コンテンツ
BENEFITS
当院のイボ治療で得られるメリット
SMOOTH SKIN
ブツブツのない、ツルツルのお肌へ
シミはメイクで隠せても、イボの凹凸は隠せません。だからこそ、イボがなくなるだけで、お肌の印象は想像以上に変わります。
顔の症例
01
TOUCH
手触りが変わります
イボ治療の一番の魅力は、お肌がツルツルになることです。
鏡ではあまり目立たなくても、触るとザラザラ、ブツブツ…。それを気にされている方は意外とたくさんいらっしゃいます(特に首など)。
実は、目立つ大きなイボだけを取っても、ブツブツ感は残ります。ブツブツした手触りの原因になっているのは、ぱっと見では分からないような小さなイボであることが多いからです。
当院では、そのような極小サイズのイボまでできるだけ見つけ出し、ブツブツのないツルツルのお肌を目指します。
毎日触れるお肌だからこそ手触りは重要、ツルツルで快適に過ごしましょう!
02
APPEARANCE
見た目が変わります
イボは、シミとは違ってメイクでは隠しにくいという特徴があります。
シミは色の問題なのでファンデーションである程度カバーできますが、イボは凹凸があるため、光が当たると影ができ、かえって目立ってしまうことも少なくありません。
イボがなくなることで、お肌の色や凹凸が整い、均一でなめらかな肌へと近づきます。メイクのノリも良くなり、より若々しい印象になります。鏡を見るのが楽しみになったという方も多くいらっしゃいます。いろいろなことに積極的になれます!
03
RESULT
効果を実感しやすい治療です
美容皮膚科にはさまざまな治療がありますが、中には何回治療を受けても変化を実感しにくいものや、改善しても時間が経つと元に戻ったように感じるものも多いです。
その点、イボ治療は目で見て、触って変化を実感しやすい治療です。
私自身、美容皮膚科の治療の中でも、最も確実に効果を実感しやすく、満足度やコストパフォーマンスの高い治療のひとつだと考えています。
ブツブツのない、なめらかなお肌を目指して。
見た目だけでなく、毎日触れるお肌の心地よさも大切にします。
CASE PHOTOS
イボ(脂漏性角化症)の治療症例
当院で実際に治療を行った症例写真とともに、治療の経過やポイントをご紹介します。
多数のイボをまとめて治療する、当院のエリア治療プラン・首イボ定額プランの治療イメージもご覧いただけます。

