銀座 皮膚科 美容皮膚科 形成外科 しみ しわ たるみ

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衛生管理について

患者様を守るための清潔意識

病院などで処置してもらう時に医師やスタッフの手や手袋が気になったことはありませんか?

 

「前の患者さんを処置した後、手をちゃんと洗浄し消毒したのかな?」
「手袋はちゃんと新しくしたのかな?」
「院内の不潔な場所を触った手で自分を触られるのはとても不安だな」

 

このようなご不安を抱かせることは、患者様にとって大きな負担になることであり、プロの医療人として恥ずべきことだと考えています。

 

衛生管理は医療の基本であり、患者様にとって、とても大切なことです。
しっかりトレーニングされた医療人や信頼できる医療機関であれば、本来書くまでもない当然のことですが、私たちは、常に意識して衛生管理を徹底します。

 

どうぞご安心ください。

 

 

清潔を保つには?

滅菌器導入・滅菌済機器の使用だけでは不十分?

清潔を保つために最重要なのは、スタッフ全員の清潔意識です

 

滅菌消毒された器具を使っているのは、医療機関にとって当たり前の大前提ですが、だからといって安心とは言えません。

 

なぜなら、滅菌された器具は滅菌パックに入っている状態では清潔ですが、使用するために開封した時点で、扱い方によっては、すぐにでも不潔になるからです。
治療が終了するまで、患者様にとって清潔な状態をいかに維持するかが問題なのです。

 

これには、治療に携わるスタッフ全員の高い清潔意識が必要です。
一人でも意識の低いスタッフがいるだけで簡単に台無しになってしまうのです。
このために必要な意識は、次のようになります。

 

  1. 人と人との接触を断つ
  2. 人と清潔でない部分の接触を断つ
  3. 人と清潔な部分の接触を断つ

 

 

01.人と人との接触を断つ

ここでいう人と人との接触とは何か?たとえば、次のようなことです。

 

「治療の際、患者様毎に手袋を交換しない」
「治療の際、患者様毎に手を消毒しない」
「怪我した手で患者様の患部を処置する」
「患者様の血液を素手で触る」

 

医療従事者が手袋をしているのはよく見かける風景です。
清潔な手袋をして施術することにより、患者様の患部を不潔にしないことが一番の目的ですが、それだけではありません。
医療従事者が患者様の血液や体液を直接触れることにより感染症に罹るのを防ぐ役目もあります。
そして逆の意味もあります。
つまり医療従事者の血液や体液に患者様を接触させない役目です。

 

そして、さらにもうひとつ、ある患者様の血液や体液を他の患者様に接触させないようにする役目です。
治療の際、患者様毎に新しい手袋に変えるのはこのためです。
そして、これらの認識がすべてしっかりと機能していないと清潔は保てません。

 

医療従事者の意識は、とかく自身の身を守ることのみに偏りがちです。
その認識では、患者様は守れません。

 

血液や体液を伴う治療の場合は手袋が必要ですが、それ以外の治療では状況によっては、手袋をしないこともあります。
それだけに、素手で患者様に接するときにも十分な注意が必要です。
自分の手に怪我などがないか、また自分の手が患者様に触れることのできる清潔さか、などを常に認識しなければならないのです。

 

 

02.人と清潔でない部分の接触をたつこと

たとえば次のようなことです。

 

「地面に落ちたものを拾った手または手袋で患者様の処置をする」

 

これは極端な例ですが、いくら清潔な手袋をしていても、その手袋で清潔でない部分(地面でなくても)を触った時点でその手袋は清潔ではなくなります。手術室での手術などの場面では、手術に関わるスタッフ全員がとても厳重な清潔操作を要求されるため、気を抜くことは滅多にないと思うのですが、問題は手術室以外で行う簡単な処置などの際です。

 

上記したように、医療従事者は意識が自身の身を守ることに偏りがちです。そうすると、清潔を保つべき手でそうでない部分を触ってしまうようなことになりかねません。
それでは患者様は守れません。

 

 

03.人と清潔な部分の接触をたつ

たとえば次のようなことです。

 

「患者様の処置に使用する可能性のある機材に、他の患者様の血液や体液がついた手袋などで触る」

 

清潔な部分はいつでも、できるかぎり清潔に保つ必要があります。
例えば、処置に使用する物品を収納するキャビネットなどに、処置の途中の手袋(血液・体液が付いている可能性あり)で触ってしまうケースです。
これでは、次の患者様にこのキャビネットは使えません。

 

 

 

スタッフ全員の清潔意識が大切

すべてのスタッフが常に上記のような認識を持って臨むことがとても重要です。
たまに甘くなる、中にはできていない人がいる、では全く意味がありません。滅菌された器具を使っているだけでは全く安心できないということが分かっていただけるはずです。

 

 

最後に

よく医師の間で議論される事項があります。

 

「果たして消毒が必要かどうか」(ある状況では必要ないという議論の流れです)

 

過剰な消毒をすること、または刺激のある消毒液を使用することによってキズの治りを悪くする可能性がある、というのがその根拠です。
確かにこのような場合には、消毒処置が患者様にとってマイナスになる可能性があります。
実際、医学的な意味での要否も重要ですが、当院は別の意味でも消毒・清潔の概念は必要だと考え、上記のような、患者様にとってマイナスになる場合を除いては最大限意識することにしています。
それは消毒不要という考え方に慣れてしまうことにより、あらゆる操作において清潔概念が緩んでしまう危険性があると考えているからです。

 

そしてもうひとつは何より、患者様の安心のためです。
いくら「まず何も起きないから問題ない」と分かっていても、一度地面に落ちた食べ物食べたくないですし、汚れた手で触られるのは誰でも不安なものです。

 

 

  • 高圧蒸気滅菌器
    高圧蒸気滅菌器
    ほぼすべての器具はこの器機で滅菌処理を施します。
  • 滅菌処理
    滅菌処理
    滅菌処理済の医療器具です。開封した瞬間から高い清潔意識が求められます。
  • 消毒剤
    手指の消毒剤です。 手袋を装着する場合にも、必ず患者様毎に手を消毒します。

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