のシワを気にされている方は、比較的どなたでも治療が可能です。

 

即効性があり、効果は明確で分かりやすいのですが、額の横ジワなどと比較すると、深く刻み込まれていることが多いです。

 

眉を寄せていないときでもシワが目立つほど深く刻まれている場合は、ボトックス治療のみでは効果が不十分なこともあります。

 

この場合には、シワを持ち上げるためにヒアルロン酸注入を考慮するのが普通です。

 

ただ、眉間は血流的に弱い性質を持っていて、ヒアルロン酸治療を行う部位としては十分に安全とは言い難いため、当院では積極的にはお勧めしていません。

 

眉間のボトックス治療のリスクは?

  • 眉間ボトックスイラスト眼瞼下垂
    眉間のボトックス治療で起きる可能性のある合併症に、眼瞼下垂があります。
    瞼の深い層に、上眼瞼挙筋という、目を開けるための、とても大切な筋肉があります。
    この筋肉にボトックスが作用すると、眼瞼下垂の状態になります。
    ただ、この筋肉は眼窩隔膜という比較的厚い膜の奥にあるため、正しい注射方法であれば薬液が上眼瞼挙筋まで浸透して作用し、眼瞼下垂を起こすというのは考えにくいです。
    実際、ボトックス治療歴20年以上になりますが、眼瞼下垂を起こしたことはありません。
    ※眉のアートメイク後の方は少し注意が必要です。アートメイクで作成した眉が本来の眉の位置ではない場合、医師が鄒眉筋の位置を誤る可能性があります。当院では、実際の鄒眉筋の動きや骨の解剖を目安に注射しますので、ご安心ください。

  • 眉毛下垂
    眉毛下垂とは、眉が下がることです。
    まぶたが重く感じて、二重が狭くなったり、目が小さく見えたりします。
    鄒眉筋に注射したつもりが、眉を上げる前頭筋に効いてしまった場合に起こります。
    鄒眉筋は、前頭筋より深い層に存在します。
    誤って浅く注射してしまったり、注入する薬液の量が多すぎると、浅い層にある前頭筋に作用してしまいます。
    鄒眉筋の位置(眉~眉のすぐ上)で、前頭筋に作用した場合、強い眉毛下垂が起こります。
    筋肉の立体的な位置関係を考慮しながら慎重に注射する必要があります。
    ※当院では、通常、眉間部分へのマイクロボトックスは避けます。

  • 内出血
    額や目尻のボトックス治療は、注射する深さが浅い層のみなので、出血を起こしたとしても毛細血管レベルのことが多く、目立つ大きな内出血が起きる可能性は低いです。
    眉間の場合は、前述したようにターゲットとなる筋肉が深い層にあるため、注射深度も深くなります。
    深い層なので、血管を目視することができないのと、血管も太めになるので、出血した場合には出血量が多くなりやすいです。
    ただ、注射ポイントは少ないので、内出血自体の頻度は少ないです。

 

額のボトックスに必要な単位数と料金

ボトックスビスタの添付文書には、眉間のボトックスの必要量は10~20単位と記載されていますが、当院では、通常10単位あれば十分なことが多いです。

 

当院の料金設定は、部位ごとではなく、単位数によるものです。

 

薬剤が余る場合は、他の部位に注射が可能です。

 

ボトックスビスタ10単位:21,000円(税抜き)

 

診察料:初診2,000円、再診1,000円(税抜き)

 

麻酔を希望される場合は、別途3,000円(税抜き)が必要です。

 

※ボトックスビスタは65歳未満の眉間と目尻のみ承認を得ています。

この記事は私が書きました

卯辰 哲也

1998年慶應義塾大学医学部卒業、慶應義塾大学病院、平塚市民病院、伊勢慶應病院、杏林大学病院、けいゆう病院(横浜)にて形成外科・外科・麻酔科を臨床経験。ヴェリテクリニック・シロノクリニックなどで美容医療に携わって約20年以上の経験あり。2015年東京・銀座に「銀座お肌の診療所」を開設。
患者様に優しい、正直で真摯な医療を目指しています。趣味は愛犬との時間とダーモスコープ。学生時代のスポーツは空手と柔道です。

お問い合わせ0120-084-112

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