顔の治療症例
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正面画像
左側画像
詳しい説明
顔全体に広がっている脂漏性角化症(いわゆる老人性イボ。以下、イボと表記します)の症例です。
この方は、比較的大きく目立つものから、写真ではほとんど分からないようなごく小さなものまで、大小さまざまな脂漏性角化症が、鼻や口まわりを除く顔全体に多数みられました。まぶたにもいくつかみられます。
今回はイボの数が非常に多く、さらに大きめのものも多かったため、顔全体を一度に治療するのは難しく、左右の2回に分けて「エリア治療プラン」でレーザー治療を行いました(注1)。
左右の治療日を大きく空けてしまうと、顔全体として治療が完了するまでの期間も長くなってしまいます。そのため今回は、できるだけ治療期間をコンパクトにするために2日間連続で治療しています。
治療後1週間ほど
治療直後からしばらくは、レーザーを照射した部分に、黒い細かなかさぶたができます。
今回は治療したイボの数がかなり多かったため、顔全体にかさぶたが目立ち、メイクにもある程度制限が必要な、いわゆる「ダウンタイム」はおよそ1週間でした。
治療2週間後
2週間後の写真では、かさぶたはすべて取れています。
かさぶたが取れた後は、治療した部分に赤みや茶色っぽい色が残ることがあります。これはレーザー治療後にみられる炎症後色素沈着と呼ばれるもので、特に大きめ・厚めのイボを治療した部分では目立ちやすい傾向があります。
治療1か月後
1か月後には、大きなイボがあった部分を中心に軽い炎症後色素沈着がみられました。
ただ、この症例ではそれほど強いものではなく、簡単なメイクでカバーできる程度で、全体として順調な経過でした。
治療3〜4か月後
炎症後色素沈着も徐々に薄くなり、この症例では3〜4か月ほどでほとんど目立たなくなりました。
色素沈着の程度や改善までの期間には個人差があり、もともとの肌質やイボの大きさ・厚み、治療後の日焼けなどによっても変わります。
治療10か月後
10か月後には、治療した部分の色素沈着もほとんど目立たなくなっています。
今回は、大きく目立つイボだけではなく、通常では気づかないようなごく小さな脂漏性角化症までできるだけ丁寧に治療したため、治療前と比べると肌表面の細かな凹凸がかなり少なくなり、全体的になめらかです。
「目立つイボを数個取る」のと、「顔全体にある細かなものまでまとめて治療する」のとでは、治療後の肌全体の印象にも違いが出てきます。この症例は、その変化が比較的分かりやすいケースだと思います。
なお、今回は上まぶたについては治療していないため、10か月後の写真でも上まぶたの脂漏性角化症は残っています(注2)。
(注1)顔全体の分割治療について
イボの数や大きさ、厚みなどによっては、顔全体を一度に治療することが難しく、複数回に分けて治療する場合があります。
一方で、数が多くても大きなものや厚みのあるものが少ない場合などは、顔全体を1回で治療できることもあります。実際の治療回数は、診察時にイボの状態を確認したうえで判断します。
(注2)上まぶたの治療について
上まぶたなど眼球に近い部分をレーザー治療する場合は、眼球をレーザー光から保護するための専用の眼球保護具(レーザー用コンタクトシールド)を使用するなど、通常とは異なる対応が必要になります。
そのため、上まぶたの治療は通常の「エリア治療プラン」には含まれず、別途費用がかかります。
身体の治療症例①
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経過画像
クローズアップ画像
詳しい説明
胸〜腹部にかけて広がっている脂漏性角化症(いわゆる老人性イボ。以下、イボと表記します)の症例です。
この症例のポイントは、一見するとそれほどイボが多いようには見えないことです。
大きく盛り上がったものや色の濃いものが少ないため、普通に写真を見るだけではあまり目立ちません。ところが、近くでよく見ると、色の薄い小さな脂漏性角化症がびっしりと密集していて、実際にはかなりの数があります。
また、この方は過去にも何度か治療を受けたことがあり、治療前の時点ですでに、ところどころに少し盛り上がった白い瘢痕(きずあと)がみられます。
今回はイボの数が非常に多かったため、胸〜腹部全体を一度に治療するのは難しく、左胸から左上腹部にかけての範囲を「エリア治療プラン」でレーザー治療しました。実際に治療した範囲は、治療直後の写真の白い点線で囲まれた部分です。
治療直後
治療前の写真だけでは「本当にそんなにたくさんあるの?」と思われるかもしれません。
その数の多さがよく分かるのが、治療直後の写真です。レーザーを照射した部分が黒い点状のかさぶたに変化しており、どれだけたくさんのイボを治療しているのかが分かります。
当院のエリア治療プランでは、大きく目立つイボだけを取るのではなく、普通に見ただけでは気づきにくい、色の薄いごく小さな脂漏性角化症まで、確認できるものはできるだけ丁寧に照射しています。
こうした小さなイボまでまとめて治療することで、単に「目立つイボがなくなる」だけではなく、肌表面の細かな凹凸が減り、全体としてすっきりとした印象を目指します。
治療1週間後
身体の脂漏性角化症をレーザー治療した場合、顔に比べるとかさぶたが取れるまでに少し時間がかかる傾向があります。
この症例でも、治療1週間後の写真では、まだ多くのかさぶたが残っています。
顔の治療では1週間程度でかなり目立たなくなることも多いのですが、身体の場合は「1週間経ったのに、まだかさぶたが残っている」と心配する必要はありません。治療部位やイボの大きさ・厚みなどによって、かさぶたが取れるまでの期間には個人差があります。
かさぶたの期間が長いと、「このままかさぶたが剥がれないで残ってしまうのでは?」と心配される方もいますが、大丈夫です。かさぶたは必ず剥がれます。
無理にはがしてしまうと、赤みや色素沈着などの原因になることがあるため、自然に取れるのを待つことが大切です。
治療1か月後
1か月後には、かさぶたはすべて取れています。
一方で、側胸部を中心に、治療した部分がうっすら茶色くみえる軽い炎症後色素沈着が残っています。
炎症後色素沈着は、レーザー治療後の炎症がおさまっていく過程でみられることがある一時的な色の変化です。
特に身体は顔と比べて色素沈着が長く残ることもあるため、「かさぶたが取れたら治療後の経過はすべて終了」というわけではありません。
この症例では、治療後1〜2か月頃に色素沈着が比較的目立ち、その後は徐々に薄くなっていきました。
治療4か月後
4か月後には、炎症後色素沈着もほとんど目立たなくなっています。
ただし、炎症後色素沈着の程度や薄くなるまでの期間には個人差があります。肌質やイボの大きさ・厚み、治療部位、紫外線などの影響によっても経過は変わるため、必ず同じ期間で薄くなるわけではありません。
小さなイボまで治療すると、肌全体の印象も変わります
今回は、大きく目立つものだけでなく、工夫して見ないと分からないようなごく小さな脂漏性角化症まで、できるだけ丁寧に治療しました。
そのため治療前と比べると細かな凹凸もほとんどなくなり、見た目がすっきりしただけでなく、肌表面もなめらかな印象で手触りもツルツルになっています。
特にこの症例のように、「大きなイボはそれほど多くないけれど、小さなイボがたくさんある」という場合は、目立つものだけを取るのと、小さなものまでまとめて治療するのとでは、治療後の肌全体の印象にも違いが出てきます。
また、治療による肌のダメージを最小限に抑えるよう、丁寧な照射を行った結果、今回レーザー治療を行った部分に新たに目立つ瘢痕(きずあと)は認めませんでした。
治療後の写真で残っている茶色〜黒色のものはホクロ、白く少し盛り上がって見える部分は今回の治療前からあった過去の治療による瘢痕です。
もちろん、レーザー治療後の経過には個人差があり、炎症後色素沈着のほか、赤み、色素脱失、瘢痕などが生じる可能性もあります。
この症例では、非常にたくさんの脂漏性角化症を一度に治療しましたが、時間の経過とともにかさぶたや色素沈着も落ち着き、最終的には細かなイボによる凹凸がかなり減って、全体的になめらかな状態になりました。
身体の治療症例②
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追加画像
詳しい説明
上腹部に多数みられる脂漏性角化症(いわゆる老人性イボ。以下、イボと表記します)の症例です。
この方は、小さめで褐色の脂漏性角化症が体幹全体にたくさん散在しています。
特にアンダーバストから下腹部にかけては、数えきれないほどたくさんのイボがみられました。
体幹は脂漏性角化症ができやすい部位のひとつで、この症例のように、小さなものが広い範囲にたくさんできている方も珍しくありません。
ご本人も長年気になっていたそうですが、
「これだけ数が多いと、治療するのは難しいのでは?」
と思い、半ば諦めていたそうです。
確かに数はかなり多いのですが、今回は比較的色がはっきりしたものが多く、小さなイボでも見つけやすいうえ、大きく盛り上がった病変が少なかったため、アンダーバストから肋骨の下あたりまでの広い範囲を1回でまとめて治療することができました。
今回は上腹部、次回は下腹部……というように範囲を分けながら、少しずつ体幹全体の治療を進めていきます。
治療前
治療前の写真を見ると、肉眼でもはっきり分かる褐色のイボがたくさんあります。
でも、実際に近くでよく見ると、それだけではありません。
普通に見ただけでは気づかないような、ごく小さな脂漏性角化症もたくさんあります。
当院のまとめ照射では、大きく目立つイボだけを取るのではなく、こうした小さなものも一つひとつ確認しながら、脂漏性角化症と判断できるものをできるだけ丁寧にレーザー照射していきます。
一方、ホクロなど治療対象ではないものは照射を避けています。
見た目が似ていても、すべての茶色いものが脂漏性角化症とは限りません。そのため、「茶色いところを全部まとめて照射する」のではなく、病変を確認しながら治療することが大切です。
治療3日後
治療3日後の状態です。
この症例では治療直後の赤みもかなり落ち着き、この時点では痛みもありませんでした。
そして写真を見ると、治療した部分に細かなかさぶたがびっしりとできています。
治療前の写真では分かりにくかった小さなイボまで照射しているため、「実際にはこんなにたくさんあったんだ」と、その数の多さがよく分かります。
追加の拡大写真を見ていただくと、さらに小さな病変まで細かく照射している様子が分かると思います。
身体の場合は、顔に比べてかさぶたが取れるまでに時間がかかる傾向があり、2週間以上残ることもあります。
かさぶたが長く残っていても、必ずしも治りが悪いというわけではありません。無理にはがさず、自然に取れるまで待つことが大切です。
小さなイボまで治療する理由
エリア治療プランでは、今目立っている大きなイボだけではなく、工夫することで確認できる小さな脂漏性角化症もできるだけ見逃さず治療することを大切にしています。
もちろん、非常に小さいものや平坦なものなど、すべての病変を完全に見つけて治療できるとは限りません。また、今回治療した脂漏性角化症とは別に、時間が経つにつれて新しい脂漏性角化症ができてくることもあります。
それでも、今ある小さな病変までできるだけ丁寧に治療しておくことで、治療後の肌全体をよりすっきり、なめらかな印象にすることを目指しています。
治療1か月後
治療1か月後です。
かさぶたはすべて取れ、治療前にたくさんあった褐色のイボもかなり目立たなくなっています。
写真の中に黒〜褐色の点がいくつか残っていますが、これらは今回レーザー照射を避けたホクロです。
そして、この症例でもうひとつ注目していただきたいのが、炎症後色素沈着があまり目立っていないことです。
レーザー治療後は、かさぶたが取れたあとに治療した部分が茶色っぽくなる「炎症後色素沈着(PIH)」がみられることがあります。
特に身体は顔と比べて炎症後色素沈着が長く残ることもありますが、この症例では大きく厚みのあるイボが少なかったことなどもあり、治療1か月後の時点でも色素沈着は比較的目立たず、順調な経過でした。
もちろん、これはこの方の経過です。炎症後色素沈着の程度や改善するまでの期間には個人差があります。
「しっかり取る」と「肌へのダメージを抑える」のバランスが大切です
脂漏性角化症のレーザー治療では、単に強くレーザーを当てればよいわけではありません。
大切なのは、病変を十分に除去しながら、正常な皮膚へのダメージはできるだけ少なくすることです。
必要以上に深く治療すると、炎症後色素沈着や色素脱失、瘢痕(きずあと)などのリスクが高くなります。一方で治療が浅すぎると、病変が十分に除去できず、残ったり再び目立ってきたりすることがあります。
脂漏性角化症は、一つひとつ大きさも厚みも違います。
そのため当院では、すべてを同じように照射するのではなく、それぞれの病変の大きさや厚み、治療中の反応を確認しながら、照射の程度を調整して治療しています。
たくさんあるイボをまとめて治療するときほど、この細かな調整が大切だと考えています。
見た目だけでなく、手触りもなめらかに
今回は大きく目立つものだけでなく、ごく小さな脂漏性角化症までできるだけ丁寧に治療したため、治療前にあった細かな凹凸はほとんどなくなりました。
そのため、見た目がすっきりしただけでなく、手で触れたときにもなめらかになったことを実感していただけました。
ご本人にも大変喜んでいただけた症例です。
身体にたくさん脂漏性角化症がある方の中には、
「数が多すぎるから無理だろう」
「一つずつ取っていたら終わらない」
「身体だから仕方がない」
と、長年そのままにしている方も少なくありません。
でも、数が多いからといって、諦める必要はありません!
イボの数や大きさ、厚みなどの状況から、一度に治療できる範囲を決めます。1回では難しい場合には、何回かに分けて少しずつ治療していくこともできます。
胸元が開いた洋服やドレス、水着などを着る機会がある方はもちろん、温泉旅行が好きな方、バレエやダンス、ジムなどで肌を出す機会が多い方など、「身体のイボをまとめてきれいにしたい」という方にも選ばれている治療です。
長年たくさんのイボで悩んでいて、「もう仕方がない」と思っている方も、まずは一度ご相談ください。
だいたいなんとかなります!
※レーザー治療後の経過には個人差があります。赤み、腫れ、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失、瘢痕などが生じる可能性があります。また、治療した脂漏性角化症とは別に、将来的に新しい脂漏性角化症が生じることがあります。
首の治療症例①
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経過画像
詳しい説明
首にたくさんみられる脂漏性角化症(いわゆる老人性イボ。以下、イボと表記します)の症例です。
首は、脂漏性角化症ができやすい部位のひとつです。
特に首の側面などには、小さなイボがまとまってたくさんできている方もよくいらっしゃいます。このエリアは衣類やアクセサリーなどが触れやすく、摩擦による刺激を受けやすいことが原因のひとつかもしれません。
この方も、特別に大きく盛り上がったイボはそれほど多くないものの、小さなものを中心に、とにかく数がたくさんあるタイプです。
首のイボは見た目だけでなく、手で触れるたびにプツプツ、ザラザラとした感触が気になったり、衣類やアクセサリーが引っかかったり擦れたりして、赤みやかゆみなどの炎症を繰り返すこともあります。
一つひとつは小さくても、数が増えてくると、こうした「見た目」と「手触り」の両方を気にされる方も少なくありません。
写真をよく見ると、首だけでなく、顔まわりやデコルテにも細かなイボがたくさんみられます。
今回はその中から、あごのラインから鎖骨付近まで、写真の白い点線で囲まれた範囲を「首イボ定額プラン」で治療しました。
治療前
治療前の写真を見ると、肉眼でもはっきり分かるイボがたくさんあります。
ただ、実際にはそれだけではありません。
普通に見ただけでは気づきにくい、ごく小さくて色の薄いイボもかなりたくさんあります。
当院のまとめ照射では、大きく目立つものだけを取るのではなく、工夫しないと見えない小さなものまで、できるだけ見逃さないよう一つひとつ確認しながら丁寧にレーザー照射していきます。
首のように小さなイボが密集している場所では、こうした細かなイボまで治療することが、治療後の肌全体をすっきり、なめらかな印象にするうえでも大切です。
治療直後
治療直後の写真です。
レーザーを照射したところが、細かな黒〜茶色の点のように見えています。
これらは照射した部分にできた細かなかさぶたです。治療前の写真ではあまり目立たなかった小さなイボまで含めて、実際にはかなりの数を治療していることが分かります。
「こんなにたくさんあったんだ」と驚かれる方も少なくありません。
治療直後は赤みやヒリヒリ感が出ることがありますが、多くの場合は徐々に落ち着いていきます。
かさぶたが取れるまで
首の場合、顔より少し時間がかかることもありますが、多くの方では1〜2週間程度でかさぶたが自然に取れていきます。
比較的早い方では、1週間前後でかなり目立たなくなることもあります。
ただし、かさぶたが取れるまでの期間は、イボの大きさや厚み、照射した数、肌質などによって個人差があります。
治療2か月後
この方は、その後の経過もとても順調でした。
レーザー治療後には、照射した部分が一時的に茶色っぽくなる炎症後色素沈着(PIH)が起こることがあります。
特に首や身体では、顔と比べると色素沈着が長く残る場合もありますが、この症例では炎症後色素沈着はほとんど目立たず、2か月後の写真でも治療した部分の色むらはほとんど気にならない状態になっています。
もちろん、炎症後色素沈着の出方や、薄くなるまでの期間には個人差があります。
小さなイボまで治療すると、見た目も手触りもすっきり
今回は、目立つイボだけでなく、普通に見ただけでは気づきにくい小さなイボまで、できるだけ丁寧に治療しました。
そのため、治療前にたくさんあった細かな凹凸はほとんどなくなり、首全体がすっきりした印象になっています。
そして、首の場合は見た目の変化だけでなく、手触りの変化も実感しやすいのがポイントです。
治療前にあったプツプツ、ザラザラとした凹凸がなくなることで、手で触れたときの肌表面もなめらかに。この方にも、その変化を実感して喜んでいただけました。
首の脂漏性角化症は一つひとつが小さいことも多く、
「数が多すぎて、一個ずつ取っていたらきりがない」
「こんなにたくさんあると治療は難しいのでは?」
と、そのままにしている方もいらっしゃいます。
でも、数が多いからといって、諦める必要はありません!
イボの数や大きさ、厚み、治療範囲などを確認しながら、ある程度まとまった範囲を一度に治療したり、範囲を分けながら少しずつ治療を進めたりする方法もあります。
「見た目だけでなく、首のザラザラした手触りも気になる」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
※レーザー治療後の経過には個人差があります。赤み、腫れ、ヒリヒリ感、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失、瘢痕などが生じる可能性があります。また、治療した脂漏性角化症とは別に、時間の経過とともに新しい脂漏性角化症が生じることがあります。
首の治療症例②
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追加画像
詳しい説明
首にたくさんみられる脂漏性角化症(いわゆる老人性イボ。以下、イボと表記します)の症例です。
治療前の写真を見ると、大小さまざまなイボが首全体にたくさんあります。
よく見ると、平らなものや少し盛り上がったものだけでなく、皮膚からぶら下がるようにポコッと突出したイボもところどころにみられます。
実は、この「ぶら下がったようなイボ」を見分けることも、首の治療では大切なポイントです。
首には、よく似た「イボ」が混在していることがあります
首は脂漏性角化症だけでなく、アクロコルドン(軟性線維腫、いわゆるスキンタッグ)もよくできる場所です。
そして少しややこしいのですが、脂漏性角化症の中にも、皮膚から突出したり、ぶら下がったりするようにみえる有茎性の脂漏性角化症があります。
このタイプは、見た目だけではアクロコルドンとよく似ています。
そのため当院では、単に「首にある突起=全部同じイボ」と考えるのではなく、肉眼での見た目に加えて、必要に応じてダーモスコープで表面の構造を拡大して観察したり、病変の硬さや触ったときの感触なども確認したりしながら判断しています。
もちろん、小さな病変などでは臨床的に両者をはっきり区別することが難しい場合もあります。
この方の場合、ダーモスコープで詳しく観察すると、通常の脂漏性角化症が多数ある中に、ぶら下がるように突出した有茎性の脂漏性角化症が混在していると考えられる所見でした。
ただし、ごく小さなものの中にはアクロコルドンとの区別が難しいものもあり、両者が混在している可能性もあります。
当院では、脂漏性角化症とアクロコルドンでは病変の状態に応じて治療方法や照射の仕方を少し変えているため、このように一つひとつの病変を確認することを大切にしています。
赤いイボも一緒に治療しました
さらに、この方には脂漏性角化症とは別に、少数ですが老人性血管腫(赤いポツポツとした良性の血管性病変)もみられました。
老人性血管腫は脂漏性角化症とは別の病変ですが、今回は首イボ定額プランの治療対象として、確認できる小さなものまでできるだけ丁寧に照射しました。
つまり今回の症例では、単純に「首にあるものを全部同じように照射する」のではなく、それぞれの病変を確認し、その種類や状態に合わせながら治療しているというのもポイントです。
治療直後
治療直後の写真です。
首全体に、細かな黒〜茶色の点がびっしりとみられます。
これらはレーザーを照射した部分です。
治療前にはほとんど気づかないような小さなイボまで照射すると、治療直後にはこのような状態になります。
治療前の写真と比べていただくと、
「こんなにたくさんのイボがあったんだ」
と、その数の多さがよく分かると思います。
当院のまとめ照射では、大きく目立つものだけではなく、普通に見ただけでは気づきにくい小さな病変も、確認できるものはできるだけ丁寧に治療しています。
かさぶたが取れるまでは1〜2週間ほど
治療後は、照射した部分に細かなかさぶたができます。
首の場合、多くの方では1〜2週間程度で、かさぶたが自然に取れていきます。
もちろん、イボの大きさや厚み、治療した数、肌質などによって経過には個人差があります。
この期間は、できたかさぶたを無理にはがさないことが大切です。
当院では、治療した部分を乾燥や摩擦などの刺激から守るため、薄くワセリンを塗って保護しながら過ごしていただいています。
首は衣類の襟元などが触れやすい場所でもあるので、治療後しばらくは強く擦らないようにすることも大切です。
治療1か月後
治療1か月後の写真です。
かさぶたはすでに取れ、治療前にたくさんみられた細かなイボや凹凸はほとんどなくなっています。
レーザー治療後は、かさぶたが取れたあとに、照射した部分が一時的に茶色っぽくなる炎症後色素沈着(PIH)がみられることがあります。
特に首や身体では、顔と比べると炎症後色素沈着が長く残る場合もあります。
ただ、この症例では炎症後色素沈着がほとんど目立たないまま順調に経過し、治療1か月後の写真でも色むらはほとんど気にならない状態になっています。
もちろん、これはこの方の経過です。炎症後色素沈着の程度や改善までの期間には個人差があります。
首全体がすっきり、なめらかな印象に
今回は、目立つ大きなイボだけでなく、普通に見ただけでは気づきにくい小さなものや、突出した有茎性の病変、さらに老人性血管腫まで、治療対象となるものをできるだけ丁寧に治療しました。
その結果、治療前にたくさんあった細かな凹凸がほとんどなくんり、首全体がすっきり、なめらかな印象になりました。
首のイボは、一つひとつは小さくても、数が増えてくると見た目だけでなく、手で触れたときのプツプツ、ザラザラした感触が気になったり、衣類やアクセサリーに引っかかったりすることもあります。
この方にも治療後の変化を実感していただき、とても喜んでいただけました。
首には、見た目がよく似たさまざまな良性病変ができることがあります。
だからこそ、「全部同じイボ」とひとまとめにするのではなく、一つひとつ確認しながら、その病変に合わせて治療することが大切だと考えています。
「首に小さなイボがたくさんあって、どれが何なのか分からない」
「数が多すぎて治療できないのでは?」
という方も、まずは一度ご相談ください。
※レーザー治療後の経過には個人差があります。赤み、腫れ、ヒリヒリ感、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失、瘢痕などが生じる可能性があります。また、治療した病変とは別に、時間の経過とともに新しい脂漏性角化症やアクロコルドンなどが生じることがあります。
首の治療症例③
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経過画像
詳しい説明
首にたくさんみられる脂漏性角化症(いわゆる老人性イボ。以下、イボと表記します)の症例です。
この症例には、ちょっと特徴があります。
それは、首にできているイボとしては、大きめで厚みのあるものが比較的多いことです。
当院で日々たくさんの脂漏性角化症を診察していると、顔や体幹に比べて、首では比較的小さなイボがたくさんできているケースをよく見かけます。
もちろん個人差はありますが、この方のように大きく盛り上がったイボが首にいくつもみられるケースは、当院ではそれほど多くありません。
大きく厚みのあるイボは、少し慎重に治療します
脂漏性角化症のレーザー治療では、すべてのイボを同じように照射するわけではありません。
小さく薄いイボと、大きく厚みのあるイボでは、治療に必要な照射の程度も変わってきます。
一般的に、大きく厚みのある病変では、十分に治療するためにより深い部分まで処置が必要になることがあり、そのぶん治療後の赤みや炎症、炎症後色素沈着、瘢痕などのリスクも考慮する必要があります。
だからといって、単純に「強く、深く照射すればよい」というものでもありません。
病変をしっかり治療しながら、正常な皮膚へのダメージはできるだけ抑える。そのバランスを考えながら、一つひとつのイボの大きさや厚み、治療中の反応に合わせて照射することが大切です。
この方には、大きめのイボが多いことから、通常よりも赤みや色素沈着などが目立ったり、治療後の経過が長くなったりする可能性について、あらかじめ説明したうえで治療を行いました。
今回治療した範囲
今回は、あごのラインから鎖骨付近まで、治療直後の写真の白い点線で囲まれた範囲を「首イボ定額プラン」で治療しました。
写真を見ると、治療範囲より上のフェイスラインにも大きめのイボが残っていますが、こちらは今回の治療範囲には含まれていません。
このように治療範囲を決めておくと、治療後の写真でも「どこを治療して、どこを治療していないのか」が分かりやすくなります。
治療直後
治療直後の写真です。
大小さまざまな黒〜茶色の点が、首全体にたくさんみられます。
これらはレーザーを照射した部分です。
当院のまとめ照射では、大きく目立つイボだけではなく、普通に見ただけでは気づきにくいような、ごく小さなイボまで、確認できるものはできるだけ丁寧に照射しています。
そのため、治療前の写真よりも治療直後の写真を見たほうが、
「実際にはこんなにたくさんのイボがあったんだ」
と、その数の多さが分かることもあります。
かさぶたが取れたあとに、赤みとかゆみが出ました
この症例では、治療後1〜2週間ほどでかさぶたが取れていきました。
通常であれば、ここから少しずつ肌が落ち着いていく時期なのですが、今回はその後、首の側面を中心に赤みやかゆみといったかぶれの症状がみられました。
レーザー治療後の皮膚は、一時的にバリア機能が低下して刺激に敏感な状態になります。
普段なら特に問題にならない程度の刺激でも、治療後の肌には負担になることがあります。
特に首は、衣類の襟が触れたり、髪の毛が繰り返し当たったり、シャンプーやトリートメント、整髪料、カラー剤などが皮膚に触れたりと、日常生活の中でさまざまな刺激を受けやすい場所です。
そのため治療後は、肌が落ち着くまでできるだけ摩擦を避け、ヘアケア製品などが治療部位に残らないよう気をつけることも大切です。
その後、炎症後色素沈着が目立つように
今回はかぶれ(皮膚炎)による炎症が加わったことも影響した可能性があり、その後、治療した部分に炎症後色素沈着(PIH)が目立つようになりました。
炎症後色素沈着とは、レーザー治療などで皮膚に炎症が起きたあと、その部分が一時的に茶色っぽくなる色の変化です。
レーザー治療後にはある程度みられることがありますが、炎症が強かった場合には、色素沈着も濃くなったり長引いたりすることがあります。
また、首や身体の炎症後色素沈着は、顔に比べて改善に時間がかかることもあります。
治療4か月後
4か月後の写真です。
この時点ではイボによる凹凸はなくなっていますが、治療した部分にはまだ炎症後色素沈着がはっきりと残っています。
「4か月も経ったのに、まだ茶色い……」
と不安に感じるかもしれませんが、炎症後色素沈着は必ずしも短期間で消えるものではありません。
特に今回のように、治療後に皮膚炎を起こして炎症が強くなったケースでは、落ち着くまでに数か月以上かかることもあります。
この時期に大切なのは、焦って皮膚に強い刺激を加える治療(シミ取りレーザーなど)をするのではなく、肌の状態を確認しながら適切なケアを続けていくことです。
治療6か月後
そして治療6か月後です。
4か月後の写真と比べると、炎症後色素沈着はかなり薄くなり、ほとんど気にならない程度まで改善しています。
大きく盛り上がっていたイボや細かなイボによる凹凸もなくなり、首全体がすっきり、なめらかな印象になりました。
今回のような炎症後色素沈着は、時間の経過とともに徐々に薄くなっていくことが多いものですが、その程度や改善までの期間には個人差があります。
数か月でほとんど分からなくなる方もいれば、より長い期間をかけて少しずつ薄くなっていく方もいます。
「途中経過」だけで判断しないことが大切です
この症例では、治療後に皮膚炎を起こし、その影響もあって炎症後色素沈着が長く残りました。
4か月後の写真だけを見ると、
「色素沈着がかなり残っているけれど、大丈夫?」
と思われるかもしれません。
でも、そこからさらに時間をかけて肌は少しずつ落ち着き、6か月後には色素沈着もかなり目立たなくなりました。
レーザー治療は、かさぶたが取れた時点ですべての経過が終わるわけではありません。特に大きく厚みのあるイボをたくさん治療した場合や、途中で強い炎症が起こった場合には、肌が最終的に落ち着くまで数か月単位で経過をみることもあります。
今回は少し長い経過になりましたが、最終的には治療前にたくさんあったイボによる凹凸がほとんどなくなり、色素沈着も大きく改善しました。ご本人にも治療後の変化を喜んでいただけました。
この症例は、「治療後に色素沈着が出た=治療がうまくいかなかった」というわけではなく、その後どのように変化していくかを長い目でみることも大切だと分かる症例だと思います。
※レーザー治療後の経過には個人差があります。赤み、腫れ、ヒリヒリ感、かゆみ、かさぶた、皮膚炎、炎症後色素沈着、色素脱失、瘢痕などが生じる可能性があります。炎症後色素沈着の程度や改善までの期間にも個人差があり、すべての方がこの症例と同じ経過をたどるわけではありません。
CONCERNS WE CAN HELP WITH
当院がお役に立てるお悩み
当院のイボ治療が向いている方
当院では、次のようなご相談を多くいただいています。
イボの数が多い方や、小さく目立ちにくいイボが気になる方、これまでの治療で気になる部分が残っている方など、さまざまなお悩みに寄り添った治療を行っています。
一人ひとりのイボの種類や状態に合わせて丁寧に治療し、できるだけお肌への負担を抑えながら、自然できれいな仕上がりを目指します。
イボの数が多くても諦める必要はありません。数が多いことを理由に治療を断られた方や、保険診療で液体窒素治療を続けてもなかなか改善しない方も、当院にお任せください。
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保険診療では、診療時間や保険制度の制約があるため、一度にたくさんのイボを治療することは難しいのが現状です。
また、レーザー治療は保険適用外のため、「数が多いので早くきれいにしたい」というご希望には十分お応えできない場合があります。
当院では、イボの数が多いからという理由だけで治療をお断りすることは基本的にありません。長年イボ治療を続けてきましたので、一度に数百個、多い方では1,000個以上のイボでも、効率よくスピーディーに除去することができます。
「こんなにたくさんあるから無理かも…」と思われる場合でも、だいたいなんとかなりますので、まずはお気軽にご相談ください。
「小さいからまだいいかな…」「目立たないから治療しなくてもいいと言われた」「皮膚科で老化現象だから治療不要と言われた」~そんな方こそ、ぜひご相談ください。当院では、小さく目立ちにくいイボまで丁寧に見つけて治療することを得意としています。
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小さなイボや色が薄くて目立ちにくいイボも治療できます。
実は、このようなイボこそ大きく目立つ前に取るのがおすすめです。イボは大きくなるほど皮膚へのダメージも大きくなり、傷あとや色素沈着が残りやすくなります。
ただし、小さなイボは肉眼では見つけにくく、診断や除去には経験とノウハウが欠かせません。見た目だけでなく、触ったときのプツプツした手触りが気になるものも、十分に治療の対象になります。
当院では、こうした小さく目立ちにくいイボを、さまざまな方法を用いてできるだけ見つけ出し、皮膚へのダメージを最小限に抑えながら自然な仕上がりを目指しています。これは当院が最も得意としている治療のひとつです。
まだ目立たないイボは、いわば「イボ予備軍」です。今のうちに治療しておくことは、将来目立ってから治療する手間やダメージを減らす、「未来の治療の先取り」とも言えるでしょう。
他院で「イボ取り放題」の治療を受けたものの、イボやブツブツ感が残っている方、または「すぐに再発した」と感じている方、小さなイボも徹底的に除去する、当院のエリア治療プランで解決可能です!
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このようなお悩みで、ご来院されるケースはとても多いです。詳しく観察すると、肉眼では認識の難しい小さなイボをたくさん取り残していることが多いです。
「取り放題」という言葉は便利で、よく見かけますが、何をどこまで治療するのかが伝わりにくい表現でもあります。「取り放題」といっても、実際には時間や個数に制限が設けられていることがあります。制限がない場合でも、どこまで治療するかは施術する医師の判断によるため、患者様が気になっているすべてのイボが治療対象になるとは限りません。
極端に言えば、50個取っても、1,000個取っても、大きく目立つイボだけ取っても、「取り放題」と表現することはできます。
当院では、このような理由から「取り放題」という言葉はあえて使用していません。
当院のエリア治療プランでは、できるだけ小さなイボまで見つけ出し、可能な限り取り残しを少なくすることを大切にしています。
患者様が気になっているイボをできる限り減らし、「治療してよかった」と感じていただけることを目標に治療しています。
他院でイボ治療を受けたものの、傷跡や色素沈着が目立ってしまい、「別の方法で治療できないかな」とお考えの方もご相談ください。
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実は、同じイボ治療でも治療方法はさまざまで、同じ炭酸ガスレーザーを使用していても、照射方法や治療の考え方によって仕上がりは大きく変わります。
炭酸ガスレーザーは、使い方次第で皮膚へのダメージが大きく変わり、その違いが傷跡や色素沈着の出やすさにも影響します。
当院では、イボをできるだけ確実に除去しながら、皮膚へのダメージはできる限り抑え、きれいな仕上がりを目指して治療を行っています。
ハサミで治療したけれど、まだイボが残っている方
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最近、このようなご相談をいただくことが増えています。
ハサミによる治療は、レーザーと違って熱によるダメージがないため、根元からきれいに切除できれば、とても優れた治療法です。当院でも、イボの種類や状態によっては積極的に取り入れています。
ただし、実際にはハサミのみで対応できるイボはかなり限られています。 特に最も多い脂漏性角化症では、病変が皮膚の中にも入り込んでいることが多く、ハサミだけで完全に除去するのは難しいケースがほとんどです。
そのため、「ハサミで取ったのにまだ残っている」「ブツブツした手触りが改善しない」ということも起こり得ます。
イボにはさまざまな種類や形があり、一つの方法ですべてに対応できるわけではありません。 大切なのは、それぞれのイボに合わせて最適な治療方法を選ぶことです。
「下腹部や鼠径部は治療できません」と言われた方からのご相談もよくあります。
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当院では、手指・足裏・陰部(※)以外は、基本的には部位を問わず治療していますので、他院で断られた場合でも対応できることが少なくありません。まずはお気軽にご相談ください。
なお、男性の陰部付近の治療については、男性看護師が在籍していないため、お受けしておりません。ご理解のほどお願いいたします。
※手足の指、足の裏、陰部にできたウイルス性イボ(疣贅)は、まず一般皮膚科での保険診療(液体窒素療法)をおすすめしています。また、難治性のウイルス性イボでは別の種類のレーザーを併用することがあり、現在、当院ではその治療には対応していません。
まぶたにイボがたくさんあり、他院で治療は難しいと言われた方
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当院では、まぶたのイボ治療も数多く行っています。
まぶたは皮膚がとても薄く、すぐ近くにまつ毛や眼球もあるため、もっとも慎重な照射が求められる部位です。
まつ毛の生え際にできたものや、眼球に近すぎる部位では、安全面を考慮して治療をお受けできない場合がありますが、多くは治療可能です。
眼球を保護する専用のレーザー用アイガード(コンタクトシェル)を装着して、安全に治療を行います。
OUR TREATMENT FEATURES
当院のイボ治療の特徴
当院では、イボをきれいに治すために、診断から治療後のケアまで、一つひとつの過程を大切にしています。
まずはダーモスコープを用いて丁寧に診察し、イボの種類や状態に合った治療をご提案します。
治療前には、メリットだけでなく注意点もしっかりご説明し、安心・納得して治療を受けていただけることを大切にしています。
レーザー治療では、小さく目立ちにくいイボまで丁寧に見つけ、できるだけお肌への負担を抑えながら、自然できれいな仕上がりを目指します。
そして治療後も、きれいに治すためのアフターケアをしっかりサポートします。
「定額プラン」「エリア治療プラン」をご用意
定額プラン・エリア治療プランは、イボが多い方でも「できれば全部取りたい」というご希望に対応するための料金システムです。
治療エリアを設定し、そのエリア内であれば、イボの個数にかかわらず定額で治療でき、確認できるものは一度に何百個でも可能な限り除去します。
一般的な「1個〇〇円」という料金設定では、一見安く感じますが、数が多い場合、治療費が驚くほど高額になり、全体的な治療を諦めざるを得ないことがあります。
当院では、イボの個数が多い方にも治療をご検討いただきやすいよう、定額プラン・エリア治療プランをご用意しています。
イボが多数ある場合は、目立つものを数個だけ取っても全体の印象を大きく改善することはできません。細かなものまでまとめて治療したほうが、圧倒的に満足度が高くなります。
そのため当院では、イボが多い方には、目立つものだけを選んで治療するのではなく、できるだけまとめて治療することをおすすめしています。
定額プラン・エリア治療プランは、最初に料金だけを見ると高く感じられるかもしれません。しかし、イボの数が多い方では、1個ずつ治療する場合と比べて、1個あたりの治療費を大幅に抑えながら、多数のイボをまとめて治療できることが大きなメリットです。
たとえば、「首前面」の定額治療プランは99,000円(税込108,900円)です。一方、通常の炭酸ガスレーザー治療は、1個につき長径1mmあたり2,500円~となっています。
つまり、1mm程度の小さなイボ数十個分の料金で、治療エリア内に確認できる多数のイボをまとめて治療できるという考え方のプランです。
「数が多いから、全部取るのは難しい」とあきらめるのではなく、できるだけ取り残しを減らし、治療したエリア全体をすっきりきれいにしたい。
定額プラン・エリア治療プランは、そんな方に特におすすめしている治療プランです。
「目立つものだけ取る」は実は少し苦手です
もちろん、「このイボだけ取りたい」というご希望にも対応しています。10個以内であれば、患者様に治療するイボを指定していただくことが可能です。
ただ、エリアを決めて「目立つものだけ取ってほしい」というご希望は、実は少し苦手です。なぜなら、私には小さなイボまで全部目立って見えてしまうからです。
しかも、「これは今なら最小限のダメージできれいに取れる」と思う小さなイボを見つけても、そのまま残すことに少し抵抗があります。
また、どのイボを治療するかをひとつひとつ確認していくより、お任せいただいてまとめて治療した方が、結果的に早く、効率よく、よりきれいに仕上がることも少なくありません。
小さいイボほど、ダメージを少なく治療できる絶好のタイミングです。
だから私は、「見えるものは今のうちに取ってしまいたい!」と思ってしまいます。
ご希望に合わせて治療します
とはいえ、治療に対するご希望は患者様それぞれです。
「目立つものだけ取りたい」「できるだけ全部きれいにしたい」など、ご希望に合わせた方法をご提案し、その条件の中で最善を尽くします!
大切にしていること
| 診察について | 治療前の説明について |
| レーザー治療について | アフターケアについて |
①診察について
診断が何より大切です
イボ治療では、まず何よりも大切なのが正確な診断です。
イボにはさまざまな種類があり、種類によって適した治療法やレーザーの照射方法、治療後の経過、再発しやすさまで大きく異なります。そのため、診断が適切でなければ、十分な治療効果を期待できません。
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例えば、「他院で何度治療してもまた出てくるので診てほしい」と受診された患者様をダーモスコープで詳しく観察すると、実際には皮脂腺増殖症だった、ということも珍しくありません。
皮脂腺増殖症を脂漏性角化症と思って治療しても、なかなか改善しないのは当然です。病変が存在する深さが全く違うので、異なるアプローチが必要です。種類が違えば、治療方法も変わります。
また、「ウイルス性イボ」と診断され、自然に治るのを待っていたり、ヨクイニンを処方されていたりする方でも、当院でダーモスコープを使って詳しく診察すると、実際には脂漏性角化症だったというケースをよく経験します。
脂漏性角化症は、ウイルス性イボのように自然治癒を期待できる病変ではなく、ヨクイニンの有効性も認められていません。そのため、診断が違っていると、なかなか改善しないまま時間だけが過ぎてしまうことがあります。
顔や体幹部にイボがたくさんあり、「ウイルス性イボ」と言われて治療を続けているけれど、なかなか良くならないという方は、一度ご相談ください。
ダーモスコープを用いて、イボの種類を丁寧に確認し、適切な治療をご提案できる場合があります。
※脂漏性角化症も、ごく稀に扁平苔癬様角化症(Lichen planus like keratosis:LPLK)と呼ばれる炎症性変化を経て自然に退縮・消失することがあります。
当院では全例ダーモスコープで診断します
当院では、イボの種類を見極めることはもちろん、悪い病変ではないことを確認するためにも、すべての患者様にダーモスコープを使用して診察しています。
ダーモスコープとして【3Gen社製DL3、DL4】を用い、肉眼での注意深い観察とあわせて、イボをできるだけ正確に観察・診断しています。
ダーモスコープは万能ではなく、100%診断できるわけではありません。しかし、肉眼だけで診断する場合と比べると、診断の精度は大きく向上します。
そのため、多くの場合はイボの種類がある程度確定しますので、適切な治療方法や、治療後にどのような経過が予想されるのかまでを治療前にお伝えすることができます。
悪性ではないことを確認することも重要です
イボのように見えても、まれに皮膚がんなどの悪性疾患が隠れていることがあります。
そのため、「これは良性のイボである」と確認することも、診断の大切な役割です。
もちろん、その可能性は決して高くありませんが、少しでも悪性が疑われる場合は、速やかにエキスパートがいる専門医療機関をご紹介します。
また、治療前に全身のイボやホクロについて、良性のものかどうか一度きちんと確認しておきたいというご希望がある場合には、専門医をご紹介することも可能です。
幸い、これまで私が悪性を疑ってご紹介した患者様は、結果的に皆さん良性でした。
②治療前の説明について
説明も治療の一部だと考えています
インフォームドコンセント(説明と同意)は、治療の大切な一部です。
良いことだけをお伝えするのは、本当の意味でプロフェッショナルな医療とは言えないと考えています。
メリットだけでなく、デメリットや限界についても率直にお伝えすることを大切にしています。
患者様が十分に納得したうえで治療を受けていただくことが、一番大切だと考えています。
説明を聞いたうえで治療を受けるかどうかを決めるのは、患者様ご自身です。
そのため、「治療するかどうか」の判断に必要となる情報を、できるだけ分かりやすくお伝えすることも、医師の大切な役割だと考えています。
ですので、少し長く感じるかもしれませんが、説明にはぜひお付き合いください。
また、ご質問にはできる限りお答えします。
疑問や不安を残したまま治療を受けるのはよくないので、気になることがあれば遠慮なく何でも聞いてください!
③レーザー治療について
痛みの少ない治療
炭酸ガスレーザーは比較的強いエネルギーを用いるため、麻酔をせずに照射すると痛みを伴います。そのため当院では、できるだけ痛みを抑え、安心して治療を受けていただけるよう、麻酔の方法にも工夫を重ねています。
主にクリーム麻酔を使用しますが、クリーム麻酔は、ただ塗るだけで一様に同じ効果が得られるものではありません。塗布の仕方や麻酔を効かせる時間などによって、治療時の痛みには差が出ます。
当院では長年の治療経験をもとに、「どのように麻酔を行えば、できるだけ痛みを少なくできるか」という点にもこだわっています。
適切に麻酔を行うことで、治療時の痛みはかなり軽減することができ、実際に「思っていたより楽だった」とおっしゃる方も少なくありません。
イボを見つけることが、治療の第一歩です
イボ治療は、イボを見つけて、そこへ正確にレーザーを照射する治療です。
当たり前のことですが、見つけられないイボは治療することができずに、取り残しとなってしまいます。
大きくて色の濃いイボは、誰が見ても分かります。
本当に大切なのは、色が薄いもの、わずかに盛り上がっているもの、普通に見ただけでは気づきにくい小さなイボをどれだけ見つけられるかです。
実は、このようなイボはルーペで拡大すれば見える、という単純なものではありません。照明の種類や当て方、見る角度など、さまざまな工夫をしながら丁寧に探します。
見つけにくいイボを見つける力は、一朝一夕に身につくものではありません。長年、数え切れないほど多くのイボを診療・治療してきた経験があるからこそ見つけられる、わずかな変化があるのです。
「普通では見つけにくいイボのできはじめまで探して治療すること」こそ、当院のイボ治療の最大の特徴だと考えています。
小さいうちに治療することが、きれいな仕上がりにつながり、再発も防ぎます
当院が大切にしているのは、最終的にきれいなお肌に仕上げることです。
イボは大きく、深くなるほど除去に必要なダメージも大きくなり、色素沈着や傷跡が残りやすくなります。
だからこそ、「大きく目立ってから取る」のではなく、「目立つ前に見つけて取る」ことにこだわっています。
まだほとんど目立たない「イボのできはじめ」の段階で見つけて治療できれば、より少ないダメージで、きれいに治せる可能性が高くなります。
肉眼では見ることの難しい極小サイズの「イボのできはじめ」は、いわば「イボ予備軍」です。
今のうちに治療しておけば、より少ないダメージできれいに治療できるだけでなく、将来大きくなって目立ってくるイボを減らすことにもつながり、長期間きれいな状態を保ちやすくなります。
まさに「未来の治療の先取り」と言えるでしょう。
小さなイボまで除去すると、肌の手触りがツルツルになります
目立つイボだけを取っても、小さなイボが残っていれば、触ったときのザラザラ・プツプツした不快な手触りは改善しません。小さなイボも残さず取ることで、ツルツル肌を実現します。
レーザー照射
当院のレーザー治療で最も大切にしているのは、単に「イボを取ること」ではなく、「きれいに治すこと」です。
イボがなくなっても、傷あとや色素沈着、皮膚の凹みが目立ってしまっては、本当に満足できる治療とは言えません。
当院では、
この3つを同時に実現できるよう、一つひとつのイボを丁寧に見極めながら照射しています。
レーザーは優れた治療機器ですが、最終的な仕上がりを決めるのは、どこまで照射し、どこで止めるかという施術者の判断です。
そのため当院では、「最小限のダメージで最大限きれいに仕上げること」を目標に、一つひとつのイボに合わせて照射方法を細かく調整しています。
「イボが取れた」だけでは十分ではありません
イボ治療で本当に目指したいのは、「イボが取れること」だけではありません。
理想は、イボをしっかり取り切り、再発せず、傷あとや色素沈着もほとんど目立たない、まるで何もなかったような自然できれいな肌です。
例えばホクロ治療でよくあるように、「取れたと思ったら傷跡がクレーターのように凹み、さらにホクロまで再発してしまった…」という状態では、とても満足とは言えませんよね。
イボが取れても、治療前より傷あとや色素沈着のほうが目立ってしまっては、治療の満足度は大きく下がってしまいます。
そのため治療では、できるだけ肌へのダメージを抑えながら、1回でイボを残さず取り切ることを目標にしています。
ただ、このバランスがとても難しいところです。
取り残しを防ぐことだけを考えれば、深めにしっかり照射すれば済みます。しかし、それでは必要以上に肌へダメージを与え、凹みや傷あとが残りやすくなります。
反対に、肌への負担を優先しすぎると、イボの組織が残ってしまい、再発につながる可能性があります。
つまり、「しっかり取り切ること」と「きれいに治すこと」のギリギリのバランスを見極めることが、治療技術の腕の見せどころなのです。
レーザーはあくまでも道具です
レーザーはあくまでも治療に使う道具であって、自動で最適な治療をしてくれるわけではありません。
例えば、私が大谷選手のバットを使ってもホームランは打てませんよね。バットがホームランを打ってくれるわけではないからです。一方で、大谷選手なら、たいていのバットでもホームランを打てるでしょう。
レーザーも同じです。
スキャナー付きレーザーは照射する深さを一定に保つことはできますが、イボを自動で見つけたり、イボの深さを判断して照射を調整してくれたりするわけではありません。
どんな機器を使っても、最終的な仕上がりは施術者の技術や経験によって大きく変わります。
実際、イボの深さは一定ではなく、一つひとつ異なります。
そのため当院では、照射中にイボが見せるさまざまな反応を注意深く観察しながら、肌への熱ダメージにも配慮して、照射角度・距離・時間・間隔などを細かく調整し、一つひとつ丁寧かつスピーディーに治療を進めています。
当院では、20年以上の炭酸ガスレーザー治療経験と、形成外科・美容外科・血管外科などで培った繊細な手術手技を生かし、最小限のダメージでイボを除去することを目指しています。
「取り切れなければ、また治療しましょう」という前提ではなく、なるべく1回の治療でしっかり除去することを目標に、妥協せず治療を行っています。
「どこで止めるか」が仕上がりを左右します
ちなみに、イボ治療では、病変を完全に焼き切ることが、必ずしも良い治療とは限りません。
病変を適切な深さまで治療したら、あえてそれ以上は照射せず、レーザーで生じる熱が周囲へ伝わる作用も利用して仕上げます。
こうすることで、周囲や深部の正常な皮膚組織への熱ダメージを最小限に抑えることができます。
必要以上に深く熱ダメージを与えると、傷あとや炎症後色素沈着、皮膚の凹みなどの原因になることがあるためです。
美味しいステーキを焼くときに、火を止めたあと余熱でちょうど良い焼き加減に仕上げるのと同じように、レーザー治療でも「どこで止めるか」は、医師の経験と技術が最も表れるポイントの一つだと考えています。
「最後まで焼く技術」ではなく、「最もきれいに治るところで止める技術」。
これが、当院の炭酸ガスレーザー治療で最も大切にしている考え方です。
他院で治療された患者さんも数多く診ています
私のやり方が唯一の正解とは思っていませんが、職人として細かな部分までこだわり、少しでも良い仕上がりになるよう日々工夫を重ねています。
また当院には、「他院で治療を受けたけれど、仕上がりに満足できず再治療を希望して来院された」という患者さんも多くいらっしゃいます。
そのため、さまざまなクリニックの治療結果を見る機会がありますが、「とてもきれいな仕上がりだな」と感心することもあれば、残念ながら「どうしてこのような状態になってしまったのだろう…」と感じるケースに出会うこともあります。
そうした多くの経験も踏まえながら、イボをしっかり取り切ることと、できるだけきれいな仕上がりを両立できるよう、常に最善を目指して治療を行っています。
当院が目指すイボ治療
イボ治療は、イボを見つけてレーザーを照射し、イボの組織を取り除くという、とてもシンプルな治療です。
しかし、「イボにレーザーを当てれば終わり」というものではありません。
当院では、
この3つを大切にしながら、一つひとつのイボと向き合っています。
「最小限のダメージで最大限きれいに仕上げること」。
それが、当院の炭酸ガスレーザー治療で最も大切にしているこだわりです。
清潔な治療環境
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炭酸ガスレーザー治療では、組織の蒸散や出血を伴うことがあるため、衛生管理に十分配慮した治療環境を整えることが大切です。 当院では、安心して治療を受けていただけるよう、治療器具の管理や治療環境の清潔保持にも力を入れています。
レーザー治療中に汚染される可能性のあるハンドピースの先端部は、予備を十分に用意し、必要に応じて交換・滅菌を行っています。
また、レーザー照射によって発生する煙(サージカルスモーク)が治療室内に広がるのをできるだけ防ぐため、レーザー先端部に専用の吸引装置を装着し、発生源の近くで吸引しています。吸引した煙は、装置内の専用フィルターを通して処理されます。
こうした対策により、治療室内への煙の拡散や、レーザー治療特有の焦げたようなにおいもできるだけ抑え、清潔で快適な治療環境づくりに努めています。
アフターケアについて
イボ治療では、レーザー照射だけでなく、治療後の過ごし方も仕上がりを大きく左右します。
傷は、経過中に受けるダメージが少なく、できるだけ早くきれいに治るほど、傷跡や色素沈着も目立ちにくくなります。
当院では、レーザー照射によるダメージをできるだけ少なくするよう工夫していますが、その後のアフターケアで余計な刺激が加わると、きれいな仕上がりになりにくくなることがあります。
アフターケアで大切なのは、
この2つです。
とにかく「こすらない」
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治療後のお肌は、一時的にバリア機能が低下し、とても敏感な状態になっています。
そのため、不必要に触ったり、気になって何度もさすったりすることは避けてください。
特に色素沈着が出てくると、気になって無意識に触ってしまう方が少なくありません。
本当に、なるべく触らないことが大切です。
洗顔はやさしく行い、タオルで拭くときもゴシゴシこすらず、軽く押さえるように水分を取ってください。
外用薬を塗るときも、擦り込むのではなく、少量をやさしくのせるようなイメージがおすすめです。
かぶれにも注意しましょう
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治療後のお肌は、普段よりかぶれを起こしやすい状態です。
これまで問題なく使えていた化粧水や乳液などでも、刺激となってしまうことがあります。
そのため、治療後は肌に触れる基礎化粧品や日焼け止めなども、できるだけ低刺激のものを選び、様子を見ながら使用することをおすすめしています。
紫外線対策も大切です
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紫外線は炎症後色素沈着を悪化させたり、長引かせたりする原因になります。
治療後は日焼けをできるだけ避け、日焼け止めや帽子などで紫外線対策を心がけてください。
当院では美白外用薬をおすすめしています
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色素沈着の予防にはさまざまな考え方がありますが、当院では、刺激の少ない美白外用薬を約3か月使用していただくことをおすすめしています。
これまでの経験では、当院の治療方法では、美白外用薬を併用した方が色素沈着が起こりにくく、起きた場合でも早く改善する印象があります。
レーザー治療は、治療当日で終わりではありません。
治療後のお肌を大切に扱うことも、きれいな仕上がりにつながる治療の一部だと考えています。
「レーザー治療の仕上がりは、治療50%・アフターケア50%と言っても過言ではありません。」
COST & PAIN
気になる費用と痛みについて
脂漏性角化症の治療をご検討中の方から、特に多くいただくお問い合わせである「費用」と「痛み」についてまとめています。長い説明は、各見出しを開いてご確認いただけます。
当院では、患者様のご希望やイボの状態に合わせて、少数を治療する方法と、広い範囲をまとめて治療する方法をご用意しています。
料金は、イボの数だけでなく、治療範囲や大きさ、難易度、必要な時間などを丁寧に確認したうえで事前にご案内します。
大切にしているのは、単に「安く取ること」ではなく、できるだけ小さなイボまで丁寧に治療し、きれいなお肌を目指すことです。
また、治療時の痛みをできるだけ軽くするため、主にクリーム麻酔を使用し、多くの方が「思っていたより楽だった」と感じられています。
治療後の痛みも多くの場合は短時間で落ち着き、日常生活への影響は少ないです。
費用も痛みも、治療前に分かりやすくご説明し、安心して納得したうえで治療を受けていただけることを大切にしています。
少数のイボ
個数単位の治療
長径1mmあたり2,500円(税抜)
例:3mmの場合は7,500円。1回10個までです。
※イボの種類が脂漏性角化症・ウイルス性イボの場合
多数のイボ
エリア治療プラン
1回99,000~149,000円(税抜)が目安
数・大きさ・密度・範囲に応じて個別にお見積もりします。
※首イボ定額プラン
首前面 99,000円(税抜)
首のイボは、原則として1回の治療で可能な限りまとめて照射します。首前面の治療範囲は、顎のラインから鎖骨の上まで、左右は耳たぶから垂直に下ろしたラインの内側を目安としています。さらに広い範囲をご希望の場合は、診察のうえ別途お見積もりいたします。
COST
費用について
「治療には興味があるけれど、費用が気になる…」
多くの患者様が最初に気になるのは、やはり費用だと思います。
もちろん、「費用は気にしません!」という羨ましい方もたまにいらっしゃいますが(笑)、ほとんどの方にとっては大切なポイントです。
当院の治療費が高いのか安いのかは、人それぞれ価値観が違うので一概には言えません。
ただ一つ言えるのは、本当のコストパフォーマンスは、実際に治療を受けていただいて初めて実感していただけるということです。

