銀座 皮膚科 美容皮膚科 形成外科 しみ しわ たるみ

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額の横ジワに対するボトックス治療

額の横ジワをなくして、洗練され若々しい印象に

額ボトックスビフォーアフター

 

額の横ジワ(Horizontal Forehead Lines)は、印象を大きく変えてしまう表情ジワです。

 

人によっては、20代でも目立ってしまうので、悩んでいる方も多いはず。

 

額にシワがあるだけで、【老けて、なんとなく垢抜けない印象】を作り出すからです。

 

逆に、ボトックスで額のシワをなくすだけで、【洗練され若々しい印象】に見えます。

 

見た目の若さに与える影響がとても大きく、それだけ治療効果が大きいです。

 

しかも、いろんなボトックス治療の中で、額がもっとも治療価値が高い部位といえます。

 

即効で、抜群に明確な効果が出るからです。

 

ただ、その反面、額のボトックス治療は、「眉尻がつり上がる(スポックブロー)」「極端にまぶたが重く感じて目が小さくなる(眉毛下垂)」などの、患者様にとっては、「失敗」の最も多い場所なので、治療に慎重な方も多いと思います。

 

当院では、まず、患者様の状態・ご希望を正確に把握します。

 

そして、ボトックス治療歴20年以上の豊富な経験をもとに、注射する部位や深さによる微妙な効果の調整が可能です。

 

さらに、マイクロボトックスの併用により、ご希望以上の自然でなめらかな艶肌を目指します。

 

額の横ジワの原因は?

額のボトックス治療では、シワができる原因がとても大切です。

 

シワができる原因が、治療に大きく影響するためです。

 

額の横ジワの原因として以下が考えられます。

 

  • 単なる癖⇒特に理由もなく、眉を上げる癖がある
  • 表情が豊か⇒表情筋をフルに使う表現方法(英語圏の欧米人にありがち)
  • まぶたの異常⇒眼瞼下垂・眉毛下垂・眼瞼皮膚弛緩症など

この中で注意が必要なのは、「まぶたの異常」が原因の場合です。

 

眼瞼下垂・眉毛下垂・眼瞼皮膚弛緩症(※)が高度である場合、通常の開眼状態では、視界が狭くなり、それに対処しようと一生懸命開眼します。

 

(※)
眼瞼下垂とは:様々な原因で目の開きが悪い状態。正面視で上瞼下縁が瞳孔にかかる。
眉毛下垂とは:目の開きは正常、眉が下がった状態。上瞼の皮膚が視界にを遮る。
皮膚弛緩症とは:目の開きは正常、上まぶたの皮膚が高度にたるんで視界を遮る。

 

このとき、無意識に眉を上げる表情を行うことが多いのです。

 

つまり、この動作は、視界を広げるために必要な動作だといえます。

 

このような場合に、ボトックスで眉を挙げる動作を強く制限してしまえば、視界を広げることができなくなり、日常生活に支障を来すこともあります。

 

まぶたが主な原因である場合には、根本的な治療(多くはまぶたの手術)の選択肢も考慮も必要になります。

 

ただ、実際には、原因は複合的であり、まぶたの異常が全くないケースはまれです。

 

「眼瞼下垂の方は額のボトックスはできません」という記載をよく見ますが、下垂の程度によっては、ボトックス治療ができないわけではありません。

 

当院では、まぶたの異常の程度によって、薬剤の量や注射方法などを調整して治療を行っています。

 

他院で治療を断られた方も、当院では治療が可能な場合が多いです。

 

ぜひ、ご相談ください!

 

マイクロボトックスを併用~自然さを追求します

当院では、額のボトックス治療は、ほぼ全例マイクロボトックスを併用します。

 

額は皮下組織が薄く、皮膚と前頭筋が近接しているため、マイクロボトックスの方法のみでも、薬剤が前頭筋に拡散し、マイルドに作用します(⇒横ジワもある程度改善する)。

 

もちろん皮膚にも作用しますので、小ジワや細かいちりめんジワ、肌のはり・ツヤなども改善され、非常に満足度の高い治療となります。

 

実際には、患者様のまぶたの状態やご希望に合わせて、注射する深さを微妙に変えることで、効果の出方を調整します。

 

この方法では、額のボトックス特有のトラブルを避けることもできます。

 

通常のボトックス治療にくらべて、時間も手間もかかりますが、効果の違いは大きいです。

 

⇒マイクロボトックスについて

 

額のボトックスで起きうるトラブルとは?

 

額は、ボトックス治療の中で、もっともトラブルが多い部位です。

 

額のボトックスの失敗が原因で、「もうボトックスは二度とやりたくない」という方を多く見てきました。

 

確かに、前頭筋の立体的な解剖や、周囲の表情筋との位置関係や協調運動、瞼との関連などを考慮せずに注射してしまうと、さまざまなトラブルが起こりえます。

 

ただ、適切に治療すれば、満足度がもっとも高い部位だと思うので、諦めるのは本当に勿体ないです。

 

もう一度だけトライしてみませんか?

 

当院では、患者様の状態やご希望に合わせて違和感のない自然な仕上がりを目指す治療を行っています。

 

  • 眉毛下垂:前頭筋が弛緩しすぎて、眉毛が極端に下がります。二重が狭くなり、人相が変わります。人によっては前方が見にくくなります。
  • 眉尻だけが極端に上がった奇異な表情:スポックブローやボトックス顔と呼ばれる状態です。

どちらも、治療前の状態を正確に把握して、適切に治療すれば避けられるトラブルだと思います。

 

眉毛下垂を恐れて、額の上の方(生え際付近)だけボトックスを打つというやり方があるそうですが、当院では、比較的下の方まで、前頭筋全域に、満遍なく注射するのが通常です。

 

前頭筋の上部のみ弛緩してバランスを崩した状態より、前頭筋全域がマイルドに弛緩した状態の方が、自然な状態だと思うからです。

 

実際、効果も自然な感じになります。

 

額のボトックスに必要な単位数と料金

 

額のボトックス治療に、大量の薬剤は通常必要ありません。

 

額のマイクロボトックスも含めて、10単位あれば十分なことが多いです。

 

当院の料金設定は、部位ごとではなく、単位数によるものです。

 

薬剤が余る場合は、他の部位に注射が可能です。

 

ボトックスビスタ10単位:21,000円(税抜き)

 

診察料:初診2,000円、再診1,000円(税抜き)

 

麻酔を希望される場合は、別途3,000円(税抜き)が必要です。

 

※ボトックスビスタは65歳未満の眉間と目尻のみ承認を得ています。額への治療は未承認となります。

 

 

この記事は私が書きました

卯辰 哲也

1998年慶應義塾大学医学部卒業、慶應義塾大学病院、平塚市民病院、伊勢慶應病院、杏林大学病院、けいゆう病院(横浜)にて形成外科・外科・麻酔科を臨床経験。ヴェリテクリニック・シロノクリニックなどで美容医療に携わって約20年以上の経験あり。2015年東京・銀座に「銀座お肌の診療所」を開設。
患者様に優しい、正直で真摯な医療を目指しています。趣味は愛犬との時間とダーモスコープ。学生時代のスポーツは空手と柔道です。

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