+ 治療方法は2つあります
患者様のご希望に合わせて、当院では大きく2つの治療方法をご用意しています。
+ 気になるイボが少数の場合
「このイボだけ取りたい」
「数個だけ気になる」
という場合は、個数単位で治療を行います。
この場合は、
どのイボを治療するか確認⇒ ダーモスコープで診察 ⇒一つひとつ説明
を行うため、思っている以上に時間がかかります。
そのため、安全に十分な説明を行える範囲として、1回10個までとさせていただいています。
また、治療する個数が少なくても、診察、 準備 、麻酔 、アフターケア にかかる時間はほとんど変わりません。
そのため、後でご説明する定額プランやエリア治療プランと比べると、1個あたりの費用はやや割高になります。
料金自体は、他院と比べても一般的な相場だと思います。
最近では「激安」をうたうクリニックもありますが、
「実際に行ってみたら追加料金が重なって、気が付けば思ったより高くなっていた…」
という話もよく耳にします。
私はそういうやり方が好きではありません。
当院では、最初にご説明した料金以外に、あとから理由を付けて費用が増えていくようなことはありません。
+ イボがたくさんある方には「エリア治療プラン」がおすすめです
「できれば全部取りたい」
「細かいイボまできれいにしたい」
という方には、エリア治療プラン・首イボ定額プランをご用意しています。
これは、治療する範囲(エリア)を決め、その範囲にあるイボを、大きさや個数に関係なく、できる限り取り残しがないよう治療するプランです。
当院では、ほとんどの患者様がこちらを選ばれます。
+ なぜ、エリア治療プランがおすすめなの?
その理由は、とてもシンプルです。
当院で最も多く治療している脂漏性角化症は、ほとんどの場合、1個だけではなく、多数できています。
例えば、100個あるイボのうち1個だけ取っても、99個残ります。
見た目も手触りも、あまり変わりません。
でも、99個取れば、1個残っていたとしても、お肌の印象はまったく違います。
ツルツルした手触りも得られます。
だからこそ、ある程度数がある方には、エリア治療プランの方が満足度は圧倒的に高いと考えています。
さらに、1個あたりの治療費で考えると、こちらの方が圧倒的に割安になります。
+ 「取り放題」「打ち放題」と何が違うの?
患者様から、「他院で取り放題・打ち放題の治療を受けたことがあります。」
というお話を伺うことは少なくありません。
実際には、
すべて数えて見積もる方式(本当に数えられるの!?と思うこともあります)
など、クリニックによって名前も内容もさまざまです。
一見すると似たようなプランに見えますが、実際の治療内容は意外と大きく異なります。
+ 「取り放題」=「全部取る」という意味ではありません
「取り放題」という言葉を聞くと、「気になるイボを全部取ってもらえる」
というイメージを持たれる方も多いと思います。
しかし実際には、時間や個数などの条件が設定されていることもありますし、制限がない場合でも、どこまで治療するかは担当する医師の判断になります。
つまり、「取り放題」と書かれていても、患者様が気になっているイボをすべて治療する、という意味では必ずしもありません。
同じ「取り放題」でも、実際にどこまで治療するかという基準は、施術する医師により異なります。
極端に言えば、50個しか治療しなくても、1000個以上治療しても、どちらも同じ「取り放題」と表現することはできます。
だからこそ、「取り放題」という言葉だけでは、実際にどこまで治療してもらえるのかは分からないのです。
大切なのは「取り放題」という名前ではなく、実際にどこまで丁寧に治療するのか、その中身だと思います。
+ 一番違うのは「医師の考え方」だと思っています
同じレーザーを使っていても、結果は大きく変わります。
もちろん、経験や技術もあります。
でも、それ以上に大きいのは、医師がどんな肌をゴールとしているかではないでしょうか。
例えば、
さまざまな考え方があります。
どれも間違いではありません。医師によって考え方は違います。
こうした考え方によって、同じ「取り放題」でも治療内容や仕上がりは大きく変わります。
当院では、「取り放題」という表現は使用していません。
その理由は、患者様に誤解を与えやすい言葉だと考えているからです。
+ 当院が目指しているもの
私が目指しているのは、単に「イボが目立たない肌」ではありません。
目指しているのは、「イボのないツルツルのお肌」です。
普通には見えないような極小サイズのイボ、
色が薄くてほとんど分からないイボ、
手触りだけで存在が分かるようなイボ、
こうした小さなイボまで、できるだけ見つけて治療します。
その理由は、小さいうちに治療した方が、ダメージが少なく、きれいに治るからです。
小さいイボは、今この瞬間が一番ダメージが少なく取れるタイミングです。
さらに、将来大きくなって目立ってくる可能性のある”イボ予備軍”イボを早めに治療しておくことで、長い間イボで悩まなくて済む状態を目指しています。
私はこれを、「未来の治療の先取り」だと思っています。
もちろん、患者様が何を求めるかは人それぞれです。
「目立つものだけ取りたい」という方もいらっしゃいますし、
「細かいものまで全部きれいにしたい」という方もいらっしゃいます。
当院では、そのご希望に合わせて最適な方法をご提案します。
ただ、もし
「せっかく治療するなら、できるだけツルツルのお肌を目指したい。」
「小さなイボまできれいにして、長く快適に過ごしたい。」
というお考えでしたら、
当院の治療方針はきっとご満足いただけると思います。
+ エリア治療プランの費用について
「エリア治療プランはいくらですか?」
これは、とてもよくいただくご質問です。
ただ実は、一律の料金ではありません。
イボの数・大きさ・密度・治療する範囲(エリア)によって必要な治療量(時間・労力など)が大きく異なるため、その都度お見積もりしています。
もちろん、ご希望の治療範囲が狭い場合や、イボの数が少ない場合には、治療内容に応じて後料金を調節いたします。そのため、上記の表示料金よりお安くなる場合もあります。
※首イボ定額プランでは、規定の範囲内にあるイボを、個数や大きさに関わらず、目立つものからごく小さなものまで、できる限り1回でまとめて治療します。。
+ なぜ、1回で治療できる量を決めているの?
エリア治療プランでは、ただレーザーを当て続ければよいというものではありません。
良い結果を出すためには、
これらを最後まで維持することが何より大切です。
そのため、私自身が「ここまでが最高のパフォーマンスを維持できる限界」と考える範囲で、1回の治療量を決めています。
無理をして治療範囲を広げれば、集中力は必ず落ちます。
そうなると、取り残しが増えたり、必要以上にダメージを与えてしまったりと、患者様にとって良い結果にはつながりません。
私自身、かなり集中力と持久力には自信がありますが、それでも限界はあります。
だからこそ、「できる範囲だけを丁寧に治療する」ことを大切にしています。
実際に当院で治療を受けられた方なら、「ここまで細かく見ながら治療しているのか」と感じていただけると思います。
なお、これまで経験はありませんが、もし病変の範囲が私の限界を大きく超える場合や、一度に治療すると皮膚への負担が大きすぎると判断した場合には、安全を優先して治療をお断りすることがあります。
+ 麻酔代やお薬代について
麻酔代や治療後のお薬代は、治療費とは別途いただいています。
以前は「全部込み」の料金にしていた時期もありました。
しかし実際には、麻酔をほとんど使わない方、広範囲で多く必要な方、外用薬が少量で済む方、多めに必要な方 など、
患者様によって必要量に大きな差がありました。
その結果、「ほとんど使わない方が、多く使う方の分まで負担している」という不公平が生じてしまいました。私は、それが一番良くないと考えています。
そのため現在は、必要な分だけご負担いただくという方法にしています。
「麻酔代込み」「薬代込み」と書かれていると、お得に感じるかもしれません。
でも実際には、それらが無料ということはありません。
多くの場合は、あらかじめ最大使用量を想定して治療費に含めているだけです。
つまり、「込み」か「別」かは料金の表示方法の違いであり、考え方の違いでもあります。
+ 他院と料金を比較する意味はある?
複数のクリニックで見積もりを取り、比較される方もいらっしゃいます。
もちろん比較すること自体は悪いことではありません。
ただ、イボ治療に限っては、料金だけを比べてもあまり意味がないと思っています。
その理由は、同じような治療名でも、実際の治療内容が大きく違うことがあるからです。
例えば、
これらは医師によって大きく異なります。
つまり、
同じ「レーザー治療」でも、中身はまったく同じとは限らないのです。
実際に複数のクリニックで治療を受けた患者様ほど、その違いを実感されることが多いようです。
+ 「安い」「高い」より大切なこと
私は割引キャンペーンが嫌いなわけではありません。実は私自身も、お買い物では大好きです(笑)。
でも、医療は商品とは少し違います。
家電や日用品なら、新品であればどこで買っても基本的には同じ品質(=価値)です。
だから、安い方がお得です。同じ価値をより少ない対価で入手できるからです。 一方で治療は、人が行うサービスです。
同じ治療名でも、施術する人や考え方によって結果は変わります(=価値が異なる)。
つまり、
「価格」よりも、「目的を達成できるかどうか」が大切だと思っています。
どんなに安くても、
「思っていた結果にならなかった」
「結局もう一度治療することになった」
では、本当の意味で安いとは言えません。
実際に当院には、
他院で「取り放題」の治療を受けたあと、「まだたくさん残っているので診てほしい」という方が少なくありません。
もちろん、すべてがそうではありません。
ただ、クリニック選びは料金だけではなく、「どんな治療を目指しているのか」まで含めて考えていただきたいと思っています。
+ 当院の治療費について
当院の治療費が安いか高いか。
それは、患者様それぞれの価値観によると思います。
診察の時点で「安いですね。」と言われることは、それほど多くありません。
でも治療が終わったあとには、
「この内容なら安いですね。」
「ここまでやってもらえるとは思いませんでした。」
と言っていただくことは、本当に多くあります。
特に、他院でイボ治療を経験された方ほど、そのように感じてくださることが多い印象です。
私は、価格だけで選ばれる治療ではなく、
「受けてよかった」と思っていただける治療を提供したいと考えています。
そのために、一つひとつのイボを丁寧に見つけ、一つひとつの照射にこだわりながら、できる限りきれいな仕上がりを目指しています。
治療費は『イボを何個取るか』ではなく、『どれだけきれいな肌を目指せるか』に対していただくものだと考えています。
+ 費用はどのように決まるの?
当院の「エリア治療プラン」は、治療したい範囲(エリア)を決め、その範囲内にあるイボを個数に関係なく、できるだけ小さなものまで治療するプランです。
そのため、料金は「イボ○個でいくら」という決め方ではありません。
患者様がご希望されるエリアにあるイボの状態を診察し、治療に必要な時間や難易度をもとにお見積もりしています。
+ 1回で治療できる量には限りがあります
どれだけ頑張っても、1回で治療できる量には限界があります。
小さなイボを見つけ、一つひとつ丁寧に照射するには、高い集中力が必要だからです。
無理に範囲を広げると、治療の質が落ちてしまいます。
そのため、1回で治療しきれない範囲の場合は、エリアを分けてお見積もりしています。
例えば、
というように区切って、それぞれのエリアごとに料金を設定します。
顔であっても、数や大きさの状況によっては、分割治療になる場合があります(顔1/2など)。
首は概ね1回の治療で終わることが多いです。
1回の治療毎に費用は必要になります。
+ 料金が変わる主なポイント
料金は、単純にイボの数だけで決まるわけではありません。
「どれくらい時間をかけて、どれくらい難しい治療になるか」によって変わります。
主に次のような点を考慮しています。
① イボの数・大きさ・盛り上がり
一見すると、「数が多いほど高そう」と思われるかもしれません。
でも、実際はそう単純ではありません。
例えば、
1mmくらいの小さなイボがたくさんある場合は、テンポよく治療できるため、意外と短時間で終わることがあります。
一方、
大きく盛り上がったイボは、皮膚の深い部分まで病変があることが多く、最小限のダメージで取り切るために慎重な照射が必要になります。
そのため、数が少なくても時間がかかることがあります。
② イボの見つけやすさ
実は、イボを見つけることにも時間がかかります。
例えば、
は比較的見つけやすく、治療もスムーズです。
一方で、
ようなイボは、見つけるだけでも時間がかかります。
また、毛穴が鳥肌のように目立ちやすい肌質では、小さなイボとの見分けが難しく、より丁寧な観察が必要になることもあります。
③ 部位による治療の難しさ
同じイボでも、できている場所によって治療の難しさは大きく変わります。
主な違いは、
です。
例えば、
首・お腹
呼吸や血管の拍動によって、皮膚が常にわずかに動いています。
そのため、細かな照射にはより慎重さが必要になります。
肩・脇腹・鼠径部など
身体は平らではありません。
こうしたカーブの強い部位では、レーザーを最適な角度で当てにくく、照射に時間がかかることがあります。
顔
顔は特に繊細な部位です。
皮膚の厚みやイボの種類もさまざまで、部位によってレーザーの反応も異なります。
仕上がりを重視しながら照射条件を細かく調整していくため、他の部位より時間がかかることが多くなります。
+ 最後に
当院では、「何個だからいくら」という単純な料金設定ではなく、その方に必要な治療内容に応じてお見積もりしています。
料金は、イボの数だけではなく、治療に必要な時間や難易度を反映したものです。
できるだけ小さなイボまで見つけ、一つひとつ丁寧に治療することを大切にしているため、このような料金体系としています。
見積もりでは『イボの数』ではなく、『どれだけ時間をかけて丁寧に治療する必要があるか』を見ています。

PAIN
痛みについて
イボ治療をご検討中の方から、一番多くいただくご質問のひとつが「痛いですか?」です。
炭酸ガスレーザーは強いエネルギーを持つレーザーですので、麻酔をしなければ当然痛みがあります。
シミ取りレーザーなどでよく表現される「パチン、パチンとゴムではじかれるような瞬間的な痛み」とは少し違い、炭酸ガスレーザーは「チリチリ」「ジリジリ」とした持続的な痛みに近い感覚です。
ただ、当院ではほとんどの方に麻酔を行ってから治療しますので、必要以上に心配される必要はありません。
+ 当院では主にクリーム麻酔を使用します
当院では、ほとんどのイボ治療で麻酔クリームを使用しています。
麻酔クリームを治療部位に塗り、ラップで覆って一定時間待つだけですので、麻酔そのものの痛みはありません。
「クリームだけで本当に効くの?」と驚かれる方も多いのですが、きちんと効かせると、想像以上によく効きます。
実際に、
と言われることもあるくらいです。
もちろん個人差はありますが、多くの方は「思っていたより全然大丈夫でした。」という感想を話されます。
クリーム麻酔、偉大です。

+ なぜ注射の麻酔をあまり使わないの?
「注射の麻酔の方がしっかり効くのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、当院では巨大な病変など一部を除き、注射の麻酔を使うことはほとんどありません。
理由はいくつかあります。
まず、当院では一度に何百個ものイボを治療することも珍しくありません。そのすべてに注射をすると、何百回も針を刺すことになり、麻酔の注射の方がつらくなってしまう可能性があります。
また、麻酔薬を注射すると皮膚が膨らみ、イボの大きさや盛り上がり方が変わって見えてしまいます。当院では病変を細かく見ながら照射することを大切にしているため、この変化は治療精度に影響することがあります。
さらに、局所麻酔薬には一日に使用できる安全な最大量(極量)があります。クリームと注射を広範囲に併用すると、その量に配慮しなければならないことも理由の一つです。
+ 麻酔をしていても痛みを感じやすい部位
クリーム麻酔を使用していても、部位によっては少し痛みを感じやすいことがあります。
例えば、
などは皮膚が薄く、とても敏感な場所です。
特に目の周りは、眼球への安全性を考えてクリームを十分に塗れない部分があります。そのため、必要に応じて麻酔テープ(シール麻酔)を使用します。
それでも痛みが心配な方や、広範囲の治療で痛みに弱い方には、神経ブロック注射をご提案することもあります。
とはいえ、実際にはそこまで必要になる方は多くなく、ほとんどの方はクリーム麻酔だけで治療を受けられています。
身体では、
など、骨のすぐ上に皮膚がある部位は少し痛みを感じやすい傾向があります。
+ 治療後の痛みは?
治療直後は、ジンジンする痛みやヒリヒリした灼熱感を感じます。
ただ、この症状は30分〜1時間ほどでかなり楽になることがほとんどです。
治療直後は「この痛みがずっと続くのでは…」と心配される方もいますが、多くの場合は「あれ?もう痛くない。」というくらい早く落ち着きます。
その後は、
程度で、日常生活に支障が出ることはほとんどありません。
痛みは通常、治療当日がピークで、その後は少しずつ軽くなっていきます。
+ 痛みが途中で強くなってきたら…
治療後、いったん落ち着いた痛みが途中から強くなってきた場合は注意が必要です。
レーザー治療後のお肌は、浅いやけどと同じような状態で、皮膚のバリア機能が一時的に低下しています。
そのため、
などが起こると、炎症が強くなり、痛みが増すことがあります。
炎症は、赤みや色素沈着などに影響する可能性があります。
そのような場合は我慢せず、お早めにご相談ください。
TREATMENT DEVICES
当院で治療に使用する機器について
当院では、主に脂漏性角化症(老人性イボ)などの治療に炭酸ガスレーザーを使用しています。病変の大きさや形、色、部位などを丁寧に確認し、お肌への負担をできるだけ抑えながら、きれいに仕上げることを大切にしています。
炭酸ガスレーザーは、ごく小さなイボにもピンポイントで照射できるため、周囲の正常な皮膚への影響を抑えながら、細かな治療が可能です。
また、広い範囲や大きな病変にはスキャナ機能付きの機器、色素の濃い病変には色素に反応するQスイッチルビーレーザーなど、病変の状態に合わせて適した機器を使い分けています。
機器の性能だけに頼るのではなく、それぞれの特徴を生かしながら、一つひとつの病変に合わせた丁寧な治療を行っています。
| 機器選びの考え方 | 炭酸ガスレーザーを使う理由 | 各機器の特徴 |
「どのレーザーが一番いいですか?」というご質問をよくいただきます
患者様から、
「イボ治療はいろいろあるそうですが、どの方法が一番いいのですか?」
「どのレーザーが一番よく効くのですか?」
というご質問をよくいただきます。
確かにイボ治療には、
など、さまざまな治療法があります。
炭酸ガスレーザーだけを見ても、多くのメーカーからさまざまな機種が販売されており、「最新機種」「スキャナ付き」などの言葉を見ると、どれが一番良いのか気になるのも当然だと思います。
私の考えは、とてもシンプルです
私の答えはいつも同じです。
「目的を達成できるのであれば、方法は何でも構いません。」
「機器も、きちんとしたものであれば何でも大丈夫です。大切なのは使い方です。」
イボ治療の目的は、
イボをできるだけ完全に取り除き、できるだけきれいなお肌に仕上げること。
この目的が達成できるなら、どんな機器でも、どんな方法でも良いと思っています。
機械が治療してくれるわけではありません
美容医療には様々な治療があります。
中には、誰がやってもほぼ同じ結果になる治療もあります。
例えば、フラクショナルレーザーやケミカルピーリングなどは、マニュアル通りに正しく行えば、大きな差は出にくい治療です(マニュアル通りに正しく行えば、の話ですが・・・)。
もちろん丁寧さは必要ですが、
機械や薬剤が自動的に仕事をしてくれる部分が多くあります。
しかし、
イボ治療は全く違います。
イボ治療で使用する炭酸ガスレーザーは、「レーザーメス」とも呼ばれています。
つまり、レーザーそのものが治療してくれるわけではありません。
メスと同じように、医師が使って初めて治療になります。
照射するときには、
すべてを自分の手で調整しています。
つまり、同じ機械でも、使い方によって結果は大きく変わります。
美容師さんに「どのハサミなら一番きれいになりますか?」とは聞きませんよね。
ハサミが自動で髪型を作ってくれるわけではないからです。
カリスマ美容師さんなら100円ショップのハサミでも素敵な髪型にしてくれるでしょう。
逆に、私が30万円の高級シザーを持っても、おそらくトラ刈りになります(笑)。
レーザーも同じです。
機械が結果を作るのではなく、使う人が結果を作る。
私はそう考えています。
当院が主に炭酸ガスレーザーを使用する理由
脂漏性角化症の治療法として、アメリカ皮膚科学会(AAD)では、液体窒素による凍結療法、電気で焼く治療(電気外科)、掻爬(病変を削り取る方法)などが紹介されています。
当院では、短時間で多数の病変を治療でき、病変に合わせて治療する深さを細かく調整しやすく、周囲の皮膚へのダメージを抑えやすいことから、主に炭酸ガスレーザー(CO₂レーザー)をメインで使用しています。
私は長年、さまざまな方法を試してきました。
その結果、
私が目指す治療には炭酸ガスレーザーが最も合っている
という結論になりました。
もちろん、炭酸ガスレーザーだけが正解という意味ではありません。
医師によって、
はすべて違います。
その先生が最も良い結果を出せる方法が、その先生にとってのベストな治療だと思います。
私にとっては、それが炭酸ガスレーザーだったということです。
当院の炭酸ガスレーザーは3台あります
現在、当院には3台の炭酸ガスレーザーがあります。
シンプルな炭酸ガスレーザー(CO₂エスプリ)2台
スキャナ付き炭酸ガスレーザー(AcuPulse)1台
さらに、
Qスイッチルビーレーザーも備えています。
いずれも国内承認機器です。

私がシンプルな炭酸ガスレーザーを好む理由
【内容を読む】
私はシンプルな炭酸ガスレーザーが好きすぎて、気が付けば3台も購入していました(笑)。
初代は、本当にたくさんの患者様のイボ治療で活躍し、長年働き続けた末に引退しました(本当にお疲れ様!)。
現在使っているのは2代目と3代目です。
ハンドピースがコンパクトで軽く、長時間使っても疲れにくいこと、狭い場所でも自由な角度で照射できること、そして極小サイズのイボにも最小限のダメージで照射できること。
これらが私の治療スタイルに非常によく合っています。
同じ機種を何台も持つのは、故障したときの保険ではありません。
シンプルな炭酸ガスレーザーは、まず故障しませんし、実際に故障したことがありません。
実は、同じ機種でも出力のクセが少し違います。
勢いのある出力が欲しい場面もあれば、少しマイルドな出力の方が使いやすい場面もありますので、使い分けることがあるのです。
これが同じ機種を複数台所有する理由です。
スキャナ付きレーザーについて
【内容を読む】
もちろん、当院にはスキャナ付き炭酸ガスレーザーもあります。
ただ、現在の私のイボ治療では、大きく盛り上がった単発の病変を除いて、使う機会はそれほど多くありません。
実は、初めて「スキャナ付きレーザー」と聞いたとき、私はかなり期待しました。
「まさかイボを自動で見つけてくれるのでは?」
「イボの深さを測って、一番ちょうどいい深さまで自動で照射してくれるのでは?」
と、本気でワクワクしたのを覚えています(笑)。
でも実際のスキャナ機能は、そういうものではありませんでした。
スキャナが行っているのは、設定した範囲を一定の深さ・一定の条件で均一に照射することです。
これは非常に優れた機能なのですが、私が普段行っているイボ治療とは少し考え方が異なります。
というのも、イボは一つひとつ深さが違います。
さらに、同じイボの中でも病変の底面は平らではなく、場所によって深さが変わります。レーザーに対する反応も、イボの種類や厚み、皮膚の状態によってさまざまです。
そのため、本当に最適な照射をしようとすると、イボごとに照射条件を細かく変える必要があります。
逆に、毎回同じ設定で照射すると、病変が残ってしまったり、必要以上に深く削ってしまったりする可能性があります。
もちろん設定をその都度変更することもできますが、それでは設定変更に時間がかかり、私の治療スタイルにはあまり合いませんでした。
また、私がイボ治療で最も大切にしている
この2つは、残念ながらスキャナが自動で行ってくれるわけではありません。
さらに、スキャナ付きのハンドピースは構造上どうしても大きく重くなります。
長時間にわたって極小サイズのイボを一つひとつ繊細に照射するには、私には少し扱いにくく感じます。
また、当院で所有しているスキャナ付きモデルは、広い範囲を効率よく照射できるため、大きな病変をスピーディーに治療できるという利点がある一方で、スキャナ機能を使用する際には、照射範囲を私が理想とするほど小さく設定できないため、ごく小さなイボをピンポイントで治療する用途には、必ずしも最適とは感じていません。
そのため当院では、大きめの病変を少数治療する場合などを除き、より細かな照射がしやすいシンプルなタイプを主に使用しています。
もちろん、これは機械が悪いという意味ではありません。
このレーザーを使って素晴らしい治療をされている先生もたくさんいらっしゃると思いますし、適した場面では非常に優れた機器です。
ただ、私が目指している「できるだけ小さなイボまで見つけ出し、一つひとつ最小限のダメージで取り切る」という治療には、シンプルな炭酸ガスレーザーの方が合っていました。
つまり、どちらが優れているかではなく、自分の治療スタイルにどちらが合っているかということです。

状況によってQスイッチルビーレーザーやハサミも使います
【内容を読む】
基本は炭酸ガスレーザーですが、イボの状況や種類によっては他の方法も使います。
例えば、平らで色素の濃い脂漏性角化症では、Qスイッチルビーレーザー(シミ取りレーザー)を使うことがあります。
このレーザーはメラニン色素に反応するため、色が濃く、盛り上がりの少ない病変に向いています。
このようなイボに対しては炭酸ガスレーザーよりQスイッチルビーレーザーの方が皮膚のダメージを少なく抑えることができます。
逆に、盛り上がりが強いものや色が薄いものでは十分な効果が得られにくく、適応は限られます。
また、本当のアクロコルドンのように皮膚からぶら下がっている病変では、ハサミで切除することもあります。
ただし、ハサミで治療できるのは、ごく一部の病変だけです。
脂漏性角化症のように皮膚の中へ入り込んでいる病変には適していません。
「最新機種」という言葉について
【内容を読む】
ホームページなどで、「最新レーザー」という言葉をよく見かけます。
でも正直に言うと、私自身はあまりその言葉を重視していません。
炭酸ガスレーザーには、フラクショナル照射などさまざまな機能があり、機器全体として進化していないわけではありません。
ただし、イボ治療に必要な機能に限ってみると、近年は大きな進化がほとんどみられないというのが私の印象です。
新しい機種が登場しても、後継モデルや部分的な改良が中心で、イボ治療の質を大きく変えるような革新的な新製品は、少なくとも私はしばらく目にしていません。
私という人間は職人として常に進化していますが!
レーザー機器の一般的な説明
炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザーは、水分に吸収される波長10,600nmのレーザーです。皮膚組織の水分に反応するため、色素の有無にかかわらず治療でき、イボをはじめとする良性の隆起性病変の蒸散・切除に適しています。また、非常に小さな照射径でピンポイントに治療できることも大きな特徴です。当院では、1mm未満の微小な病変も治療対象となるため、周囲の正常組織へのダメージをできるだけ抑えながら、病変だけを精密に治療できることを重視しています。さらに、治療時の出血が少ないこともメリットです。
スキャナ付き炭酸ガスレーザー
水分に反応して皮膚病変を蒸散する炭酸ガスレーザーに、自動で一定範囲を均一に照射するスキャナ機能を搭載した機器です。広い範囲や大きな病変を効率よく治療できることが特徴です。
Qスイッチルビーレーザー
メラニン色素に反応する性質を利用して、色素の濃い皮膚病変を選択的に破壊するレーザーです。正常な皮膚へのダメージが比較的少ないため、平らで色素の濃い病変の治療に適しています。主にシミ(日光性色素斑やADM、そばかすなど)やアザ(太田母斑や扁平母斑など)に使用されます。
イボの種類・特徴、見分け方~きれいに治りやすいもの・そうでもないもの
「イボ」にはさまざまな種類があります
「イボ」と聞くと、多くの方は「皮膚が盛り上がったできもの」を思い浮かべると思います。
しかし実際には、イボのように見える病変は1種類ではなく、さまざまな種類があり、それぞれ性質が異なります。
代表的なものには、脂漏性角化症(老人性イボ)、ホクロ、皮脂腺増殖症、稗粒腫、ウイルス性イボ (尋常性疣贅や扁平疣贅)、アクロコルドン(軟性線維腫・スキンタッグ)、汗管腫、線維性丘疹(血管線維腫)、水いぼ(伝染性軟属腫) などがあります。
見た目は似ていても、レーザーで治療しやすいもの、そうでないものがあり、治療後の仕上がりも病変の種類によって大きく異なります。
見た目をきれいにすることが目的の治療ですから、「取れるかどうか」だけでなく、「きれいに治るかどうか」がとても重要です。
その違いを大きく左右するのが、病変の深さです。皮膚の浅い部分にある病変ほど、少ないダメージで治療でき、きれいに治る可能性が高くなります。
当院では脂漏性角化症が圧倒的に多い印象です
イボのお悩みで当院を受診される方では、脂漏性角化症(老人性イボ)が圧倒的に多い印象です。
例えば、他院で首のイボをアクロコルドン(軟性線維腫)と診断されていても、ダーモスコープで詳しく観察すると有茎性脂漏性角化症であることが少なくありません。
また、「ウイルス性イボ(尋常性疣贅・扁平疣贅)」と診断され、長年ヨクイニンを服用されている方でも、実際には脂漏性角化症だったというケースをよく経験します。
逆に、当院に来られる患者様では、本当のアクロコルドンやウイルス性イボは、それほど多くないという印象です。
この項目では、代表的なイボの特徴を分かりやすくご紹介します。見分けるヒントになるのは、色や質感、手触り、できやすい部位や分布、年齢などです。もちろん見た目だけで確実に診断できるわけではありませんが、ご自身で種類を予想する際の参考になると思います。
REPRESENTATIVE TYPES
代表的なイボ・できもの
TYPE 02
ウイルス性イボ(尋常性疣贅:Common wart/Verruca vulgaris、扁平疣贅:Flat wart/Verruca plana)
はじめに、American Academy of Dermatology(米国皮膚科学会)などの医学的情報をもとに、ウイルス性イボについて一般的に知られている特徴をご紹介します。
尋常性疣贅は、HPV(ヒトパピローマウイルス)が皮膚の小さなキズから感染して生じる良性の皮膚病で、感染性があります。 手指、手背、膝などにできやすく、円形でざらついた隆起としてみられます。 通常は無症状ですが、圧迫や摩擦が加わる部位では痛みを伴うことがあります。 自然消退することもあるため、必ずしもすべての疣贅に治療が必要なわけではありません。 治療にはサリチル酸、液体窒素、電気外科、レーザーなどが用いられます。 成人で非常に多発する場合や難治性の場合には、背景に免疫機能の低下がないか考慮します。 扁平疣贅もHPVによる感染性のある良性の皮膚病で、小さく滑らかな丘疹が多数みられるのが特徴です。 小児では顔に多く、成人ではひげ剃りなどの剃毛部位に生じやすく、剃毛によって周囲に広がることがあります。 扁平疣贅も自然消退することがあり、症状や部位、数などを考慮して治療の必要性を判断します。
ここからは、当院で実際に多くのウイルス性イボを診療・治療してきた経験をもとに、その特徴についてご紹介します。
ウイルス性イボにはいくつか種類がありますが、最もよく見られるのは尋常性疣贅で、手足の指や足の裏によくできるタイプです。
このタイプは、一般皮膚科で行われる液体窒素療法(保険診療)が第一選択であり、多くの場合はそれで改善が期待できます。そのため、このタイプの治療では当院がお役に立てる場面はあまり多くありません。
一方、当院でご相談いただくことがあるのは、扁平疣贅(青年性扁平疣贅)です。
+ 詳しい特徴・治療について読む
顔に小さなイボがたくさんできるタイプで、液体窒素では治療に時間がかかりやすく、無理に治療すると色素沈着が目立ってしまうこともあります。
ただし、青年性扁平疣贅は名前のとおり子どもから若い世代に多く、免疫の働きで自然に治ることも少なくありません。 そのため、実際には当院で診る機会はそれほど多くありません。
当院に来院されるのは、
ヨクイニンを飲んでも改善しない
液体窒素治療を続けてもなかなか治らない
大人になっても治らない
自然に治る可能性は分かっていても、できるだけ早く治したい
という方がほとんどです。
実際には脂漏性角化症であることも少なくありません
皮膚科で「ウイルス性イボ(尋常性疣贅、扁平疣贅)」と診断され、ヨクイニンを処方されている方でも、当院でダーモスコープを使って詳しく診察すると、脂漏性角化症だったというケースをよく経験します。
そのため、当院では本当のウイルス性イボに出会う機会は、それほど多くないという印象です。
治療するかどうかは慎重に考えます
ウイルス性イボは感染症であり、自然治癒する可能性もあります。
一方で、再発することも珍しくありません。
そのため当院では、すぐに治療をおすすめするのではなく、自然に治る可能性や治療のメリット・デメリットも含めてご説明し、治療するかどうかを一緒に考えるようにしています。
幸い、これまでレーザー治療を受けられた患者様には、概ねご満足いただけています。
見た目の特徴
色は肌色よりやや白っぽいものや、うっすら赤みを帯びたものが多い印象です。
微妙に出血していることも多いです。
脂漏性角化症でも炎症を起こして赤くなることはありますが、その場合はたくさんあるイボの中の一部だけが赤くなることがほとんどです。
一方、ウイルス性イボは病変全体が赤みを帯びることが多く、ニキビと間違われることもあります。
また、赤みが強くなってきた場合は、免疫が働いて自然治癒に向かっているサインで、やがてかさぶたになって自然に取れることもあります。
触るとやや硬く、ガサガサした手触りが特徴です。感染する可能性があるため、なるべく触らないようにしましょう。
扁平疣贅は、盛り上がりが少なく、比較的平らに見えるものが多いのが特徴です。
一方、尋常性疣贅は、やや赤みがあり、表面がザラザラとしていることがあります。また、角のように細長く盛り上がる「糸状疣贅」と呼ばれるタイプもあります。
こうしたイボは、多数の脂漏性角化症(いわゆる加齢に伴うイボ)の中に混じっていることもあります。脂漏性角化症と比べると、茶色味が少なく、やや赤みが強いことや、盛り上がりが目立つことが、見分ける際の一つの手がかりになります。
できやすい部位
顔では比較的どこにでもできます。
脂漏性角化症では少ない鼻やあごにもよく見られます。
また、ウイルスが広がることで、線状に並んだり、まとまって集団でできたりすることも特徴です。
こんな方はご相談ください
大人になっても治らない
ヨクイニンや液体窒素治療で限界を感じている
自然治癒を待つより、できるだけ早く治したい
このような場合は、ぜひ一度ご相談ください。当院では、それぞれの状況に合わせて最適な治療方法をご提案し、できる限りきれいな仕上がりを目指します。
脂漏性角化症とウイルス性イボの比較
| イボの種類 | 脂漏性角化症 | ウイルス性イボ |
|---|---|---|
| 原因 | 良性腫瘍(原因不明) | ウイルス感染 |
| うつる | × | 〇 |
| 自然に治る | × | 〇(治ることがある) |
| ヨクイニン | 効果なし | 効果が期待できる場合がある |
| 多い部位 | 顔・首・体幹 | 手の指、足の指、足の裏・顔など |
※スマートフォンでは横にスクロールしてご覧いただけます。

ウイルス性イボは、脂漏性角化症に比べて病変がやや深くまで及んでいる印象で、その分、治療にもある程度の深さが必要になることがあります

ウイルス性イボにも、様々なバリエーションがあります。脂漏性角化症と比べると、盛り上がりが強く、より突出して見えるものが多い印象です
TYPE 03
アクロコルドン(軟性線維腫・スキンタッグ、Acrochordon、Skin tag)
はじめに、American Academy of Dermatology(米国皮膚科学会)などの医学的情報をもとに、アクロコルドンについて一般的に知られている特徴をご紹介します。
アクロコルドン(スキンタッグ・軟性線維腫)は、無害な良性の皮膚のできものです。 頸部、腋窩、眼瞼、鼠径部など、皮膚や衣服がこすれやすい摩擦部位によくみられます。 色は皮膚色、褐色、ピンク色などで、大きさや形には個人差があります。 皮膚から茎をもって、ぶら下がるようにできるものが多いのが特徴です。 肥満のある方、妊娠中の方、糖尿病のある方などにできやすく、遺伝的な要因も関係すると考えられています。 通常は無症状で、健康上の害はありません。 そのため、症状がなければ基本的に治療する必要はありません。 ただし、見た目が気になる場合や、衣服などにこすれて出血・痛みが生じる場合には治療を検討します。 治療には液体窒素による凍結療法、電気外科、ハサミなどによる剪除などがあります。
ここからは、当院で実際に多くのアクロコルドンを診療・治療してきた経験をもとに、その特徴についてご紹介します。
アクロコルドンは、首や脇の下、鼠径部など、日常的に擦れやすい部位によくみられる小さな突起です。一般的には「スキンタッグ」と呼ばれることもあります。
ほとんどは肌色で、摩擦などによって色素沈着を起こすと茶色く見えることもあります。また、引っ張ったり何度も触ったりすると赤く炎症を起こすことがあります。
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見た目の特徴
アクロコルドンは、やわらかく、ふにゃふにゃした手触りが特徴です。
皮膚から小さくぶら下がるように突出しており、指でつまめるような形をしています。
一方、脂漏性角化症はやや硬く、プツプツ・ザラザラした手触りで、皮膚の中にも病変が入り込んでいるため、触った感じも少し異なります。
首のイボは、実際には脂漏性角化症のことが多い印象です
「首のイボ=アクロコルドン」と思われている方や、そのように説明を受けた方も少なくありません。しかし、当院を受診される患者様では、実際には有茎性脂漏性角化症であることが多いという印象です。
ダーモスコープで観察すると、脂漏性角化症に特徴的な所見が確認できることが多く、アクロコルドンは脂漏性角化症がたくさんある中に少し混じっている程度、というケースがほとんどです。
見た目は似ていますが、治療方法は少し違います
「見た目が似ているなら、どちらでもいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、当院では治療方法を変えているため、この違いはとても重要だと思っています。 アクロコルドンは、皮膚の表面から柔らかく突出する病変で、脂漏性角化症のように皮膚の中まで入り込んでいるわけではありません。
そのため、突出した部分を切除したり、レーザーで根元を処理したりする、比較的浅い処置で治療できることが多く、皮膚の深い部分まで治療する必要はありません。
一方、脂漏性角化症は皮膚の中にも病変が入り込んでいる良性腫瘍です。
アクロコルドンと同じような方法で表面だけを治療すると、病変組織が残り、取り残しや再発の原因になることがあります。
だから診断が大切です
見た目がよく似ていても、病変の性質が違えば、最適な治療方法も変わります。
もちろん、ダーモスコープでも100%診断できるわけではなく、確定診断には病理検査が必要な場合もあります。それでも、肉眼だけで判断するより診断の精度は大きく向上します。
当院ではダーモスコープを用いて丁寧に診察し、それぞれの病変に適した治療方法を選択しています。

脂漏性角化症をアクロコルドンと同様の方法で取り除いた場合、表皮内に病変組織が残存し、再発の原因となることがあります

アクロコルドンと有茎性脂漏性角化症は、肉眼ではよく似ていますが、ダーモスコープで観察することで、両者の違いが分かることが多いです
TYPE 04
皮脂腺増殖症
はじめに、American Academy of Dermatology(米国皮膚科学会)などの医学的情報をもとに、脂漏性角化症について一般的に知られている特徴をご紹介します。
皮脂腺増殖症は、皮脂をつくる皮脂腺が大きくなって生じる良性の皮膚病変です。 主に中年以降の成人にみられ、特に顔面にできやすいのが特徴です。 小さな黄白色~皮膚色の丘疹としてみられ、表面は比較的滑らかです。 病変の中央に小さなくぼみがみられることがあります。 感染症ではないため、他人にうつることはありません。 通常は無症状で健康上の害はなく、基本的に治療は必要ありません。 見た目が気になる場合には、希望に応じて治療を検討します。 治療には電気外科、凍結療法、レーザー、光線力学療法(PDT)などがあります。 見た目が基底細胞癌と似ることがあるため、診断がはっきりしない場合には病理検査を行うことがあります。 急に大きくなる、出血するなどの変化がある場合には、皮膚科で診察を受けることが大切です。
ここからは、当院で実際に多くの脂漏性角化症を診療・治療してきた経験をもとに、その特徴についてご紹介します。
皮脂腺増殖症は、本来は小さい皮脂腺が大きくなり、皮膚を内側から押し上げることでできる良性のできものです。
比較的よく見られる病変で、脂漏性角化症の中にポツポツと混じっていることもあれば、皮脂腺増殖症だけが多数みられる方もいらっしゃいます。
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見た目の特徴
色はやや黄白色〜淡いピンク色をしていることが多く、よく見ると毛穴を囲むようなリング状(ドーナツ状)の膨らみに見えることがあります。
表面はツルッとしていて、脂漏性角化症のようなザラザラした質感はほとんどありません。
顔では比較的どの部位にもみられます。
脂漏性角化症より治療は少し難しくなります
皮脂腺はもともと真皮(皮膚の深い部分)にあるため、脂漏性角化症よりも深い部分まで慎重に治療する必要があり、再発なくきれいに治すには高度な技術が要求されます。
そのため、
治療後の赤みや色素沈着がやや長引きやすい
一時的に少し凹んで見えることがある
病変に色がないため、取り切れたかを判断しにくく、再発してくることがある
脂漏性角化症よりも一つひとつ慎重な治療が必要なため治療に時間がかかり、1回の治療で対応できる個数が少なくなる
など、脂漏性角化症と比べると少し不利な条件があります。 治療後の赤みや一時的な凹みが落ち着くまでにはある程度の時間がかかりますので、不安な方は、まずは数個を試験的に治療して経過をご確認いただいてから残りを治療する方法がおすすめです。
それでも治療する価値は十分あります
このように脂漏性角化症より治療の難易度は少し上がりますが、最終的には満足していただける結果になることが多い病変です。
病変の特徴を見極めながら、一つひとつ丁寧に治療することで、目立ちにくく自然な仕上がりを目指すことができます。
そのため、見た目や肌の凹凸が気になる場合は、十分に治療を検討する価値があると考えています。

脂漏性角化症と違い、皮脂腺増殖症は皮膚のより深い部分に病変があります。そのため、治療も脂漏性角化症より深い部分まで行う必要があります。

皮脂腺増殖症は、脂漏性角化症の中に混在していることが多いです。見た目には、中央がくぼみ、その周囲が盛り上がった「ドーナツ状」の形をしていることが特徴です
TYPE 05
鼻にできる赤みを帯びたイボ(線維性丘疹・Fibrous Papule・血管線維腫)
はじめに、鼻の線維性丘疹(血管線維腫)について一般的に知られている特徴をご紹介します。
鼻の線維性丘疹(血管線維腫)は、主に成人の鼻やその周囲にできる良性の皮膚病変です。 通常は数mm程度の小さなドーム状の丘疹としてみられます。 表面は滑らかで、色は皮膚色~ピンク色・赤色などです。 多くは単発で、長期間ほとんど大きさが変わらないことがあります。 通常は無症状で、健康上の害はありません。 感染症ではないため、他人にうつることはありません。 良性のため、診断が明らかで症状がなければ**基本的に治療は必要ありません。 見た目が気になる場合には、切除、電気外科、レーザーなどによる治療を検討します。 鼻にできる**基底細胞癌などと見た目が似ることがある**ため、診断がはっきりしない場合には病理検査を行うことがあります。 出血する、潰瘍になる、大きくなるなどの変化がある場合には、皮膚科で診察を受けることが大切です。
ここからは、当院で実際に多くの鼻の線維性丘疹(血管線維腫)を診療・治療してきた経験をもとに、その特徴についてご紹介します。
「鼻に小さく赤いイボがある」という場合、その多くは線維性丘疹(Fibrous Papule)です。
血管線維腫の一タイプと考えられており、鼻先や小鼻によく見られます。
ちなみに、私の鼻にもあります。
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見た目の特徴
少し赤みを帯びた、丸くドーム状に盛り上がったできものです。表面はツルッとした光沢があり、脂漏性角化症のようなザラザラ感はありません。
通常、痛みやかゆみはありません。
一見すると皮脂腺増殖症にも似ていますが、毛穴との位置関係やダーモスコープで観察した所見は明らかに異なります。
治療について
線維性丘疹は真皮(皮膚の深い部分)に存在するため、脂漏性角化症よりもやや深い病変です。
当院では炭酸ガスレーザーで治療しますが、鼻先は特に目立つ部位なので、仕上がりを重視して慎重に治療を行います。
深く削りすぎると凹みの原因になり、逆に浅すぎると病変が残って再び目立ってくることがあります。
そのため、「しっかり取り切ること」と「凹みを残さないこと」のバランスを見極めながら治療しています。
きれいに治ることが多いですが…
最終的にはきれいに改善することが多い病変ですが、凹みをできるだけ残さないことを優先するため、1回で無理に取り切らず、数回に分けて治療した方がきれいな仕上がりになることもあります。

脂漏性角化症と違い、線維性丘疹は皮膚のより深い部分に病変があります。そのため、治療も脂漏性角化症より深い部分まで行う必要があります。

鼻先にみられるイボ状の隆起の多くは、線維性丘疹です。脂漏性角化症と比べると、表面がつるっとしてなめらかで、やや赤みを帯びていることが多いのが特徴です。
TYPE 06
老人性血管腫(Cherry angioma)
はじめに、American Academy of Dermatology(米国皮膚科学会)などの医学的情報をもとに、老人性血管腫について一般的に知られている特徴をご紹介します。
老人性血管腫は、皮膚の細い血管が増えてできる良性の皮膚のできものです。 主に30歳以降にみられるようになり、年齢とともに数が増える傾向があります。 特に胸やお腹、背中などの体幹に多くみられます。 鮮やかな赤色~暗赤色の小さな丸いできものとして現れ、少し盛り上がることもあります。 大きさは数mm程度のものが多く、通常は無症状です。 良性の病変なので、健康上の害はありません。 そのため、症状がなければ基本的に治療する必要はありません。 見た目が気になる場合や、こすれて出血する場合などには治療を検討します。 治療には電気外科、レーザー、切除などがあります。
ここからは、当院で実際に多くの老人性血管腫を診療・治療してきた経験をもとに、その特徴についてご紹介します。
老人性血管腫は、毛細血管が増殖・拡張することでできる良性の血管性病変です。「赤いイボ」のように見えることがありますが、ウイルス性のイボではありません。名前に「老人性」とありますが、20代頃からみられることもあり、年齢とともに少しずつ増えてくることがよくあります。
また、同じように加齢とともに増える脂漏性角化症(老人性いぼ)と一緒にみられることも少なくありません。
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見た目の特徴
通常は数mm程度までの大きさで、鮮やかな赤色から暗赤色をした、表面がなめらかなできものです。平らなものもあれば、少し盛り上がっているものもあります。
痛みやかゆみなどの症状はほとんどありませんが、衣類やアクセサリーなどで擦れて出血することがあります。
治療について
健康上問題になることはほとんどありませんが、見た目が気になる場合や、繰り返し出血する場合には治療を検討します。
当院では、病変の大きさや状態に応じて炭酸ガスレーザーや光治療器(ノーリス)を用い、比較的短時間で治療を行っています。どちらの治療が適しているかは、診察のうえでご提案いたします。

老人性血管腫は、赤く盛り上がって見えることが多く、一般には「赤いイボ」として認識されることの多い病変です。

多発する脂漏性角化症を診察していると、その中に老人性血管腫が混在しているケースもしばしばみられます。
TYPE 07
ホクロ(色素性母斑、Melanocytic nevus)
はじめに、American Academy of Dermatology(米国皮膚科学会)などの医学的情報をもとに、色素性母斑(ほくろ)について一般的に知られている特徴をご紹介します。
色素性母斑(ほくろ)は、色素をつくる細胞が集まってできる一般的な良性の皮膚病変です。 ほとんどの成人にみられ、多くは小児期から思春期にかけて現れます。 色は褐色、黒色、ピンク色、皮膚色などさまざまです。 一般的なほくろは円形で、平らまたは少し盛り上がり、色が均一なのが特徴です。 体のどこにでもでき、通常は無症状で健康上の害はありません。 多くのほくろは良性のため、基本的に治療する必要はありません。 ただし、衣服に引っかかる、繰り返し出血する、見た目が気になる場合などには切除を検討します。 ほくろに似て見える皮膚がんとして、特に**悪性黒色腫(メラノーマ)**に注意が必要です。 形が左右非対称、境界が不規則、色がまだら、大きくなる、形や色が変化する場合には皮膚科で確認しましょう。 また、急に変化する、かゆい、出血する、新しいほくろが成人になってから現れた場合も皮膚科への受診が勧められます。
ここからは、当院で実際に多くの色素性母斑を診療・治療してきた経験をもとに、その特徴についてご紹介します。
皆さんが思い浮かべるホクロというと、
「子どもの頃からあって、黒く盛り上がっているもの」ではないでしょうか。
実際にはホクロにもさまざまな種類があり、
+ 詳しい特徴・治療について読む
シミのように平らで色が薄いもの
肌色でイボのように見えるもの
灰色や青みがかったもの
大きく盛り上がるもの
など、見た目はさまざまです。
また、子どもの頃からあるものだけでなく、多くのホクロは小児期から思春期にかけて現れ始め、20~30代頃まで少しずつ増えていきます。その後は新しくホクロができることは少なくなり、代わってシミや脂漏性角化症などが増えてくることが多いです。
脂漏性角化症と比べると、表面はツルッとしていることが多く、触ると弾力のある柔らかさがあります。太い毛が生えていることも珍しくありません。
脂漏性角化症は黄色味のある茶色に見えることが多いのに対して、ホクロはやや赤みのある茶色(赤茶色)に見えることが多いように感じます。
レーザーできれいに治るホクロもありますが、そうでないものもあります
ホクロは、病変の深さによって
比較的浅い層に限局するタイプ(junctional nevus)
真皮の深いところまで存在するタイプ(intradermal nevus)
などに分けられます。
この違いによって、レーザー治療の適応や仕上がりは大きく変わります。
表在性のホクロの中には、レーザーで比較的きれいに改善するものもあります。
しかし、真皮まで深く入り込んだホクロでは事情が異なります。
深いホクロはレーザーが最善とは限りません
深いホクロを炭酸ガスレーザーで完全に取り切ろうとすると、皮膚へのダメージも深くなります。
その結果、
凹んだ傷跡(陥没瘢痕)
ホクロの再発
が起こることがあります。
逆に、傷跡を残さないよう浅めに治療すると、母斑細胞が残り、再びホクロが出てくる可能性があります。
つまり、「傷跡を少なくすること」と「再発を防ぐこと」の両立が難しい病変なのです。
このようなホクロでは、生検パンチやメスによる切除(手術)の方が、一度できれいに治る可能性が高いことも少なくありません。
当院ではホクロ治療は行っていません
当院ではメスによる切除を行っていません。
そのため、ホクロの種類によっては、レーザー治療より切除術の方が適しているにもかかわらず、最適な治療をご提供できない場合があります。
患者様にとって最善の治療をご案内したいという考えから、現在はホクロ治療を目的とした受診はお受けしておりません。

脂漏性角化症と比べると、ホクロは皮膚のより深い部分まで病変が及んでいることが多いです。なかにはかなり深いものもあり、レーザー治療だけではきれいに取り切ることが難しい場合があります。

脂漏性角化症は、黄色味のある茶色で、やや硬い質感のものが多い一方、ホクロは赤みのある茶色で、触ると弾力がありやわらかく感じるものが多い印象です。
TYPE 08
汗管腫(かんかんしゅ、Syringoma)
はじめに、汗管腫について一般的に知られている特徴をご紹介します。
汗管腫は、汗を出す管(汗管)の細胞が増えてできる良性の皮膚のできものです。 主に目の周り、特に下まぶたにできやすく、左右に多数みられることがあります。 皮膚色~黄白色の小さな丘疹で、表面は比較的滑らかなのが特徴です。 思春期以降に目立つことが多く、女性に多くみられます。 感染症ではないため、他人にうつることはありません。 通常は無症状で、健康上の害はありません。 良性のため、症状がなければ基本的に治療する必要はありません。 見た目が気になる場合には、レーザー、電気外科、切除などによる治療を検討します。 治療後に再び目立ってくることがあり、瘢痕や色素変化が生じる可能性もあります。 ここからは、当院で実際に多くの汗管腫を診療・治療してきた経験をもとに、その特徴についてご紹介します。
汗管腫は、目の周り、特に目の下の内側(いわゆるクマのあたり)によくできる良性のできものです。
女性に多く、思春期頃から少しずつ目立ってくることが多く、ホルモンとの関係も示唆されていますが、はっきりとした原因は分かっていません。
+ 詳しい特徴・治療について読む
見た目の特徴
一つひとつは数ミリ以下と小さく、ポコッと大きく盛り上がるというより、わずかに膨らんでいる程度です。
表面はツルッとして光沢があり、色は肌色のことがほとんどです。
単発よりも左右対称に多数できることが多く、密集すると隣同士がつながって見えることもあります。
この左右対称に多発するという特徴は、他のイボとの見分けるポイントの一つです。
見た目以上に深い病変です
汗管腫は、真皮にある汗管へ分化した細胞が増殖する良性腫瘍です。
表面から見ると小さく浅そうに見えますが、実際には病変は意外と深く、小さな腫瘍が真皮内に散らばるように存在していることが少なくありません。
そのため、完全に取り切ることは決して簡単ではありません。
現在もさまざまな治療法が行われていますが、「これが一番」といえる治療法がまだ確立されていないことからも、治療の難しさが分かります。
当院での治療
当院では、炭酸ガスレーザーによる治療を行っています。
病変を確認しながら少しずつ治療を進められるため、取り残しとダメージのバランスを考えながら治療できる方法だと考えています。
汗管腫は深い病変なので、表面だけを削っても十分な効果は期待できません。
そのため、ある程度深い部分まで治療する必要があります。
「深く削る」と聞くと傷跡を心配される方も多いのですが、まぶたは皮膚の治りが非常に良い部位です。
実際には、最終的に凹みや目立つ傷跡になることは少なく、きれいに改善することが多い印象です。 ただ、汗管腫は比較的深い部分まで治療するため、治療後の赤みや一時的な凹みが落ち着くまでにはある程度の時間がかかります。経過が気になる方は、最初からすべてを治療するのではなく、まずは数個を試験的に治療し、仕上がりや経過をご確認いただいてから残りを治療する方法がおすすめです。
また、病変が密集している場合は、一度に広範囲を治療すると皮膚への負担が大きくなるため、数回に分けて治療した方がきれいに仕上がることもあります。
よく似た病変:エクリン汗嚢腫(Hidrocystoma)
汗管腫とよく似た病変に、エクリン汗嚢腫があります。
こちらは腫瘍ではなく、汗管が拡張して袋状になり、中に汗がたまった状態です。
見た目は数ミリの膨らみで汗管腫によく似ていますが、
少し青みがかった半透明に見える
光を当てると透けて見える
夏になると増えたり目立ったりする
といった特徴があります。
汗管腫のように腫瘍組織を取り切る必要はなく、当院では炭酸ガスレーザーで内容液を排出し、汗管に軽くダメージを与える程度で改善することが多いと考えています。
また、汗との関係が強いため、マイクロボトックス(スキンボトックス)が有効な場合もあります。

汗管腫は、一見すると表面的なできものに見えますが、病変の主体は皮膚のより深い部分(真皮)にあります。そのため、脂漏性角化症よりも深い部分まで治療する必要があります。

汗管腫は比較的特徴的な左右対称の分布をすることが多いです。表面はつるっとして光沢があり、色は肌色に近いものがほとんどです。
TYPE 09
稗粒腫(ひりゅうしゅ、Milia、Milium)
はじめに、稗粒腫について一般的に知られている特徴をご紹介します。
稗粒腫は、皮膚の浅い部分に角質がたまってできる良性の小さなできものです。 白色~黄白色の1~2mm程度の小さな粒としてみられます。 特に目の周り、まぶた、頬、鼻などの顔面によくみられます。 赤ちゃんから大人まで、どの年齢でもできることがあります。 通常は痛みやかゆみなどの症状はありません。 感染症ではないため、他人にうつることはありません。 健康上の害はなく、自然に消えることもあるため、基本的に治療は必要ありません。 見た目が気になる場合には、皮膚科で小さな穴を開けて内容物を取り出す処置などを行います。 無理につぶしたり針で取ったりすると、炎症、感染、傷あとの原因になるため自己処置は避けましょう。 白いできものにはニキビなど別の病気もあるため、診断がはっきりしない場合は皮膚科で確認しましょう。
ここからは、当院で実際に多くの稗粒腫を診療・治療してきた経験をもとに、その特徴についてご紹介します。
稗粒腫は、数ミリ以下の白い粒状のできもので、目の周りや額によくみられます。
真っ白に見えることが多いですが、光の当たり方によっては少し青みがかって見えることもあります。
触るとプツッとした硬い粒のように感じるのが特徴です。
+ 詳しい特徴・治療について読む
脂漏性角化症のようなザラつきはなく、皮膚の中に白い粒が入っているように見えるのが特徴です。
稗粒腫は、角質の成分であるケラチンが、小さな袋(嚢腫)の中にたまったものです。
そのため、中のケラチンを嚢腫ごと取り除けば、きれいに治ることがほとんどです。
当院での治療
当院では、炭酸ガスレーザーで小さな出口を作り、中にたまったケラチンを嚢腫ごと一つひとつ丁寧に押し出して取り除きます。ただし、まぶたなどは、皮膚が薄く、眼球への配慮から強い力で圧出することができないため、より慎重な処置が必要になります。比較的シンプルで治りやすい病変ですが、一つひとつ丁寧に処置を行う必要があるため、数が多い場合は治療に時間がかかります。
そのため、一度に多くの病変を治療することは難しく、通常は定額プランやエリア治療プランの対象外としています。ただし、病変の数や状態によっては対応できる場合もありますので、お気軽にご相談ください。

稗粒腫は、白色の小さな粒状の隆起としてみられる、比較的硬いできものです。特に目の周りや額にできることが多いのが特徴です。
TYPE 10
水いぼ(伝染性軟属腫:Molluscum contagiosum/Water wart)
水いぼは、伝染性軟属腫ウイルス(Molluscum contagiosum virus)による皮膚の感染症です。小さなお子さんに多くみられますが、大人でも発症することがあります。
見た目の特徴
白色~少しピンク色がかった、数mm程度のツルっとしたドーム状の盛り上がりができるのが特徴です。病変の中央にはおへそのようなくぼみがみられることが多く、見た目は皮脂腺増殖症と似ている場合がありますが、ダーモスコピー(拡大鏡)で見分けられることが多いです。触った感じはやや硬めですが弾力があります(触らないほうがよいですが)。
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治療について
水いぼは、体の免疫によって自然に治ることが期待できるため、必ずしも治療が必要というわけではありません。ただし、自然に治るまでには数か月から1年以上かかることもあり、見た目が気になる場合や、早めの改善を希望される場合には治療をご提案しています。
治療を行う場合は、保険診療の皮膚科で行われる専用のピンセットによる摘除が一般的です。当院では、病変の部位や大きさ、数などからピンセットでの摘除が難しい場合に、炭酸ガスレーザーによる治療を選択することがあります。
炭酸ガスレーザーでは、病変内にあるウイルスを多く含む内容物を焼灼・蒸散して除去します。炭酸ガスレーザーによる治療は、出血が少なく、より細かい病変にも対応可能です。
治療後はきれいに治ることが多いですが、ウイルス感染症のため、新たな病変ができることがあります。そのため、必要に応じて追加の治療をご案内する場合があります。

水いぼは、中央に小さなくぼみのあるドーム状の盛り上がりが特徴です。小さな皮脂腺増殖症とよく似ていますが、ダーモスコープで観察することで見分けられることが多いです。
TYPE 11
皮膚線維腫(Dermatofibroma)
皮膚線維腫は、太ももやすね、ふくらはぎ、腕などによくみられる良性の皮膚のできものです。
5mm前後(3〜10mm程度)のものが多く、褐色で少し盛り上がった、やや硬めのしこりとして触れます。色は中央がやや薄く、周囲に向かって濃く見えることもありますが、見た目には個人差があります。
原因ははっきり分かっていませんが、虫刺されや小さなケガなどをきっかけにできることがあると考えられています。
+ 詳しい特徴・治療について読む
皮膚線維腫は良性のため、通常は治療の必要はありません。自然に少し小さくなることはありますが、完全に自然になくなることは少ないとされています。そのため、見た目が気にならなければ経過観察で問題ないことがほとんどです。
一方で、見た目が気になる場合には治療をご希望されることがあります。皮膚線維腫は皮膚の深い部分(真皮)にできるため、炭酸ガスレーザーでは深部まで十分に除去しようとすると傷跡が残りやすく、浅く治療すると病変が残ってしまう可能性があります。そのため、炭酸ガスレーザーによる治療はおすすめしていません。
根本的に取り除く方法は手術による切除になります。ただし、切除した場合は線状の傷跡が残るため、慎重な判断が必要です。

IMPORTANT
見た目だけで確実に診断することはできません
色や質感、手触り、できやすい部位や分布、年齢などは、病変を見分けるヒントになります。
ただし、見た目だけで確実に診断できるわけではありません。
当院ではダーモスコープを用いて丁寧に診察し、それぞれの病変に適した治療方法を選択しています。
FEATURES BY AREA
イボの部位別特徴
脂漏性角化症は、できる部位によって大きさや形、治療後の経過が異なります。
顔・首・体幹部・四肢それぞれの特徴と、治療で大切にしている点をご紹介します。
顔のイボ
顔は、さまざまな種類のイボやできものがみられる部位です。
脂漏性角化症をはじめ、皮脂腺増殖症、稗粒腫、汗管腫、ウイルス性イボなど、いろいろな病変ができます。ただし、当院で圧倒的に多いのは脂漏性角化症です。
他院で「ウイルス性イボ(尋常性疣贅・扁平疣贅)」と診断され、ヨクイニンを処方されていても、ダーモスコープで詳しく観察すると脂漏性角化症と考えられるケースをよく経験します。
+ 顔の詳しい特徴・治療について読む
顔の脂漏性角化症の特徴
顔の脂漏性角化症は、色も大きさもさまざまです。
黄褐色のものが最も多い印象ですが、
白っぽく、一見すると何もないように見えるもの
光の当たり方やファンデーションで凹凸が目立つもの
ホクロのように黒いもの
炎症を起こして赤くなったもの
など、見た目は非常に多彩です。
大きさも、1mmに満たない極小のものから数cmの大きなものまでさまざまです。
また、顔はシミ(日光黒子・老人性色素斑)ができやすい部位でもあり、シミの中に脂漏性角化症が混在していることも珍しくありません。
できやすい場所にも特徴があります
脂漏性角化症が最も多いのは、
こめかみ
フェイスライン
生え際
です。
特にこめかみにはほとんどの患者様で認められ、ここに全く見当たらない場合は、別の病変の可能性も考えます。
目の下にも比較的多くみられますが、顔の中央部ではやや少なめです。
鼻では鼻筋(鼻背)にみられることはありますが、鼻先や小鼻にできる小さな盛り上がりは、ほとんどが線維性丘疹(Fibrous papulosis of the nose)です。
口の周りにも極小の脂漏性角化症ができることがありますが、それほど多くはありません。
扁平疣贅との違い
当院では扁平疣贅を診る機会はあまり多くありません。
脂漏性角化症のような好発部位はなく、顔のどこにでもできる印象です。
また、顔剃りや引っかき傷など、細かな傷から増えるため、線状に配列したり、一か所にまとまって増える(集簇する)ことがあります。
色は脂漏性角化症のように褐色というより、肌色〜やや赤みを帯びることが多く、ニキビのように見えることもあります。
顔の治療で大切にしていること
顔は、首や体幹部と異なり、部位によって皮膚の性質が大きく異なります。
例えば、鼻、頬、まぶた、額 では、皮膚の厚みや水分量がまったく違います。
さらに脂漏性角化症にもさまざまな組織型があり、顔にできる脂漏性角化症の組織型は多彩です。
実は皮膚の性質や、脂漏性角化症の組織型により、炭酸ガスレーザーへの反応は一つひとつ異なります。
そのため当院では、イボの種類や皮膚の状態、レーザーの反応を確認しながら、その場で照射条件を細かく調整しています。
大切なのは、「必要最小限のダメージで、できるだけ取り残しなく治療すること」です。
顔は特に仕上がりが重要な部位だからこそ、他の部位以上に時間をかけ、慎重に治療しています。
当院はまぶたのイボ治療も承っています
当院ではまぶたのイボ治療を数多く行ってます。
まぶたは皮膚が非常に薄くデリケートな部分で、特に慎重なレーザー照射が必要な部位です。
まつ毛の生え際にあるものや、眼球に近すぎるものなどは、安全面を最優先に考え、治療をお受けできない場合がありますが、それ以外の部位であれば治療できることがほとんどです。
治療時には、眼球を保護する専用のレーザー用アイガード(コンタクトシェル)を装着し、安全に十分配慮しながら治療を行います。
まずは診察で状態を確認し、治療が可能かどうか、治療後の経過も含めて分かりやすくご説明いたします。
治療後の赤み・色素沈着について
顔は紫外線や摩擦など外からの刺激を受けやすく、メイクも行う部位です。
そのため、治療後には赤みや炎症後色素沈着が比較的起こりやすい傾向があります。
また、肝斑がある方では、その影響を受けることもあります。
一方で、顔は皮膚のターンオーバーが比較的早い部位でもあります。
そのため、一時的に赤みや色素沈着が目立っても、比較的早く改善していくことが多く、最終的に目立つ傷跡として残ることは少ない印象です。
なお、赤みや色素沈着は生え際やフェイスラインでやや長引きやすい傾向があります。
首のイボ
首のイボ=スキンタッグ(アクロコルドン)ではなく、実際は脂漏性角化症が多い
首にできるイボには、いくつか特徴があります。
「首のイボ=スキンタッグ(アクロコルドン)」と思われている方も多いようですが、当院を受診される患者様では、実際には脂漏性角化症が圧倒的に多い印象です。
+ 首の詳しい特徴・治療について読む
アクロコルドンのようにぶら下がって見えるものでも、ダーモスコープで詳しく観察すると、有茎性脂漏性角化症の所見がみられることが少なくありません。
もちろんアクロコルドンもありますが、当院では脂漏性角化症の方がはるかに多くみられます。
触り心地も見分けるヒントになります
アクロコルドンはふにゃふにゃと柔らかく、つまめるような感触があります。
一方、脂漏性角化症はやや硬く、指で触るとブツブツ・ザラザラとした感触があります。
当院では、このような見た目や触り心地に加え、ダーモスコープ所見も参考にしながら診断しています。
病変の種類によって治療方法を変えているため、この見極めはとても大切だと考えています。
脂漏性角化症とアクロコルドン以外では、老人性血管腫がポツポツとみられることがあり、皮脂腺増殖症や頚部白色線維性丘疹(White fibrous papulosis of the neck)を認めることもあります。一方、首のウイルス性イボはあまり多くありません。
首の脂漏性角化症は小さいものが多いです
首にできる脂漏性角化症は、他の部位に比べて小さいものが多いのが特徴です。
5mmを超えるものはあまり多くなく、多くは数ミリ以下で、ときどき3〜4mm程度のものが混じる印象です。
そのため、顔や体幹部の大きな病変に比べると、治療後の赤みや炎症後色素沈着は比較的少ないことが多いです。
特に1mm前後の小さなイボが中心の場合は、かさぶたが取れた時点でほとんど目立たなくなり、その後も赤みや色素沈着がほとんど出ずに経過することも珍しくありません。
一方で、首の側面(サイド)は、衣類や髪の毛による摩擦を受けやすいためか、色素沈着がやや起こりやすく、長引くことがあります。
それでも、多くの場合は時間とともに徐々に改善し、最終的には目立たなくなることがほとんどです。
首のイボを見分けるための比較画像

首にみられる脂漏性角化症です。中央の色調が濃い病変は、皮膚からぶら下がるように大きく突出しており、一見するとアクロコルドンによく似ています。

首にみられるアクロコルドン(スキンタッグ)です。脂漏性角化症と比べると、表面はつるっと滑らかで、触れるととても柔らかいのが特徴です。
体幹部のイボ(胸・お腹・背中・鼠径部など)
胸やお腹、背中、鼠径部などの体幹部(胴体)にたくさんできるイボの多くは、脂漏性角化症です。ウイルス性イボを単発で見ることはありますが、多発しているケースは当院ではとても少ないです。また、他院で「ウイルス性イボ」と診断されていても、ダーモスコープで詳しく観察すると、脂漏性角化症の典型的な所見がみられることも少なくありません。もちろん病理検査を行わない限り確定はできませんが、当院ではそのようなケースをよく経験します。イボ以外では、老人性血管腫が混在していることがあります。
+ 体幹部の詳しい特徴・治療について読む
大きさや形にも特徴があります
体幹部の脂漏性角化症は、大きさもさまざまです。
首のように小さなものばかりではなく、1cmを超えるような大きな病変をみることもあります。また、お腹や背中、特に背中には、「涙型」の特徴的な形の病変もしばしば見られます。なぜこのような形になるのかは、現在のところよく分かっていません。
摩擦を受けやすい部位に多い印象です
体幹部全体に脂漏性角化症がある方でも、アンダーバスト、脇腹 、下腹部 、鼠径部など、日常的に摩擦や圧がかかりやすい部位では、特に密集していることが多い印象です。
原因ははっきりしていませんが、私自身は摩擦が脂漏性角化症を増やしたり、大きくしたりする要因の一つではないかと考えています。
また、脇の下には、アクロコルドンがよく見られます。
治療後の経過について
体幹部は、顔や首に比べると治療後の経過がややゆっくりです。
特に、アンダーバスト 、脇腹 、背中などは、治療後も摩擦や圧を受けやすく、外用薬も塗りにくい部位のため、他の部位より条件が良いとは言えません。
さらに、体幹部は顔や首に比べて皮膚のターンオーバーがゆっくりなため、治療後の赤みや炎症後色素沈着が改善するまで時間がかかる傾向があります。長い場合は1年ほどかかることもあります。ただし、多くの場合は時間の経過とともに徐々に改善し、最終的にはきれいに目立たなくなることがほとんどです。
体幹部にみられる特徴的な形

四肢のイボ(手足)
IMPORTANT
同じ脂漏性角化症でも、部位に合わせた治療が必要です
皮膚の厚み、摩擦の受けやすさ、ターンオーバーの速さは部位によって異なります。
当院では病変の種類や皮膚の状態、レーザーへの反応を確認しながら、
必要最小限のダメージで、できるだけ取り残しのない治療を目指しています。
CAUSES
脂漏性角化症の原因について
脂漏性角化症(老人性イボ)の原因は、現在のところ十分には解明されていません。一般的には、加齢・紫外線・遺伝などが関係すると考えられています。
一方で、長年多くの脂漏性角化症を診察してきた経験からは、少し異なる印象を持っています。
HEREDITY
遺伝
遺伝的な要素はあると感じています。特に全身に脂漏性角化症が多発するタイプでは、ご家族にも同じような症状がみられることが少なくありません。
AGE
加齢
「老人性イボ」という別名や、皮膚科の教科書には「40歳以降に発生する」と記載されているものもあります。しかし実際には、20代の方でも珍しくありません。
若い方では、平らなイボはウイルス性イボ(扁平疣贅)と診断されることもありますが、ダーモスコピーで詳しく観察すると、典型的な脂漏性角化症であることも多くあります。私自身の診療では、本当の扁平疣贅を診る機会はそれほど多くないという印象です。
UV
紫外線
紫外線については、個人的には少し疑問を感じています。
私自身にも脂漏性角化症がありますが、ほとんど日焼けをしたことのない太ももやふくらはぎにみられます。また、患者さんでも体幹部など紫外線の影響を受けにくい部位によく見られます。
もちろん紫外線が全く関係ないとは言えませんが、露出部だから特に多いという印象はあまりありません。
FRICTION
摩擦
一方で、摩擦は比較的重要な要素ではないかと考えています。
全身に脂漏性角化症がある方でも、分布には偏りがみられることが多く、特にアンダーバスト、脇、側腹部、鼠径部、下腹部など、日常的に摩擦を受けやすい部位に多く認められます。
摩擦が直接の原因かどうかは分かりませんが、少なくともイボが大きくなったり、数が増えたりする一因になっている可能性はあると感じています。
そのため、脂漏性角化症が気になる方は、必要以上に皮膚をこすらないよう心がけることも大切だと思います。
TREATMENT FLOW
脂漏性角化症の治療の流れ
当院では、病変の状態を丁寧に確認し、診断結果や治療方法について
ご納得いただいたうえで治療を進めています。
初めて治療を受ける方にも分かりやすいよう、治療の流れをご案内します。
ダーモスコープで詳しく観察・診断
担当|院長
まずは治療室で横になっていただき、ダーモスコープを使って
病変を詳しく観察します。
イボ・シミ・ホクロは見た目がよく似ていることがありますが、
実際には種類によって治療方法がまったく異なります。
ダーモスコープでは、肉眼では分からない色や模様、血管の状態などを
詳しく観察し、できるだけ正確に診断します。
正しく診断することが何より大切です。


診断結果と治療方針をご説明します
担当|院長
診断結果をもとに、現在のお肌の状態や病変の種類、
最適な治療方法についてご説明します。
できるだけ専門用語は使わず、分かりやすい言葉で丁寧にお話しします。
治療のメリットだけでなく、ダウンタイムや副作用、
起こり得るリスクについても正直にお伝えします。
治療を受けるかどうかを決めるのは患者様ご自身です。
その判断材料をできるかぎり提供いたします。
無理に治療をおすすめすることはありませんので、
ご不安なことや分からないことがあればお気軽にご相談ください。
治療後のケアや費用をご案内します
担当|看護師
治療を受けることが決まったら、看護師より治療後の過ごし方や
外用薬の使い方、日常生活で気を付けていただきたいことをご説明します。
また、治療費についても、この時点で分かりやすくご案内いたします。
麻酔を行います
担当|看護師
痛みをできるだけ少なくするため、ほとんどの場合は
麻酔クリームを使用します。
麻酔クリームを塗って一定時間お待ちいただくことで、
多くの方が「思ったより痛くなかった」と感じられる程度まで
痛みを和らげることができます。

レーザー治療を行います
担当|院長
麻酔が十分に効いたことを確認してから、レーザー治療を行います。
イボの大きさや盛り上がり、部位に合わせてレーザーを使い分けながら、
一つひとつ丁寧に治療を進めます。
できるだけお肌へのダメージを抑えながら、
きれいな仕上がりを目指して照射します。

治療後の処置・アフターケアのご説明
担当|看護師
治療後は患部の状態を確認し、必要に応じて
クーリングや外用薬の塗布を行います。
その後、ご自宅でのケア方法や注意点について、
改めて分かりやすくご説明します。
気になることがあれば、この時点でも遠慮なくご質問ください。
7
お会計・ご帰宅
すべて終了しましたら、お会計を済ませてご帰宅となります。
治療後に気になることやご不安なことがありましたら、
お電話やメールでも対応しております。
遠方からご来院の方も多くいらっしゃいますので、
アフターフォローもしっかり行っています。
安心してご相談ください。
FOR FIRST VISIT
初めてレーザー治療を受ける方へ
初めてレーザー治療を受ける方は、不安なことも多いと思います。
当院では、一つひとつご納得いただきながら治療を進めていますので、
気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
DOWNTIME & RECOVERY
治療後の経過・ダウンタイムについて
※以下は一般的なイボ治療についての説明ではなく、当院の治療方法・経過・アフターケアを前提とした内容です。他院で治療を受けられた場合は、担当医の指示を優先してください。
AFTERCARE
治療直後からダウンタイム期間の過ごし方
治療後は、ヒリヒリした痛みや灼熱感を感じることがありますが、多くの場合は1時間以内、長くても数時間以内に落ち着きます。また、治療直後の炎症による赤みも、多くは数日以内に軽快します。
その後は、黒いかさぶたができ、しばらく目立つ時期が続きます。この、かさぶたが目立ち、洗顔や入浴、メイクなどに制限がある期間をダウンタイムと考えています。
ダウンタイムの長さは治療部位によって異なり、一般的には身体の下の部位になるほど長くなる傾向があります。個人差はありますが、顔では約1週間、首では1~2週間、身体では約2週間が目安です。それ以上かかることもあります。
顔は露出しているため比較的目立ちますが、首はスカーフなどで隠しやすく、身体は普段衣服で覆われていることが多いため、あまり気にならないという方も少なくありません。
なお、大きめのかさぶたは取れやすく、2~3日ほどで自然に取れてしまうことがありますが、多くの場合は心配ありません。
BATHING
洗顔・シャワー・入浴について
洗顔やシャワーは、痛みを感じない程度であれば当日から可能です。患部はぬるま湯でやさしく流し、石けんや洗顔フォームを使用する場合は刺激の少ないものを選びましょう。タオルで強くこすらず、水分は軽く押さえるように拭き取ってください。
身体を治療した場合は、長時間の入浴でかさぶたがふやけて取れやすくなることがあります。かさぶたが自然に取れるまでは、長湯を避け、患部への負担をできるだけ少なくすることをおすすめします。また、下着や衣類の締め付けや擦れによってかさぶたが剥がれないよう、ゆったりとしたやわらかい服装を心がけてください。
SKINCARE
スキンケア・メイクについて(顔)
顔を治療した場合は、約1週間は普段お使いのスキンケア用品・日焼け止め・メイクの使用をお休みしていただくことをおすすめしています。
その間は、当院で処方する炎症を抑える軟膏を数日間ご使用いただき、その後はワセリンを薄く塗って患部を保護しながら治していきます。乾燥が気になる方には、ピーリング後のお肌にも使用できる刺激の少ない化粧水もご用意していますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
約1週間が経過し、赤みや傷、かぶれなどの大きな異常がなければ、通常のスキンケアやメイクを再開していただけます。小さなかさぶたが一部残っている程度であれば、多くの場合は問題ありませんが、強く擦ったり、無理にかさぶたを剥がしたりしないようご注意ください。
治療後しばらくのお肌は、バリア機能が低下してとても敏感な状態です。普段は問題なく使えている化粧品でも、一時的にしみたり、かぶれたりすることがあります。再開後もしばらくは、低刺激でご自身のお肌に合った製品を様子を見ながら慎重にご使用いただくことをおすすめしています。
また、治療後のお肌は炎症後色素沈着を起こしやすい時期でもあります。きれいに治すためには、当院では、約3か月間は紫外線対策をしっかり行っていただくことに加え、炎症後色素沈着の予防を目的として、刺激の少ない美白外用薬の使用もおすすめしています。
治療後のお肌は一時的にデリケートになりますが、この時期を丁寧に過ごすことが、よりきれいな仕上がりにつながります。
APPEARANCE
ダウンタイム期間の見た目
部分的な治療でイボの数が少ない場合は、ハイドロコロイドと呼ばれる半透明の肌色の保護シールを1~2週間貼っていただくことが多いです。
一方、広い範囲をまとめて治療した場合は、治療部位が多いため保護シールを貼ることが難しく、かさぶたが乾燥しすぎないよう、ワセリンを薄く塗って保護していただきます。特に、かさぶたが早めに取れて少しジュクジュクしている部分は、乾燥を防ぐため、必要に応じてワセリンを追加してください。
かさぶたが取れた後は、治療部位に軽い赤みが残ることがあります。その後、一時的に炎症後色素沈着が起こり、シミのような茶色に見えることもありますが、多くは時間の経過とともに徐々に薄くなっていきます。
一方、数mm以下の小さなイボでは、かさぶたが取れた後も赤みや色素沈着がほとんど目立たず、そのままきれいに治ることも少なくありません。
SCABS
治療後のかさぶたについて
イボのレーザー治療では、照射直後にかさぶたになる組織を取り除く方法と、そのまま残して保護する方法があります。
大きなイボなど、病変の深さが予想しにくい場合は、完全に除去できたかを確認するため、かさぶたになる組織をやさしく取り除くことがあります。この場合は、創部を保護する目的で、一定期間ハイドロコロイドシールを貼っていただくことがあります。
一方、小さなイボや盛り上がりの少ないイボでは、完全除去に必要なレーザー照射量を予測しやすいため、かさぶたはそのまま残し、ワセリンで保護する方法を選択することが多くあります。
イボ治療で大切なのは、イボをできるだけ確実に除去することと、皮膚へのダメージをできるだけ少なくすることです。当院では、イボの大きさや深さ、部位などを考慮し、それぞれのケースで両者のバランスが最もよくなる方法を選択しています。
TREATMENT RISKS
イボ治療で考えられるリスク
炭酸ガスレーザーによるイボ治療では、治療後の炎症、かぶれ、色素沈着、病変組織の残存、傷跡、再発などが生じる可能性があります。
各項目を開くと、詳しい説明と注意点をご確認いただけます。
RISK 01
赤み・腫れ・かさぶた・痛み・熱感・かゆみ
RISK 02
出血・感染(化膿)
RISK 03
治療後のかぶれ
RISK 04
病変組織の残存
RISK 05
定額・エリア治療プランにおける病変の取り残し
RISK 06
治療後の色素沈着
RISK 07
治療後の傷跡
RISK 08
再発
IMPORTANT
ご心配な症状がある場合は早めにご相談ください
治療後の経過には個人差があります。いったん落ち着いた赤みや腫れ、痛み、かゆみが再び強くなる場合や、
症状が日を追って悪化する場合には、自己判断で刺激のある外用薬を追加せず、早めに医療機関へご相談ください。
FAQ
イボ治療FAQ
脂漏性角化症(老人性イボ)の診察・治療・費用・治療後の経過など、よくいただくご質問をまとめています。質問をクリックすると回答が表示されます。
① 診察・診断について
Qイボかどうか自分では判断できません。診てもらえますか?
はい。ダーモスコープで詳しく観察し、できるだけ正確に診断します。
もちろん最終的には診察が必要ですが、このページでもイボの種類や見分け方を詳しくご紹介しています。「もしかしてこれかな?」という予習にはなると思いますので、よろしければご覧ください。(→ページ内リンク)
Qイボ・シミ・ホクロの違いが分かりません。どれも診てもらえますか?
はい。もちろんです。
イボ・シミ・ホクロは、見た目がよく似ていることがあります。
実際に、シミのご相談で来院された患者様のお肌を詳しく診察すると、「シミだと思っていたものの多くが脂漏性角化症(老人性イボ)だった」ということは珍しくありません。
これらは見た目は似ていても、原因も治療法もまったく異なります。そのため、まずは何ができているのかを正しく診断することが、とても大切です。当院では、肉眼で診るだけでなく、ダーモスコープ(皮膚拡大鏡)を使って詳しく観察し、できるだけ正確に診断したうえで、病変の種類や治療方法について分かりやすくご説明します。
なお、ホクロと診断した場合は、当院では治療を行っておりません。ホクロは種類によってレーザー治療が適していない場合もあり、切除など別の治療法が望ましいことがあるためです。
「イボだと思っていたらシミだった」「ウイルス性イボと言われていたけれど脂漏性角化症だった」というケースも少なくありません。ご自身で判断が難しい場合は、お気軽にご相談ください。
Q他院で「ウイルス性イボ」と言われました。本当にウイルス性イボなのでしょうか?
可能性はありますが、実際に診察してみないと判断できません。
当院では、「ウイルス性イボ」と診断されてヨクイニンを内服していたり、液体窒素による治療を続けていたものの、ダーモスコープで詳しく観察すると脂漏性角化症だったというケースを少なくありません。
特に顔や首、体幹に多発するイボでは、当院の経験上、脂漏性角化症であることが比較的多い印象です。一方で、手足や足の裏(足の裏に脂漏性角化症はできません)では、本当にウイルス性イボであることが多くなります。
もちろん、他院の診断が間違っているという意味ではありません。見た目だけでは区別が難しい病変もあるため、診断には丁寧な観察が重要です。
当院では、肉眼だけでなくダーモスコープを用いて詳しく観察し、できるだけ正確に診断したうえで、治療が必要かどうかや最適な治療方法をご説明しています。
Q悪性(皮膚がん)の可能性も分かりますか?
はい。ダーモスコープなどを用いて診察し、悪性が疑われる所見がないかを慎重に確認します。
多くの場合は診察である程度判断できますが、見た目だけで100%診断できるわけではありません。最終的に確定診断が必要な場合は、病変の一部または全部を採取して行う病理検査が必要になります。
診察の結果、皮膚がんなどの悪性疾患を否定できない場合には、当院でレーザー治療を行うことはありません。必要に応じてより詳しい診察や病理検査が可能な専門の医療機関をご紹介いたします。
「イボだと思っていたら別の病気だった」ということも稀にあります。気になるできものがある場合は、まずは診断を受けることをおすすめします。
Qイボが急にたくさん増えることはありますか?
通常、脂漏性角化症(老人性イボ)は年齢とともに少しずつ増えていくことがほとんどです。
しかし、短期間のうちに急激に数が増えたり、強いかゆみを伴ったりする場合には、注意が必要なことがあります。
まれではありますが、このような症状はLeser-Trélat(レーザー・トレラ)症候群と呼ばれ、胃がんをはじめとする悪性腫瘍に関連してみられることがあります。そのため、診察の結果、必要と判断した場合には、内臓疾患が隠れていないか全身の検査をご案内することがあります。
ただし、急にイボが増えたからといって、必ずしも内臓の病気があるわけではありません。
当院でもこれまで、そのような経過から内臓の病気が見つかった患者様は経験しておりません。実際には非常に稀であり、必要以上に心配される必要はないと考えています。加齢や紫外線の影響で一時的に目立つようになったり、これまで気づかなかったイボが増えたように感じたりすることもあります。
また、ウイルス性イボ(尋常性疣贅や扁平疣贅)でも、一度に複数できることがあります。イボの種類によって原因や治療法は異なるため、「急に増えた」「今までと様子が違う」と感じた場合は、一度皮膚科で診察を受けることをおすすめします。
Q脂漏性角化症は悪性化(がん化)しますか?
脂漏性角化症は良性のできもので、基本的にがん化することはありません。
年齢とともに数が増えたり、少しずつ大きくなったり、色が濃くなったりすることがありますが、このような変化は脂漏性角化症でもみられます。
ただし、注意したいのは、皮膚がんの中には脂漏性角化症とよく似た見た目をするものがあるという点です。特に悪性黒色腫(メラノーマ)などは、見た目だけでは区別が難しいことがあります。
そのため、急に大きくなった、色や形が大きく変わった、出血を繰り返す、強いかゆみが続くなど、いつもと違う変化がみられる場合には、念のため皮膚科で診察を受けることをおすすめします。
診察で判断が難しい場合には、専門機関にご紹介することもあります。
脂漏性角化症そのものは心配の少ない良性のできものですが、「本当に脂漏性角化症なのか」を正しく診断することが大切です。 気になるできものがある場合は、ご自身で判断せずお気軽にご相談ください。
Q炭酸ガスレーザー治療を行わない、または治療を延期するのはどのような場合ですか?
一般的に炭酸ガスレーザーの禁忌とされる項目は以下です。
- 悪性を否定できない病変
- 治療部位の感染・強い炎症
- ケロイド体質
- 創傷治癒に問題がある状態
- 強い日焼け
- 妊娠中
- 治療後の創傷管理・遮光が困難
- その他医師がレーザー治療に適さないと判断した場合
特に重要なのは①で、ダーモスコピーなどで診断が確定できない病変、悪性疾患を否定できない病変にはレーザーを照射しません。
メラノーマ、基底細胞癌、扁平上皮癌などを否定できない病変を蒸散すると、組織が失われて病理診断が困難になる可能性があるからです。このような場合には、適切な専門医療機関をご紹介することがあります。
② 治療について
Q炭酸ガスレーザーとはどのような治療ですか?
炭酸ガスレーザーは、皮膚の水分に反応するレーザーです。
病変組織に含まれる水分がレーザーのエネルギーを吸収すると、その部分だけが瞬時に蒸散し、少しずつ病変を取り除くことができます。
周囲への熱の影響が比較的少ないため、正常な皮膚へのダメージをできるだけ抑えながら治療できることが大きな特徴です。
また、病変を直接確認しながら照射できるため、取り残しをできるだけ少なくしつつ、削りすぎないよう細かく調整できることから、脂漏性角化症のように仕上がりを重視する治療に適しています。
Qどのレーザーを使いますか?
当院では、主に炭酸ガスレーザーを使用しています。
炭酸ガスレーザーは、病変を直接確認しながら少しずつ取り除くことができるため、できるだけ取り残しを少なくしながら、正常な皮膚へのダメージも最小限に抑えやすいという特徴があります。
イボの大きさや盛り上がり、色、できた部位に応じて治療方法を使い分けています。必要に応じてスキャナ付き炭酸ガスレーザーやQスイッチルビーレーザーを選択し、有茎性脂漏性角化症やアクロコルドン(軟性線維腫)など、首の細い部分でぶら下がった病変ではハサミを併用することもあります。
どの機器を使うかよりも、「そのイボに最も適した方法を選ぶこと」が大切だと考えています。
Qなぜ炭酸ガスレーザーを使うのですか?
炭酸ガスレーザーは、イボを直接見ながら少しずつ取り除くことができる治療です。
病変の状態を確認しながら照射できるため、取り残しをできるだけ少なくしつつ、正常な皮膚へのダメージも最小限に抑えやすいという特徴があります。
その結果、1回で治療が完了する可能性が高く、再発しにくく、傷跡や色素沈着にも配慮した治療が行えます。
特に、見た目の仕上がりを重視する顔や首の脂漏性角化症では、大きなメリットがあると考えています。
Q炭酸ガスレーザーにもいろいろな種類があるようですが、一番良い機械はありますか?治療効果に違いはありますか?
炭酸ガスレーザーにはさまざまなメーカーや機種がありますが、治療効果を左右するのは、機械そのものよりも、それを使いこなす医師の技術による部分が大きいと考えています。
炭酸ガスレーザーは「レーザーメス」の一種です。そのため、どの機械を使うかよりも、どのように使うかが非常に重要になります。
例えば、手術を受けるときにメスのメーカーを気にする方はほとんどおらず、「どの先生が手術をするのか」を重視されると思います。炭酸ガスレーザーもそれとよく似ています。美容師さんに例えるなら、ハサミの種類よりも、それを使う美容師さんの技術で仕上がりが変わるのと同じです。
イボのレーザー治療では、まず一つひとつの病変を丁寧に観察し、本当に治療すべき病変かどうかを判断します。そして、イボの大きさや厚み、部位に合わせて、必要最小限の出力と深さで細かく照射していきます。
このように、イボの治療は機械任せに自動で行えるものではなく、一つひとつを目で確認しながら微調整を繰り返す治療です。
もちろん、機種によって細かな機能や操作性には違いがありますが、仕上がりに最も大きく影響するのは、病変を正確に見極め、適切な深さ・範囲・出力で照射する技術だと考えています。
当院では、「イボを取ること」だけでなく、「できるだけ傷あとや色素沈着を残さず、ツルツルした肌に仕上げること」を大切にしています。そのため、機械の性能だけに頼るのではなく、一つひとつのイボに合わせて細かく調整しながら、必要最小限のダメージで最大限きれいな仕上がりを目指して治療を行っています。
Q液体窒素治療を受けましたが、イボが取れませんでした。どうしてでしょうか?
液体窒素による凍結療法は、イボを強く冷やして壊死させ、少しずつ取っていく治療です。
この治療では、一度に強く凍らせすぎると周囲の正常な皮膚までダメージを受け、色素沈着や傷あとが残るリスクが高くなります。そのため、周囲の皮膚への負担とのバランスを考えながら治療を行うため、一度で完全に取り切れず、複数回の治療が必要になることが少なくありません。
実際に、「何度も液体窒素治療を受けたけれど、なかなか取れなかった」という理由で当院を受診される患者様は多くいらっしゃいます。
一方、炭酸ガスレーザーは、イボを直接見ながら必要な部分だけを細かく除去できるため、適切に治療を行えば、正常な皮膚へのダメージをできるだけ抑えながら、1回の治療で除去できることが多いというメリットがあります。
自由診療のため健康保険は適用されませんが、何度も通院する時間や治療回数を考えると、結果的にご満足いただけるケースも少なくありません。
当院では、脂漏性角化症の治療には炭酸ガスレーザーが最も適した治療法の一つと考えています。イボをしっかり除去するだけでなく、色素沈着や傷あとをできるだけ残さず、きれいな仕上がりを目指して、一つひとつ丁寧に治療を行っています。
Q炭酸ガスレーザーと液体窒素の治療は何が違うのですか?
どちらも脂漏性角化症の治療に用いられる方法ですが、治療の仕組みや特徴が異なります。
液体窒素は、イボを凍らせて壊し、自然に取れるのを待つ治療です。保険診療で受けられるというメリットがありますが、どこまで凍結できたかを目で確認しながら治療することはできません。
1回で完全に除去しようとすると、イボだけでなく周囲の正常な皮膚まで強く凍結してしまい、色素沈着や傷跡のリスクが高くなることがあります。逆に、ダメージを抑えようとすると取り残しが生じやすく、複数回の治療が必要になることも少なくありません。
一方、炭酸ガスレーザーは、イボを直接確認しながら少しずつ削り取っていく治療です。病変の状態を見ながら照射できるため、取り残しをできるだけ少なくしながら、正常な皮膚へのダメージも最小限に抑えやすいという特徴があります。そのため、1回の治療で良好な結果が得られる可能性が高く、仕上がりの美しさにも配慮しやすい治療です。
当院では、「できるだけきれいに治すこと」と「再発しにくいこと」を重視しているため、脂漏性角化症の治療には主に炭酸ガスレーザーを使用しています。
Qイボの治療において、炭酸ガスレーザー以外で有効なレーザーはありますか?
はい。ただし、それぞれ得意なイボの種類が異なります。
まず、Qスイッチルビーレーザー・QスイッチYAGレーザー・Qスイッチアレキサンドライトレーザーは、メラニン色素に反応するレーザーです。
そのため、色調が濃く、盛り上がりが少ない脂漏性角化症では効果が期待できることがあります。しかし、これらのレーザーはイボを削り取るレーザーではないため、厚みのあるイボでは深い部分の病変が残ってしまうことも少なくありません。そのため、適応を正しく見極めることが重要です。
もう一つの選択肢として、エルビウム・ヤグ(Er:YAG)レーザーがあります。このレーザーは周囲への熱の広がりが少なく、正常な皮膚へのダメージを抑えやすいというメリットがあります。
一方で、炭酸ガスレーザーと比べると、多数のイボを効率よく治療するにはあまり向いていません。 また、ごく小さなイボを一つひとつ丁寧に治療する場合には、炭酸ガスレーザーの方がスピーディーで細かな調整がしやすいと考えています。
このように、それぞれのレーザーには長所と短所があります。
当院では、数個のイボだけでなく、数十〜数百個のイボをできるだけきれいに取り除くことを目標に治療しています。 治療の確実性、細かな操作性、治療スピード、仕上がりのバランスを総合的に考えると、脂漏性角化症や首のイボの治療には、炭酸ガスレーザーが最も適したレーザーであると考えています。
イボの状態によって最適な治療法は異なりますので、診察で種類や状態を見極めたうえで、最も適した方法をご提案いたします。
Q一度に何個くらい治療できますか?
治療できる個数は、イボの数だけでなく、大きさ・盛り上がり・部位によって大きく変わります。
例えば、小さなイボがたくさんある場合は、多いときには1000個以上治療できることもあります。一方で、大きく盛り上がったイボは1個あたりの治療に時間がかかるため、同じ時間でも治療できる個数は少なくなります。
これは、イボが大きくなるほど除去しなければならない組織の量が大きく増えるためです。直径が10倍になると、除去する組織量は理論上1000倍近くになることもあり、その分、照射時間や必要なエネルギーも大きく変わってきます。
そのため当院では、「○個まで」という決め方ではなく、治療エリアを設定し、その範囲内で私が最高のパフォーマンスを維持できる限界まで、できるだけ小さなイボも含めて丁寧に治療するという考え方を採用しています。
実際にどこまで治療できるかは診察でお肌の状態を拝見し、ご希望も伺いながらご説明いたします。
Q顔・首・身体のイボはどこでも治療できますか?
はい。顔・首・体幹(胸・お腹・背中など)をはじめ、多くの部位で治療が可能です。
一方で、手指・足指・足の裏・陰部にできたイボについては、当院では治療を行っておりません。
これらの部位は、脂漏性角化症よりもウイルス性イボであることが多く、治療方法や考え方が異なるためです。そのため、まずは一般皮膚科での診察・治療をおすすめしています。
また、顔・首・身体では、部位によって皮膚の厚さや動き、治療後の経過が異なります。そのため当院では、それぞれの部位の特徴に合わせて、照射方法や出力を調整しながら治療を行っています。
詳しくは、各部位ごとの特徴や治療のポイントをまとめたページでもご紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください。(→ページリンク)
Q髪の毛の中にもイボがあります。治療できますか?
はい、単発のイボであれば治療可能です。
ただし、エリア治療プランでは、髪の毛の中全体を対象にした治療は行っていません。
髪の毛をかき分けながら極小のイボまで探して治療することは現実的に難しく、治療にも非常に時間がかかるためです。
一方で、脂漏性角化症は生え際やもみあげ付近にできやすいという特徴があります。そのため、生え際から見えているものや、髪をかき上げたときなどに目立ちやすいイボについては、できるだけ治療するようにしています。
「髪の毛の中だから全部対象外」というわけではありません。見た目への影響や治療の必要性を考慮しながら、できる範囲で対応していますので、気になる場合は診察の際にお気軽にご相談ください。
Qまぶたにイボがたくさんあり、他院で治療は難しいと言われました。目の近くやまぶたでも治療できますか?
はい、多くの場合は治療可能です。当院では、まぶたのイボ治療も数多く行っています。
ただし、まつ毛の生え際にできたものや、眼球に近すぎる部位では、安全面を考慮して治療をお受けできない場合があります。
また、治療部位によっては、眼球をレーザー光から保護する専用のアイガードを装着して、安全に配慮しながら治療を行います。まずは診察で状態を確認し、治療が可能かどうかをご説明いたします。
Q「取り放題」や「打ち放題」のプランは、どのクリニックでも同じですか?
いいえ。同じではありません。 「取り放題」や「打ち放題」という名前でも、治療内容や考え方はクリニックによって大きく異なります。
例えば、時間制限があるもの、個数や大きさに制限があるもの、目立つイボだけを治療するものなど、その内容はさまざまです。また、同じプラン名でも、どこまで小さなイボを治療するのか、どの程度の仕上がりを目指すのかは、担当する医師の診断や治療方針によって大きく変わります。
当院のエリア治療プランでは、目立つイボだけではなく、できるだけ小さなイボまで丁寧に見つけて治療し、ツルツルのお肌を目指すことを大切にしています。
料金だけで比較すると違いが分かりにくいこともありますので、「どこまで治療してもらえるのか」「どのような仕上がりを目指しているのか」という点も、クリニック選びの参考にしていただくことをおすすめします。
Qイボの定額プランや「取り放題」はありますか?
当院では、治療範囲(エリア)を決めて、その範囲内のイボをまとめて治療する「定額プラン」や「エリア治療プラン」をご用意しています。
イボが多い方では、数十個から数百個できていることも珍しくありません。そのような場合、健康保険での液体窒素治療では何度も通院が必要になることがあり、医療機関によっては対応が難しい場合もあります。
また、自由診療でも1個ずつ料金がかかる治療では、1個あたりの費用が安くても、合計すると高額になってしまうことがあります。
そのため当院では、個数ではなく治療エリアごとに料金を設定したプランをご用意しており、多くの患者様に選ばれています。
このプランでは、目立つイボだけを取るのではなく、将来大きくなる可能性のある小さなイボまで丁寧に観察し、できるだけ残さないよう治療することを大切にしています。
「一度にできるだけ多く治療したい」「他院で満足できなかった」「なめらかなツルツル肌を目指したい」という方には、特におすすめの治療プランです。多くの患者様から、「思っていた以上に肌がきれいになった」とご満足いただいています。
Qイボをすべて取り切って、完全にゼロにすることはできますか?
完全にゼロにすることは、現実的には難しいとお考えください。
その理由は、イボの中には診察の結果、レーザーを当てない方がよいものや、別の治療が適しているものがあるためです。また、でき始めたばかりの極めて小さなイボは、どれだけ丁寧に観察しても確認できないことがあり、100%すべてを取り切ることは困難です。
一方で、当院では目立つイボだけを取るのではなく、普通に見ただけでは分かりにくい小さなイボまで丁寧に探し、できるだけ残さないよう治療することを大切にしています。
そのため、「思っていたよりたくさん取ってもらえた」「肌がツルツルになった」と喜んでいただく患者様も多くいらっしゃいます。
もちろん、新しいイボが今後加齢とともにできてくる可能性はありますが、治療時点で確認できるイボは、できる限りきれいに除去し、ゼロに近い状態を目指して治療しています。
Qイボがたくさんあります。全部数えて費用を見積もってもらうことはできますか?
当院では、イボが多数ある場合にすべて数えることはしておりません。
目立つイボが少数であれば、サイズを測定してお見積もりすることが可能です。 ただし、正確な診断と治療計画を立てるため、個数・サイズでのお見積もりは1回につき10個までとさせていただいています。
イボがたくさんある場合は、一つひとつについて「本当にイボなのか」「どの種類のイボなのか」を診断し、サイズを正確に測定する必要があります。そのため、数百個以上あるイボをすべて数えてお見積もりすることは、現実的ではありません(下の画像を参照)。
また、イボには大小さまざまなものがあり、色や形も異なります。小さなイボが密集していたり、いくつかがつながって見えたりすることもあるため、「どこまでを1個と数えるか」の判断も簡単ではありません。
さらに、実際の治療では、見積もり時に数えたイボだけを照射するのではなく、治療中に見つかった小さなイボや、照射した方がよいと判断した病変も含めて処置することがあります。 そのため、個数を厳密に数えることは、必ずしも患者様のメリットにつながらないと考えています。
そこで当院では、イボが多い方には「エリア治療プラン」をおすすめしています。 これは、治療する範囲(エリア)を決め、その範囲内のイボを個数やサイズに関係なく、できる限り丁寧に除去していくプランです。
当院の治療は、「目立つイボだけを取る」のではなく、普通に見ただけでは分かりにくい小さなイボまで丁寧に探し、できるだけ取り残しがないよう治療することを大切にしています。
そのため、イボがたくさんある方では、一つひとつ数えて料金を計算するよりも、まとめて治療した方が圧倒的に効率が良く、仕上がりにもご満足いただけることが多いと考えています。

Q他院でイボのレーザー治療を受けましたが、取れませんでした。どのようなことが考えられますか?
イボが残ってしまう理由はいくつか考えられます。
まず考えられるのは、使用したレーザーの種類です。
脂漏性角化症(老人性イボ)は、一般的には炭酸ガスレーザーが最も確実に除去しやすい治療です。一方で、盛り上がりが少なく色素の濃いイボでは、傷あとや色素沈着をできるだけ抑える目的で、Qスイッチルビーレーザーなどが選択されることもあります。
ただし、Qスイッチレーザーはイボを削り取るレーザーではないため、イボの厚みや盛り上がり、色調によっては完全に除去できず、一部が残ってしまうことがあります。
次に考えられるのは、レーザーの照射方法です。
炭酸ガスレーザーを使用していても、照射する深さが足りなければイボは残ります。 一方で、深く削りすぎると傷あとや色素沈着、凹みの原因になるため、治療ではそのバランスがとても重要です。特に傷あとを避ける目的で、あえて浅めに治療することもあるようで、その結果再治療が必要になります(当院では、できるだけ1回で取り切る方針です)。
もう一つは、イボの種類が異なっていた可能性です。
「イボ」と呼ばれるものには、脂漏性角化症だけでなく、ホクロ、皮脂腺増殖症、ウイルス性イボなどさまざまな種類があります。それぞれ適した治療方法やレーザーの当て方が異なるため、脂漏性角化症と同じ方法では十分な効果が得られないことがあります。
当院では、まずダーモスコピーなどでイボの種類を丁寧に診断し、その病変に最も適した方法で治療を行っています。また、「イボを取ること」だけでなく、「できるだけ傷あとや色素沈着を残さず、ツルツルした仕上がりにすること」を大切にしています。
他院で「取れなかった」「再発したと言われた」という方でも、診察すると実際には取り残しだったというケースも少なくありません。お困りの方は、お気軽にご相談ください。
QQスイッチルビーレーザーで首のイボは取れますか?
首のイボをQスイッチルビーレーザーだけで完全に除去するのは難しいことが多いです。
Qスイッチルビーレーザーは、メラニン色素に反応するレーザーで、主にシミやあざの治療に使用されます。脂漏性角化症にも使用することがありますが、適応となるのは、色調が濃く、盛り上がりが少ない比較的大きな病変に限られます。
首のイボの多くは、色素よりも「盛り上がり」が主体であるため、Qスイッチルビーレーザーが得意とするタイプではありません。色が薄くなったり、小さくなったりすることはありますが、イボ自体を完全に取り切ることは難しいことが少なくありません。
一方、炭酸ガスレーザーはイボそのものを蒸散してスピーディーに除去するレーザーです。色素の濃さに左右されにくく、イボの大きさや厚みに合わせて細かく調整できるため、首のイボの治療では第一選択となることが多い治療法です。
当院では、イボをしっかり除去するだけでなく、傷あとや色素沈着をできるだけ残さず、ツルツルとした仕上がりになるよう治療することを大切にしています。首のイボでお悩みの方は、お一人おひとりのイボの状態を診察したうえで、最適な治療法をご提案いたします。
Q顔のイボは光治療(IPL)で取れますか?
一部のイボには反応することがありますが、完全に取り切るのは難しいことが多いです。
光治療(IPL:当院ではフォトシルクプラス)は、主にシミや赤みなどを改善する治療です。脂漏性角化症(老人性イボ)にも反応することがありますが、効果が期待できるのは、比較的小さく、色素が多く、盛り上がりが少ないイボに限られます。
そのようなイボでは、色が薄くなったり、少し小さくなったりすることはありますが、イボ自体を完全に除去することは難しく、病変が残ってしまうことが多いです。 そのため、追加治療が必要になる場合があります。
一方、炭酸ガスレーザーはイボそのものを直接取り除く治療です。病変の大きさや厚みに合わせて細かく調整しながら照射できるため、脂漏性角化症のような盛り上がりのあるイボでは、より確実な治療が期待できます。
当院では、イボをできるだけきれいに取りたい場合は、炭酸ガスレーザーを第一選択としておすすめしています。 一方で、シミやくすみなども同時に改善したい場合には、IPLが適していることもありますので、お肌の状態やご希望に合わせて最適な治療をご提案いたします。
Q炭酸ガスレーザー治療のときに焦げたような臭いがするのはなぜですか?
炭酸ガスレーザーは、イボの組織を熱で蒸散(蒸発させるように削る)して取り除く治療です。そのため、治療中に焦げたような臭いを感じることがありますが、これは正常な反応です。
治療中に発生する煙(レーザープルーム)は、蒸散した組織や水分が含まれています。当院では、専用の吸引装置を使用し、煙をその場ですぐに吸い取るため、できるだけ臭いや飛散を抑えながら治療を行っています。
ただし、お顔の治療では治療部位と鼻が近いため、吸引していても多少臭いを感じることがあります。異常ではありませんので、心配する必要はありません。
臭いを感じるのは治療中だけで、治療後も臭いが残ることはありません。 多くの患者様は「少し焦げたような臭いがした」という程度で、治療自体は問題なく終えられています。
③ 効果・仕上がりについて
Q大きなイボでも1回で取れますか?
はい。当院では、できるだけ1回で取り切ることを目標に治療を行っており、最初から何回かに分けて治療する方針ではありません。
ただし、「完全に取り切ること」だけを優先して必要以上に深く削ると、正常な皮膚まで傷つけてしまい、傷跡や色素沈着が長く残る原因になることがあります。
そのため当院では、「できるだけ取り残しを少なくすること」と「できるだけきれいに治すこと」の両方を大切にしています。病変の状態に合わせて削る深さを細かく調整し、仕上がりとのバランスを考えながら治療を行います。
その結果、ごくまれに病変がわずかに残ることがありますが、その場合は必要に応じて追加治療を検討します。
Q大きなものから小さなものまで全部取れますか?
はい。当院では、目立つ大きなイボだけでなく、普通に見ただけでは気付きにくい極小サイズのイボまで、できるだけ見つけて治療することを大切にしています。
そのため、治療後は肉眼で目立つイボがほとんど気にならない状態を目標にしています。実際には、照明の当て方や見る角度を工夫しながら、一つひとつ丁寧に確認して治療を行っています。
ただし、現在の医学では、どんなに工夫しても治療中に確認できないほど小さく、色も薄い病変まで100%見つけることはできません。そのため、ごくわずかな病変が残る可能性はあります。
また、治療範囲が広い場合やイボの数が非常に多い場合には、1回で安全かつ丁寧に治療できる範囲には限りがあるため、エリアを分けて治療をご提案することがあります。これは、最後まで集中力と精度を保ち、できるだけ良い仕上がりを目指すためです。
当院が目指しているのは、「目立つイボだけを取ること」ではなく、「できるだけツルツルで自然なお肌に仕上げること」です。そのために、小さなイボまで丁寧に探しながら治療を行っています。
Q再発しますか?
きちんと取り切れた脂漏性角化症が、同じ場所から再発することは多くありません。
実際には、当院のエリア治療プランで治療した部位を、短期間での再発が原因で、エリア治療プランで治療し直すことはあまりありません。
ただし、イボ治療は「イボができやすい体質」や「新しいイボができる原因」そのものを治す治療ではありません。そのため、時間が経てば、治療した場所以外や近くに新しい脂漏性角化症ができることはあります。
当院では、目立つイボだけでなく、将来大きくなる可能性のある極小サイズのイボまでできるだけ治療することで、長い期間きれいな状態を維持できるよう心がけています。
もちろん、どんなに丁寧に治療しても、新しいイボがまったくできなくなるわけではありません。しかし、「またすぐ元に戻ってしまう」というケースは少なく、多くの方に長期間ご満足いただいています。
Q傷跡は残りますか?
脂漏性角化症の場合は、最終的に傷跡が目立たなくなることがほとんどです。
治療後は一時的に赤みや炎症後色素沈着(茶色っぽい色)が出ることがありますが、これは傷跡ではなく、治癒の過程でよく見られる変化です。時間の経過とともに徐々に改善し、最終的にはほとんど気にならなくなることが多いです。
一方、皮脂腺増殖症など、皮膚の深いところにある病変では、治療も深くなるため、小さな凹みや傷跡が残る可能性があります。それでも、多くは近くでよく見ないと分からない程度まで落ち着くことがほとんどです。
当院では、「イボを取り切ること」だけでなく、「できるだけきれいに治すこと」を大切にしています。そのため、病変の状態に合わせて照射の深さを細かく調整し、必要以上に正常な皮膚へダメージを与えないよう心がけています。
Qイボのレーザー治療をすると、皮膚が凹むことはありますか?
治療直後は、一時的に少し凹んで見えることがあります。 特に大きいイボや厚みのあるイボでは、その分だけやや深い処置が必要になることがあるため、一時的な凹みが目立つ場合があります。
ただし、多くの場合は傷が治るにつれて皮膚が再生し、数週間から数か月かけて徐々に平らになっていきます。
一方で、病変が深い場合や傷の治り方、体質などによっては、まれに若干の凹みが傷あととして残る可能性もあります。
当院では、イボを取ることだけでなく、治療後の仕上がりも大切にしています。 イボの状態に合わせてレーザーを細かく調整し、必要最小限のダメージで治療することで、色素沈着や傷あと、凹みをできるだけ残さないよう心がけています。
治療直後の凹みだけで最終的な仕上がりが決まるわけではありませんので、焦らず経過をみていただければ大丈夫です。多くの方では時間の経過とともに目立たなくなっていきます。
Qイボのレーザー治療後に傷跡が膨らむことはありますか?
傷あとが大きく膨らむことは、非常にまれです。
治療後しばらくは、傷が治る過程で赤みや少し盛り上がって見えることがありますが、多くは正常な治癒反応であり、時間の経過とともに落ち着いていきます。
一方で、以下の条件によっては、肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性があります。
- レーザーを深く照射しすぎた場合(真皮深層への損傷)
- 術後の感染や炎症の遷延により 、上皮化が遅れてしまった場合
- 創部への張力や摩擦
- 肥厚性瘢痕やケロイドになりやすい体質
- 胸・肩・恥骨上などの好発部位
- 短期間での再照射や繰り返し治療
ただし、脂漏性角化症の炭酸ガスレーザー治療でこのような状態になることは多くありません。
また、膨らみの原因が傷あとではなく、イボが一部残っていることもあります。その場合は、追加のレーザー治療で改善できることがあります。
当院では、イボをしっかり除去しながらも、傷あとや色素沈着、凹み・盛り上がりをできるだけ残さないことを重視しています。イボの厚みや部位に合わせてレーザーの深さを細かく調整し、必要最小限のダメージで、できるだけきれいな仕上がりを目指しています。
治療後に膨らみが気になる場合でも、自己判断せず、お気軽にご相談ください。傷あとによるものなのか、イボが残っているのかを診察したうえで、必要に応じて適切な対応をご提案いたします。
Qイボのレーザー治療後、シミ(炎症後色素沈着)になることはありますか?
はい、一時的に色素沈着が起こることがあります。 ただし、多くの場合は時間の経過とともに徐々に薄くなり、最終的にはほとんど目立たなくなりますので、ご安心ください。
レーザーでイボを除去する治療は、病変だけをピンポイントで蒸散させる治療ですが、お肌には「軽いやけど」と同じような反応が起こります。そのため、ケガややけどの後に肌が茶色くなるのと同じように、炎症後色素沈着が生じることがあります。これは治療がうまくいかなかったということではなく、お肌が治っていく過程で起こる自然な反応です。
色素沈着の出やすさや改善までの期間には個人差がありますが、次のような要因が影響します。
- イボの種類や大きさ・深さ
- レーザー照射によるお肌へのダメージの程度
- 体質や肌質
- 治療後の過ごし方(摩擦・紫外線・かぶれなど)
当院では、「できるだけ取り切ること」と「できるだけダメージを少なくすること」のバランスを大切にしています。イボの状態に合わせてレーザーの出力や照射方法を細かく調整し、色素沈着や傷あとをできるだけ少なく抑えられるよう治療しています。
患者様ご自身でできることとしては、
- 治療前は日焼けや肌荒れをできるだけ避ける
- 治療後は処方薬や保湿などのアフターケアをきちんと行う
- 摩擦や紫外線など、お肌への刺激をできるだけ避ける
ことがとても大切です。
色素沈着は、顔や首では3~4か月程度で改善してくることが多く、身体では6か月以上かかることもあります。特に胸・背中・お腹などは改善まで時間がかかる傾向がありますが、多くの場合は徐々に薄くなっていきます。
当院では、色素沈着をできるだけ早く改善するために、低刺激の美白外用薬の使用や、適切な紫外線対策もおすすめしています。
治療後しばらくは茶色く見えていても、時間の経過とともに改善していくことがほとんどです。色素沈着だけで治療の良し悪しが決まるわけではありませんので、焦らず経過をみていただければ大丈夫です。
Q赤みや色素沈着はどれくらい続きますか?
治療後の経過には個人差がありますが、多くの場合は次のような流れになります。
まず、治療直後の炎症による赤みは数日程度で落ち着くことがほとんどです。もし強い赤みが長く続く場合は、摩擦やかぶれなどの刺激が影響していることがありますので、その原因を取り除くことが大切です。
イボのレーザー治療後は、浅いやけどのような状態になります。かさぶたが取れた後は、新しい皮膚ができる過程で赤み(創傷後紅斑)がしばらく続きます。目安としては、顔で1〜2か月程度、身体ではもう少し長く続くことがあります。
その後、治療後2〜4週間頃から炎症後色素沈着(茶色っぽい色)が現れ始め、1〜2か月頃が最も目立ちやすい時期です。その後は徐々に薄くなり、顔では3〜4か月程度、身体では6か月以上かかることもあります。部位によっては1年ほどかけてゆっくり改善することもありますが、最終的にはほとんど目立たなくなることが多いです。
一方で、数ミリ以下の小さな脂漏性角化症のみの場合では、かさぶたが取れた時点で赤みがほとんどなく、そのまま色素沈着も起こさず治ることも珍しくありません。
当院では、レーザーによるダメージをできるだけ小さくすることに加え、摩擦や紫外線を避けるアフターケアにも力を入れています。治療後の過ごし方によって経過は大きく変わるため、きれいに治すためにもアフターケアをぜひ大切にしてください。
Qエリア治療プランを受けましたが、まだイボが残っているように見えます。なぜですか?
いくつかの理由が考えられます。
まず一つ目は、治療中に確認できなかった非常に小さな脂漏性角化症が残っている場合です。
当院のエリア治療プランでは、目立つイボだけでなく、できるだけ小さなイボまで見つけて除去することを目標としています。しかし、色が薄く非常に小さい病変は、もともと見えにくいうえ、治療中は麻酔やレーザーの影響で皮膚がわずかに腫れるため、一時的にさらに見えにくくなることがあります。そのため、さまざまな工夫を行っても、すべての病変を100%取り切ることは難しい場合があります。
もう一つは、残っているものが脂漏性角化症ではない可能性です。
イボのように見える病変には、脂漏性角化症のほかにも、皮脂腺増殖症、稗粒腫、ホクロなどさまざまな種類があります。状況によってはニキビや吹き出物もイボに見えることもあります。エリア治療プランは、主に脂漏性角化症を対象とした治療です。病変の種類や状況によっては治療できるものもありますが、すべての病変が対象になるわけではありません。特にホクロは当院では治療対象外としています。どこまで治療するかは、治療前にご相談させていただきます。
また、治療後しばらくは赤みや色素沈着の影響で、イボが残っているように見えることもあります。時間の経過とともに見え方が変わることもありますので、まずは経過をみていただき、必要があれば追加治療をご提案いたします。
当院では、「できるだけ一度できれいに」を目標にしていますが、お肌へのダメージとのバランスも大切にしながら治療を行っています。気になる部分がありましたら、再診時に遠慮なくご相談ください。
Q首イボ定額プラン・エリア治療プランで、治療対象外となる病変はありますか?
はい。病変の種類によっては、治療対象外となるものがあります。
首イボ定額プラン・エリア治療プランでは、原則として「脂漏性角化症」「アクロコルドン」「ウイルス性イボ」を治療対象としています。
「皮脂腺増殖症」など、その他の良性のできものは基本的には対象外ですが、病変の種類や状態によっては、診察のうえ同時に治療できる場合もあります。
一方、ホクロ(色素性母斑)や、平坦な日光性色素斑などの「シミ」については、原則として治療を行いません。 また、皮膚の下にある「できもの」ではない膨らみや、毛穴・ニキビ、傷あとによる盛り上がりなども、本プランの治療対象には含まれません。
「これはイボなのか?」「一緒に治療できるのか?」と判断が難しいものについては、治療前の診察で確認し、治療対象となるかを判断します。
④ 痛み・ダウンタイムについて
Q痛いですか?麻酔はどのようにしますか?
炭酸ガスレーザーは強いエネルギーを持つため、麻酔をしなければ痛みがあります。当院では、ほとんどの治療でクリーム麻酔を使用しており、多くの方が「思っていたより全然大丈夫でした」と話されます。実際、「何をされているのか分からなかった」「もう終わったんですか?」と言われることもあるほどです。
まぶたや口の周りなど皮膚の薄い部位では、少し痛みを感じやすいことがありますが、多くは我慢できる程度です。必要に応じて麻酔テープも併用します。
治療直後は、ジンジンする痛みやヒリヒリした感じがありますが、通常は30分~1時間ほどでかなり楽になります。その後はシャワーで少ししみたり、首では動かしたときに軽い痛みを感じたりする程度で、日常生活に支障が出ることはほとんどありません。
痛みに関しては詳しく知りたい方はこちら→ページリンク
Q治療時間はどれくらいですか?
治療時間は、イボの数・大きさ・部位によって異なります。
小さなイボであれば1個あたり1分以内で治療できますが、大きなイボでは1個に5分程度かかることもあります。
エリア治療プランでは、多数のイボをテンポよく連続して治療していきますが、実際のレーザー照射時間は多くの場合30~60分程度です。
当院では、「できるだけたくさん治療すること」よりも、最後まで高い集中力を保ち、一つひとつのイボを丁寧に治療することを大切にしています。そのため、1回で治療する範囲は、私が最高のパフォーマンスを維持できる量を上限としています。
なお、ご来院からお帰りまでの所要時間は、診察・麻酔・治療・処置・ご説明などを含めて、おおよそ2~3時間程度を目安にお考えください。
Qかさぶたはどれくらいで取れますか?
かさぶたが取れるまでの期間は部位によって異なります。目安としては、顔で約1週間、首で約10日、身体では10日〜2週間程度ですが、個人差があります。
一方で、大きめの脂漏性角化症では、治療後2〜3日ほどでかさぶたが取れてしまうこともあります。当院では比較的よく見られる経過ですので、あまり心配はいりません。
ただし、かさぶたが早く取れた場合は、傷がまだ完全に治っていないことがあります。ワセリンを塗って乾燥を防いだり、ハイドロコロイド創傷被覆材(デュオアクティブ®など)で保護したりすると、よりきれいに治りやすくなります。
なお、かさぶたは無理に剥がさず、自然に取れるまで触らないことが大切です。早く剥がしてしまうと、赤みや炎症後色素沈着が長引く原因になることがあります。
Q洗顔・シャワー・入浴はいつからできますか?
洗顔・シャワー・入浴は、いずれも当日から可能です。
ただし、治療した部位は浅いやけどのような状態になっていますので、強くこすったり、ナイロンタオルなどで擦ったりすることは避け、やさしく洗うようにしてください。
洗顔料やボディソープが患部についても問題ありませんが、しみる場合は無理をせず、水やぬるま湯で軽く洗い流す程度でも大丈夫です。
入浴も可能ですが、長時間の熱いお風呂やサウナなど、血行が過度に良くなるようなことは、治療当日は控えめにしていただくことをおすすめします。特に身体の治療後は、入浴によりかさぶたが剥がれやすくなりますので、注意してください。
洗浄後は、処方された外用薬やワセリンを塗り、患部が乾燥しないよう保護することが、きれいに治すポイントです。
Qメイクはいつからできますか?
顔を治療した場合は、約1週間はスキンケア用品・日焼け止め・メイクの使用をお休みしていただき、処方する軟膏やワセリンで患部を保護していただきます。約1週間後、赤みや傷などに大きな異常がなければ、通常のスキンケアやメイクを再開できます。治療後約3か月は、紫外線対策に加え、炎症後色素沈着を予防するための美白外用薬の使用もおすすめしています。(ページリンク)
Q日焼け止めはいつから塗れますか?
顔を治療した場合は、メイクと同様に約1週間は日焼け止めの使用もお休みしていただくことをおすすめしています。
この時期は、まだ傷が完全に治っておらず、日焼け止めを塗ったり落としたりする際の摩擦によって、かさぶたが早く剥がれてしまう可能性があるためです。
日焼け止めが使えない間は、帽子や日傘、マスクなどを活用し、できるだけ直射日光を避けてお過ごしください。必要に応じて、飲むタイプの日焼け止め(サプリメント)を補助的に併用するのも一つの方法です。ただし、飲む日焼け止めだけでは紫外線を十分に防ぐことはできません。
約1週間が経過し、傷が落ち着いたら、紫外線対策はしっかり行うことが大切です。治療後のお肌は一時的にバリア機能が低下しており、紫外線の影響を受けやすいため、この時期の日焼けは炎症後色素沈着が長引く原因になることがあります。
日焼け止めは、低刺激でご自身のお肌に合ったものをお選びください。敏感肌の方は、紫外線吸収剤フリー(ノンケミカルタイプ)の製品が使いやすい場合もあります。万が一、赤みやかゆみなどの刺激を感じた場合は、使用を中止してご相談ください。
Q運動や飲酒はできますか?
軽い運動は当日から問題ありませんし、飲酒も少量であれば問題ないことが多いです。ただし、激しい運動や大量の飲酒は、治療後数日間は控えていただくことをおすすめしています。
運動や飲酒によって血行が良くなると、出血が起こりやすくなったり、赤みや腫れが強くなったりすることがあります。また、大量に汗をかくと、汗や摩擦によって患部に刺激が加わり、かゆみやかぶれの原因になることもあります。
数日以降は、痛みや赤み、出血など特に問題がなければ、少しずつ普段どおりの生活に戻していただいて大丈夫です。ただし、治療部位に強い摩擦が加わるスポーツや運動は、様子を見ながら慎重に行うことをおすすめします。
Qイボのレーザー治療後はUVカットが必要ですか?
はい。イボのレーザー治療後は、しっかりと紫外線対策をすることをおすすめしています。
イボでもシミでも、レーザー治療を受けたあとの皮膚は傷を治している途中の状態です。この時期は肌が一時的にデリケートになっており、紫外線の影響を受けると炎症後色素沈着(PIH)が起こりやすくなるためです。
そのため、色素沈着をできるだけ防ぎ、きれいに治すためにはUVカットがとても大切です。
治療後は日焼け止めを使用するだけでなく、帽子や日傘、マスクなども活用して、患部に強い紫外線が当たらないよう心がけましょう。
なお、傷が完全に治るまでは、保湿を続けてお肌の回復を助けることも大切です。
当院では、イボを取ることだけでなく、治療後の色素沈着や傷あとをできるだけ残さず、きれいな仕上がりにすることを重視しています。そのため、レーザー治療後の紫外線対策やアフターケアについても、分かりやすくご説明しています。
Q夏でも治療できますか?
はい。季節を問わず治療は可能です。
お腹や背中など紫外線が当たりにくい部位であれば、夏でもほとんど問題なく治療できます。顔や首などの露出部でも、日焼け止めや帽子などでしっかり紫外線対策ができる方であれば、基本的に治療は可能です。
「夏は紫外線が強いから治療は避けた方がいいですか?」とご質問をいただくことがありますが、最近は猛暑の日が多く、日中の長時間の屋外活動を避けて屋内で過ごされる方も多いため、春や秋より紫外線を浴びる時間が少ない場合もあります。
一方で、海水浴・サーフィンなど、夏でも長時間屋外で過ごす予定がある方や、日焼けが避けられない生活環境の方は、治療のタイミングを少し調整した方がよい場合があります。
ご予定に合わせて最適な時期をご提案しますので、ご不安な方はお気軽にご相談ください。
⑤ 費用について
Q保険診療ですか?
当院のイボ治療は、すべて自費診療となります。
当院では、できるだけきれいな仕上がりを目指して炭酸ガスレーザーを中心とした治療を行っています。この治療は保険診療ではなく、自費診療でのご案内となります。
なお、脂漏性角化症は保険診療で液体窒素による治療が行われることもありますが、当院では仕上がりや治療効率を重視し、主に炭酸ガスレーザーによる治療を行っています。
保険診療と自費診療には、それぞれメリット・デメリットがあります。当院では、「できるだけきれいに治すこと」と「できるだけ1回で取り切ること」を重視した治療をご提供しています。
Q治療費はいくらですか?
当院では、「個数治療」と「エリア治療プラン」の2つの料金プランをご用意しています。
少数のイボを治療したい方には個数治療、たくさんのイボをまとめて治療したい方にはエリア治療プランがおすすめです。
エリア治療プランでは、治療範囲(エリア)を設定し、その範囲内にあるイボを個数に関係なく、できるだけ小さなものまで治療します。治療範囲やイボの数・大きさによって料金が決まるため、お一人おひとりお見積もりを作成しています。
詳しい料金やプランの内容については、料金案内ページをご覧いただくか、診察時にお気軽にお尋ねください。(ページリンク)
Qエリア治療プランはいくらですか?
多くの場合、1回あたり10~20万円程度が目安です。ただし、治療する範囲(エリア)、イボの数・大きさ・部位によって治療に必要な時間が異なるため、お一人おひとりお見積もりしています。
もちろん、気になる範囲が比較的狭い場合や、イボの数が少ない場合は、10万円未満になることもあります。反対に、1回で安全かつ丁寧に治療できる範囲を超える場合は、エリアを分けて複数回に分けて治療をご提案することがあります。
診察では、治療範囲や費用について事前にしっかりご説明し、ご納得いただいたうえで治療を行いますので、ご安心ください。(ページリンク)
Q追加料金はありますか?
治療費とは別に、診察代、麻酔代と治療後に使用する外用薬代などが必要になります。
外用薬代などは患者様によって必要な量が異なるため、実際に使用した分のみご負担いただいています。
「麻酔代込み」「薬代込み」と表示しているクリニックもありますが、その場合は最初から治療費に含まれていることがほとんどです。当院では、できるだけ公平で分かりやすい料金設定を大切にしており、必要なものだけを別途ご案内しています。
治療前に費用についてご説明し、ご納得いただいてから治療を行いますので、どうぞ安心してご相談ください。(ページリンク)
Qイボ治療に保証はありますか?
当院の首イボ定額プラン・エリア治療プランには、原則として再発や取り残しに対する保証制度は設けていません。
治療後に追加の治療をご希望の場合は、原則として別途治療費が必要となります。ただし、治療後の状態や経過によっては個別に対応を検討することがあります。
当院の定額・エリア治療プランでは、治療時点で確認できる脂漏性角化症を、目立つものだけでなく、ごく小さなものまで可能な限り見つけて治療することを大切にしています。
特に小さなイボは、そのままでは見つけることが難しいため、できるだけ見逃さないよう、観察方法や治療方法にもさまざまな工夫をしています。それでも、まだ変化がごくわずかで認識できないものまで含めて、すべてのイボを100%見つけ、完全に除去することをお約束することはできません。
また、脂漏性角化症は、治療によって現在あるイボを取り除くことはできても、将来新しいイボができることまで防ぐことはできません。 治療後にイボがみられた場合、それが治療時に認識できなかったものなのか、新たに生じたものなのか、あるいは再発したものなのかを明確に区別することが難しい場合もあります。
そのため当院では、一定期間の「保証」という形を設けるよりも、一度の治療機会を大切にし、その時点で治療できるイボをできる限り丁寧に見つけ、満足いただける仕上がりを目指して最善を尽くすことを重視しています。
「保証があるから後で治せばよい」ではなく、「できる限り1回の治療で満足いただける結果を目指す」。それが当院のイボ治療に対する考え方です。
⑥ 受診・予約について
Q当日に診察と治療はできますか?
治療のご予約をいただいている場合は、治療時間も確保していますので診察から治療まで当日に行うことが可能です。
診察のみでご予約いただいた場合でも、当日の予約状況や治療内容によっては、そのまま治療まで対応できることがあります。ご希望の方は、ご予約時または受付でお気軽にお申し出ください。
ただし、治療範囲が広い場合や麻酔の準備が必要な場合などは、十分な時間を確保するため、あらためて治療日をご案内させていただくことがあります。
できる限りご希望に沿えるよう調整いたしますので、「できれば当日に治療も受けたい」という方は、ご予約時にその旨をお伝えいただくことをおすすめします。
Q遠方ですが、治療後に通院は必要ですか?
遠方からご来院される患者様も多くいらっしゃいますので、通院が難しい場合にも対応しています。
通常は、経過確認のために約1か月後の再診をおすすめしていますが、ご遠方などで通院が難しい場合は、必要と予想される量のお薬をあらかじめ処方し、その後は必要に応じてメールやお電話での対応が可能です。
気になる症状やご心配なことがあれば、いつでもご相談ください。必要に応じて再診をご案内することもありますが、多くの遠方の患者様は通院せずに治療を終えられています。
Q治療前に気をつけることはありますか?
特別な準備は必要ありません。普段どおりの生活でご来院いただいて大丈夫です。
ただし、治療前の日焼けはできるだけ避けるようにしてください。日焼け直後のお肌は炎症を起こしているため、治療後の赤みや炎症後色素沈着が強く出やすくなることがあります。また、ピーリングやスクラブ、レチノールなど、お肌に刺激を与えるスキンケアは、治療前後しばらくは控えていただくことをおすすめしています。
治療当日は、治療部位をできるだけ清潔な状態でご来院ください。顔を治療される場合は、メイクをしたままお越しいただいても構いませんが、治療前にこちらで落としていただきます。
また、治療に影響する可能性のある内服薬を服用中の方、持病のある方、妊娠中・授乳中の方は、安全に治療を行うため、ご予約時または診察時にあらかじめお知らせください。
Q子どもでも治療できますか?
お子様の治療については、まず「何ができているのか」を正しく診断することが大切です。
当院で主に治療している脂漏性角化症(老人性イボ)は、お子様にみられることはまれです。一方、お子様ではウイルス性イボ(尋常性疣贅・扁平疣贅)や水いぼ(伝染性軟属腫)、また表皮母斑や脂腺母斑など、生まれつきのあざがイボのように見えるものが多くみられます。
これらは一般皮膚科や形成外科で保険診療の対象となることが多いため、まずは保険診療を行っている皮膚科や形成外科をご受診いただくことをおすすめしています。
なお、お子様でも「本当に脂漏性角化症ではないか」「これは何だろう?」と判断に迷われる場合は、診察のみでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
⑦治療後の経過のよくあるお問い合わせ
Q2週間経ってもかさぶたが取れません。大丈夫でしょうか?
はい、多くの場合は心配ありません。 かさぶたが取れるまでの期間には個人差があり、イボの大きさや治療した部位によっては、2週間以上かかることもあります。特に身体や大きめの病変では、3~4週間ほど残ることも珍しくありません。
かさぶたは、お肌が治る過程で自然に剥がれ落ちます。無理に剥がすと、新しい皮膚を傷つけてしまい、赤みや炎症後色素沈着、傷跡の原因になることがありますので、自然に取れるまでそっとしておいてください。
一方で、赤みや痛みが強くなってきた場合や、膿が出る、強い腫れがあるなどの症状がみられる場合は、感染など別のトラブルが起きている可能性もあります。そのような場合は、
お早めにご相談ください。
Q大きめのイボを治療したところのかさぶたが、黄色く(白く)ブヨブヨしています。化膿しているのでしょうか?
多くの場合は心配ありません。
大きめのイボをレーザーで除去した後は、傷を治すための組織液(滲出液)やフィブリンが出るため、かさぶたが黄色っぽくなったり、少し柔らかくブヨブヨしたように見えたりすることがあります。「黄色いかさぶた=膿」ではありません。
これは傷が順調に治っている過程でよく見られる変化で、必ずしも化膿しているわけではありません。
特に大きめで深めの病変だったりすると、このような状態になりやすい傾向があります。
大切なのは、かさぶたを無理に剥がさないことです。ワセリンを薄く塗る、または必要に応じてハイドロコロイドシールなどで保護し、乾燥や摩擦を避けながら経過をみてください。
一方で、
- 赤みが日に日に広がる
- ズキズキとした痛みが強くなってくる
- 黄色や緑色の膿がたくさん出る
- 悪臭がする
- 熱感を伴う
といった症状がある場合は、感染(化膿)の可能性もあります。そのような場合は、自己判断せず、お早めにご相談ください。
多くの場合は、黄色いかさぶたも時間の経過とともに乾燥し、自然に剥がれていきますので、あまり心配し過ぎなくても大丈夫です。
Qイボの炭酸ガスレーザー治療後に貼ったシールが白くぷっくりしています。化膿しているのでしょうか?
ほとんどの場合、化膿ではありませんのでご安心ください。
炭酸ガスレーザー治療後にハイドロコロイドなどの創傷被覆材(傷を保護するシール、デュオアクティブ)を貼ると、傷から出る浸出液を吸収して、シールが白くぷっくり膨らむことがあります。 これは傷が治る過程でよく見られる正常な反応です。
そのため、シールが白く膨らんだからといって、化膿しているわけではありません。
通常は、当院から特別な指示がない限り、白くなっただけでシールを張り替える必要はありません。
ただし、
- 赤みが広がる
- 痛みが強くなってくる
- 膿が出る、悪臭がする
このような症状がある場合は、感染している可能性もありますので、ご連絡ください。
当院では、治療後の傷をできるだけきれいに治し、色素沈着や傷あとを最小限にするため、治療後のケアについても詳しくご説明しています。不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
Qかさぶたが取れた後の赤みがなかなか引きません。大丈夫でしょうか?
はい、多くの場合は心配ありません。 かさぶたが取れた後の赤みは、傷が治っていく過程でみられる正常な反応です。
新しくできた皮膚はまだ薄く、血流も豊富なため、赤く見えやすくなっています。時間の経過とともに皮膚が成熟していくにつれ、赤みは少しずつ落ち着いていきます。
赤みが続く期間には個人差がありますが、顔では1~2か月程度、身体ではさらに長く続くことも珍しくありません。特に大きなイボや深めの病変では、改善まで時間がかかることがあります。
一方で、お肌に刺激が加わると、赤みが長引く原因になります。例えば、
- 摩擦やこすり過ぎ
- 肌に合わないスキンケア用品や化粧品によるかぶれ
- 紫外線
- 強い乾燥
などには注意しましょう。治療後のお肌はバリア機能がまだ十分に回復していないため、保湿をしっかり行い、できるだけ刺激を避けることが、きれいに治すためのポイントです。赤みが落ち着いた後に、一時的に薄い茶色(炎症後色素沈着)が残ることがありますが、これも時間とともに改善していくことがほとんどです。
もし、赤みが日に日に強くなる、かゆみや痛みが強い、ブツブツや膿が出てきたなどの場合は、正常な経過ではなく、かぶれや感染などの可能性もあります。その際は、お早めにご相談ください。
Qかさぶたが取れた後はいったんツルツルになって満足していましたが、その後、赤いブツブツや赤みが出てきました。時々かゆみもあります。大丈夫でしょうか?
多くの場合は心配ありません。 このような症状は、治療後に一時的に敏感になったお肌が、スキンケア用品や化粧品、日焼け止め、汗、摩擦などの刺激に反応して、かぶれ(接触皮膚炎)を起こしている可能性があります。
レーザー治療後のお肌は、見た目には治っていても、バリア機能が完全には回復していないことがあります。そのため、それまで問題なく使えていた化粧品でも、一時的に刺激になってしまうことがあります。
かゆみを伴う赤いブツブツや、お肌全体が赤くなるような症状が出た場合は、原因となる刺激を避けることが大切です。無理にスキンケアを続けず、低刺激の保湿剤(ワセリンやヘパリン類似物質など)のみにして様子を見ることをおすすめします。
一方で、強い痛みや熱感、膿が出る、赤みが急速に広がるような場合は、感染など別のトラブルの可能性もあります。そのような場合は、早めにご連絡・ご受診ください。
Q治療後は順調だったのに、かさぶたが取ってしばらくすると、お肌がカサカサになり、軽い皮むけも出てきました。大丈夫でしょうか?
はい、多くの場合は心配ありません。
レーザー治療後のお肌は、見た目は治っていても本来のバリア機能がまだ十分に回復していない状態です。そのため、水分が蒸発しやすく、一時的に乾燥やカサつき、軽い皮むけが起こることがあります。
この時期は、ワセリンを薄く塗布するなどで保湿し、お肌を乾燥から守ることが大切です。バリア機能の回復とともに、乾燥も徐々に改善していきます。乾燥が強い場合やかゆみがある場合は、状態に応じてヘパリン類似物質などの保湿剤を使用することもあります。
また、強く擦ることやスクラブ、ピーリングなど、お肌に刺激を与えるケアは避けてください。刺激が加わると、バリア機能の回復が遅れたり、赤みやかぶれの原因になることがあります。
一方で、乾燥だけでなく強いかゆみや赤いブツブツが出てきた場合は、かぶれ(接触皮膚炎)の可能性もありますので、お気軽にご相談ください。
Q寝ている間にかさぶたを引っかいてしまい、一部が剥がれてしまいました。大丈夫でしょうか?
はい、多くの場合は心配ありません。
寝ている間などに、気付かないうちにかさぶたの一部が剥がれてしまうことは珍しくありません。多少ダメージが加わることで、その部分だけ傷の治りが少し遅れたり、赤みや炎症後色素沈着がやや強く出たりすることはありますが、最終的にはほとんど目立たなく治ることが多いので、ご安心ください。
大切なのは、それ以上刺激を与えないことです。患部はワセリンを薄く塗って乾燥を防ぐか、浸出液などがある場合は必要に応じてハイドロコロイドシール(デュオアクティブ®など)で保護してください。
出血が続く場合や、赤み・痛みが日に日に強くなる場合、膿が出るような場合は、感染など別のトラブルの可能性もありますので、お早めにご相談ください。
Q大きなイボだったところだけ、かさぶたが取れた後に茶色くなっています。治りますか?
はい、多くの場合は心配ありません。 これは炎症後色素沈着と呼ばれるもので、レーザー治療後によくみられる正常な経過です。
ケガや軽いやけどをした後に、一時的に傷あとが茶色くなることがありますよね。それと同じように、レーザーによる刺激を受けたお肌が傷を守ろうとする正常な反応として、一時的にメラニン色素を多く作ることで起こります。
特に大きなイボや深い病変では、治療によるダメージもやや大きくなるため、小さなイボに比べて色素沈着が目立ちやすい傾向があります。
多くの場合は、お肌の回復とともに数か月かけて少しずつ薄くなり、最終的にはほとんど目立たなくなることがほとんどです。当院では、紫外線対策をしっかり行っていただくことに加え、炎症後色素沈着をできるだけ早く改善する目的で、刺激の少ない美白外用薬の使用もおすすめしています。
ただし、擦る・引っかく・強い刺激を与えるなど、お肌への刺激が続くと色素沈着が長引くことがありますので、治療後しばらくはやさしくケアしていただくことが大切です。
Q治療から3か月ほど経っていますが、治療した部分がかゆくなってきました。どうしてですか?どうしたらよいですか?
多くの場合は心配ありません。
レーザー治療後のお肌は、見た目には治っていても、部位や体質によってはバリア機能がまだ十分に回復しておらず、刺激を受けやすい状態が続いていることがあります。そのため、乾燥や化粧品・日焼け止め・汗・摩擦などの刺激がきっかけとなり、かゆみが出ることがあります。
また、それまで問題なく使えていたスキンケア用品でも、一時的にかぶれ(接触皮膚炎)を起こしてしまうこともあります。
このような場合は、まずワセリンなどでしっかり保湿し、お肌を保護することが大切です。乾燥が強い場合は、お肌の状態に応じてヘパリン類似物質などの保湿剤を使用することもあります。
また、かぶれの原因となるスキンケア用品や化粧品、摩擦などの刺激を避けることもとても重要です。
一方で、かゆみが強くなる、赤いブツブツが増える、赤みが広がるような場合は、かぶれや別の皮膚トラブルの可能性がありますので、ご自身で判断せず、お気軽にご相談ください。
Q治療から3か月経っても色素沈着が残っています。治りますか?
はい、多くの場合は心配ありません。
レーザー治療後の色素沈着(炎症後色素沈着)が消えるまでの期間には、治療した部位やイボの大きさ、体質によって個人差があります。
一般的には、顔は比較的早く改善することが多い一方で、胸・お腹・背中などの体幹部はターンオーバーがゆっくりなため、色素沈着が長引きやすい傾向があります。また、顔でもフェイスラインや生え際などは改善に時間がかかることがあります。
3か月経っても色素沈着が残っていることは決して珍しいことではなく、長い場合には半年から1年ほどかけて徐々に薄くなっていくこともあります。多くの場合は、最終的にはほとんど目立たない程度まで改善しますので、ご安心ください。
色素沈着をできるだけ早く改善するためには、紫外線対策を続けることと、擦る・掻くなどの刺激を避けることが大切です。当院では、必要に応じて刺激の少ない美白外用薬の使用もおすすめしています。
一方で、色素沈着ではなく再び盛り上がってきた場合や、色だけでなくしこりのような変化がある場合は、一度ご相談ください。
Q治療後、いつから温泉に入れますか?
患部が完全に上皮化(新しい皮膚がしっかり張った状態)してからであれば、温泉に入っていただいて問題ありません。
目安としては、首で約10日、身体では10日~2週間程度ですが、イボの大きさや治療部位によって前後します。まだ傷がジュクジュクしている間は、温泉の成分や熱による刺激で治りが遅れたり、痛みを感じたりすることがありますので、入浴は控えていただくことをおすすめします。
また、かさぶたが取れた後もしばらくは、お肌が敏感な状態です。温泉に入ってピリピリとした刺激を感じる間は、もう少し様子を見ていただくと安心です。 最初は長湯や熱すぎるお湯を避け、患部をこすらないようやさしく入浴してください。
ご不安な場合は、「もう温泉に入っても大丈夫ですか?」と診察時やお電話でお気軽にご相談ください。
Q治療部位の日焼け対策として、エアウォール®などのUVカットシールを貼ってもよいですか?
当院では、UVカットシールの使用はおすすめしていません。
UVカットシールは紫外線対策として便利な反面、製品によっては粘着力が強く、剥がす際に治療部位へ負担がかかることがあります。
実際に当院でも、シールを剥がすときにかさぶたが一緒に剥がれてしまったり、新しくできた皮膚を傷めてしまったりしたケースを経験しています。治療後のお肌はとてもデリケートなため、できるだけ不要な刺激は避けることが大切です。
日焼け止めが使用できない期間は、帽子や日傘、マスクなどで物理的に紫外線を避ける方法をおすすめしています。また、日焼け止めが使用できる時期になったら、低刺激でお肌に合った日焼け止めを使用していただくのが安心です。
どうしてもUVカットシールを使用したい場合は、粘着力の弱い製品を選び、無理に剥がさず、皮膚への負担を最小限にすることが大切です。また、長時間貼り続けることで、お肌がふやけて弱くなることもあります。使用に不安がある場合は、お気軽にご相談ください。
Q治療後、レーザー脱毛などの美容治療はいつから受けられますか?
お肌の状態にもよりますが、当院では治療後3~4か月以降を一つの目安としています。
イボのレーザー治療後のお肌は、見た目が治っていても、しばらくはバリア機能が完全には回復しておらず、赤みや炎症後色素沈着が残っていることがあります。この時期にレーザー脱毛などの治療を行うと、お肌への刺激が強くなり、赤みや色素沈着が長引いたり、レーザーが色素沈着に反応して熱傷(やけど)を起こしやすくなる可能性があります。
特に身体は色素沈着が長引きやすいため、3~4か月経っていても色素沈着が目立つ場合は、もう少し薄くなってから治療を受けることをおすすめしています。
レーザー脱毛だけでなく、IPL(フォト光治療)、シミ取りレーザー、ピーリング、ダーマペンなど、お肌に刺激を与える美容治療についても、同様に一定期間あけた方が安心です。
最終的には、治療部位のお肌の状態を診察したうえで、安全に治療できるタイミングをご案内します。 当院で治療した患者様でご不安な場合は、お気軽にご相談ください。
Q治療後、ハイフ(HIFU)はいつから受けられますか?
お肌の状態にもよりますが、当院でウルセラを行う場合は、治療後約1か月を目安としています。
ウルセラには、超音波画像で皮膚の深さを確認しながら照射できるDeepSEE®(ディープシー)機能が搭載されています。狙った深さに正確にエネルギーを届けることができるため、適切な照射であれば表皮への影響をできるだけ抑えながら治療できることが特徴です。そのため、イボ治療後のお肌にも比較的早い時期から施術が可能と考えています。
一方、ウルセラ以外のHIFUでは、超音波画像による視認機能を備えていない機種も多くあります。機種や照射方法によっては、狙った層からずれたり、表層に余分な熱が加わったりする可能性もあるため、当院では治療後3~4か月程度経過し、お肌の状態が十分に落ち着いてから受けていただくことをおすすめしています。
特に、赤みや炎症後色素沈着が残っている間は、お肌への刺激となって症状が長引くことがあります。
最終的には、治療部位のお肌の状態を確認したうえで、安全に施術できるタイミングをご案内します。 ご不安な場合は、お気軽にご相談ください。
HIFUは機種によって照射方式や安全性が異なるため、一律に「○か月後から大丈夫」とは言えません。当院では、それぞれの機器の特徴とお肌の状態を考慮し、安全性を優先して施術時期をご案内しています。
⑧その他
Qイボは自然に治りますか?
イボの種類によって異なります。
当院で主に治療している脂漏性角化症(老人性イボ)**は良性腫瘍のため、**自然に消えることはほとんどありません。一方、尋常性疣贅や扁平疣贅などのウイルス性イボは、免疫の働きによって自然に治ることがあります。
また、「ウイルス性イボ」と診断されて自然治癒を待っていたり、ヨクイニンを服用していても改善しない場合、実際には脂漏性角化症だったというケースも少なくありません。当院ではダーモスコープを用いて詳しく診察し、できるだけ正確に診断しています。
※ごくまれに、脂漏性角化症が免疫反応による炎症(扁平苔癬様角化症)を経て自然に消退することがあります。
Q自分で取ってもいいですか?
あまりおすすめしていません。ご自身で無理に取ろうとすると、出血や感染、傷跡の原因になることがあります。
稗粒腫やアクロコルドン(スキンタッグ)などでは、「自分で取れた」「自分で取った」というお話を伺うこともありますが、安全かつきれいに除去するのは意外と難しいものです。
一方、脂漏性角化症(老人性イボ)は表面に乗っているだけではなく、表皮の中に入り込んでいる良性腫瘍です。そのため、ご自身で取り切ることはほとんどできず、無理に触ることで炎症や出血を起こし、かえって目立ってしまうこともあります。
また、一見イボのように見えても、ホクロや皮膚がんなど別の病変である可能性もあります。まずは正しく診断することが大切ですので、気になる病変がある場合は、ご自身で処置をせず、お気軽にご相談ください。
Qイボはうつりますか?
当院で主に治療している脂漏性角化症(老人性イボ)は、人にうつることはありません。 ご家族やパートナーに触れたり、タオルを共用したりしても感染する心配はありません。
一方、尋常性疣贅や扁平疣贅などのウイルス性イボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じるため、皮膚の小さな傷などを介して感染することがあります。
「イボだからうつる」と思われがちですが、イボにはさまざまな種類があり、感染するのはウイルス性イボだけです。実際には、「ウイルス性イボ」と診断されていても、詳しく診察すると脂漏性角化症だったというケースも少なくありません。
当院では、ダーモスコープを用いて病変を詳しく観察し、できるだけ正確な診断を行っています。
Q市販薬で治りますか?
脂漏性角化症(老人性イボ)は良性腫瘍のため、市販薬で十分な改善を期待することは難しいと考えられます。
市販のイボ治療薬には、ウイルス性イボを対象としたものや角質を柔らかくする成分が含まれたものがありますが、脂漏性角化症を根本的に取り除くことはできません。また、無理に薬を使い続けることで、かえって炎症や色素沈着を起こしてしまうこともあります。
また、「ウイルス性イボ」と診断されてヨクイニンを服用されている方でも、実際には脂漏性角化症だったというケースを当院ではよく経験します。脂漏性角化症には、ヨクイニンの効果も期待できません。
「本当にイボなのか分からない」「市販薬を使っても変わらない」という場合は、まずは病変の種類を正しく診断することが大切です。当院ではダーモスコープを用いて詳しく診察し、病変に合わせた治療方法をご提案しています。
Q他院で治療したイボも診てもらえますか?
はい、もちろん可能です。 他院で治療を受けた後の再発や取り残しが気になる場合、治療後の赤み・色素沈着・傷跡などのお悩みにも、できる限り対応しています。
実際に当院には、「取り放題で治療したけれど、まだたくさん残っている」「思っていた仕上がりにならなかった」「もう一度きれいにしたい」といったご相談で来院される方も少なくありません。
まずは現在のお肌の状態をダーモスコープで詳しく診察し、追加治療が可能かどうか、どのような方法が適しているかをご説明します。
ただし、治療後のお肌の状態によっては、一定期間お肌の回復を待ってから再治療した方がよい場合や、前回の治療による変化のために、ご希望どおりの改善が難しい場合もあります。
まずは現在の状態を拝見し、できるだけ良い結果につながる方法をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
Q首のイボにヨクイニンは効きますか?
首のイボに対しては、ヨクイニンの効果はあまり期待できないことが多いです。
ヨクイニンは、ウイルス性イボ(尋常性疣贅や扁平疣贅など)に対して使用されることがある漢方薬です。一方、首にできるイボの多くは、脂漏性角化症(老人性イボ)やアクロコルドン(軟性線維腫・スキンタッグ)であり、これらはウイルスが原因ではないため、ヨクイニンによる改善はあまり期待できません。
また、当院では「ウイルス性イボ」と診断されて来院された方でも、ダーモスコープで詳しく観察すると、実際には脂漏性角化症だったというケースを少なくありません。
イボは見た目がよく似ているため、まずは何のイボなのかを正しく診断することが、適切な治療への第一歩です。ヨクイニンを飲み続けても変化がない場合は、診断が異なっている可能性もありますので、一度ご相談ください。
Q他院でイボをレーザー治療したら、治療前より色が濃くなりました。どのようなことが考えられますか?
考えられる原因はいくつかありますが、最も多いのは炎症後色素沈着(PIH)です。
レーザー治療では、一時的に皮膚へ熱による刺激が加わるため、傷が治る過程でメラニン色素が増え、茶色っぽく見えることがあります。 これはレーザー治療後によくみられる正常な反応で、治療前のイボの色とはあまり関係ありません。
そのため、もともと肌色に近いイボだった場合には、治療後の炎症後色素沈着の方がかえって目立って見えることがあります。
炎症後色素沈着は、多くの場合数か月かけて徐々に薄くなり、自然に改善していきます。 紫外線対策や保湿をしっかり行うことで、色素沈着を最小限に抑えることができます。
もう一つ考えられるのは、実際にはイボではなくホクロだったというケースです。ホクロは脂漏性角化症とは治療方法が異なるため、イボと同じ方法で治療すると病変が一部残り、その後、色の濃いホクロとして再び目立ってくることがあります。
また、イボが一部残っていた場合にも、残存した病変が治療後にはっきり見えるようになったり、色素沈着が重なって濃く見えたりすることがあります。
当院では、ダーモスコピーを用いてイボ・ホクロ・皮脂腺増殖症などをできるだけ正確に見分けたうえで、それぞれに適した治療を行っています。 他院で治療後に「色が濃くなった」「本当に取り切れているか心配」という方も、お気軽にご相談ください。
Q脂漏性角化症(老人性イボ)は必ず治療する必要がありますか?放置しても大丈夫ですか?
脂漏性角化症は良性の皮膚腫瘍で、基本的には悪性化することもないとされています。脂漏性角化症であることが明らかで、痛みやかゆみなどの症状がなければ、必ずしも治療する必要はありません。
一方、見た目が気になる、衣類やアクセサリーに引っかかる、こすれて炎症を繰り返す、といった不快感がある場合には治療を検討することができます。
ただし、「イボのように見えるもの」がすべて脂漏性角化症とは限りません。診断がはっきりしない病変については、自己判断せず医師の診察を受けることが大切です。
PER LESION
個数単位での治療
炭酸ガスレーザー(院長照射)
脂漏性角化症・アクロコルドン・ウイルス性イボ
直径1mmあたり
¥2,500
(税込¥2,750)
上記以外(皮脂腺増殖症・稗粒腫など)
直径1mmあたり
¥3,750
(税込¥4,125)
※直径は最大径とし、当院のノギスを使用しできるだけ正確に測定します。
※形が複雑なものは分割して測定することがあります。
※状態によっては治療をお受けしかねる場合があります。
※病変がまぶたに存在し、コンタクトの装着を必要とする場合は、上記料金の2倍の料金となります。
※当院では、手指・足裏(指も含む)の扁平疣贅・尋常性疣贅の治療は行っておりません。ご了承ください。
NECK PLAN
首イボ定額プラン
首前面
¥99,000
(税抜)
税込¥108,900
首のイボは、原則として1回の治療で可能な限りまとめて照射します。
首前面の治療範囲は、顎のラインから鎖骨の上まで、左右は耳たぶから垂直に下ろしたラインの内側を目安としています。
首イボ定額プランについて
首前面の規定範囲より広い範囲の治療をご希望の場合も対応可能です。診察で治療範囲を確認のうえ、別途お見積もりいたします。
イボの数や大きさには個人差があります。当院では、それぞれの治療内容に応じた適正な料金となるよう、治療費の減額や治療範囲の拡大など、柔軟に調整する場合があります。
首イボ定額プランは首前面を基本の治療範囲としています。首後面の治療をご希望の場合は、別途ご相談ください。
PACKAGE PLAN
エリア治療プラン
イボが多い場合の1回あたりの料金の目安
¥99,000~¥149,000
(税込¥108,900~¥163,900)
ご希望の治療範囲が狭い場合や、イボの数が少ない場合は、治療内容に応じて料金を調整いたします。そのため、表示料金よりお安くなる場合があります。
エリア治療プランについて
あらかじめ治療範囲を設定し、その範囲内にある病変を、個数にかかわらず、目立つものからごく小さなものまで可能な限り丁寧に照射するプランです。
治療対象となるイボは、主に脂漏性角化症(老人性イボ)、アクロコルドン、ウイルス性イボです。その他の種類のイボについては、病変の種類や状態により治療対象外となる場合があります。
正確な治療費のお見積もりは、診察により実際にイボの状態を拝見した後のご提示とさせていただいています。
イボの大きさや個数、密集の程度によっては、一度にすべてを治療することが難しい場合があります。その際は、ご希望のエリアを分割し、複数回に分けて治療を行います。治療費は、それぞれの治療日ごとに必要となります。
すべて除去することを保証するものではありません。また、再発した場合や、残存するイボを後日治療する場合には別途料金が発生します。
イボの種類や状態によっては治療をお受けできないことがございます。
エリア治療プランでは、長時間の治療枠を確保しているため、直前のキャンセル・変更をされた場合、以降のご予約をお断りすることがあります。
AFTERWORD
おわりに~宣伝&ちょっと自慢
ここからは治療内容とは少し離れた個人的な「あとがき」です。ご興味のある方だけお読みください!
PASSION
なぜ、ここまでイボ治療にこだわるのか
顔や首、身体のイボでお悩みの方は本当に多く、お悩みも意外と深刻です。
そのため、イボ治療は当院が最も情熱を持って取り組んでいる治療と言っても過言ではありません。
実は、私自身が特別「イボ好き」というわけではありません(笑)。
ただ、イボ治療には独特の魅力があります。
無数のイボを一つひとつ見つけて、最小限のダメージで取り切ることだけに集中している時間は、まさに超集中状態。目の前のこと以外、何も考えなくなります。
そして治療が終わり、患者様のお肌がツルツルになって喜んでいただけたときの達成感は、何度経験しても嬉しいものです。
EXPERIENCE
気づけば20年近く、イボと向き合ってきました
本格的にイボ治療に取り組み始めたのは2006年頃です。
その後、2015年に当院を開院してから現在まで、本当にたくさんのイボ治療を行ってきました。それ以前もやっていましたので、これまでに治療してきたイボの数は、自分でも想像がつかないほどです。
2023年度
499件
定額プラン・エリア治療プランの治療実績
その後は数えていませんが、それ以前もほぼ同じような件数でしたので、治療経験はかなり多い方ではないかと思います。
もちろん、全国の先生方と比較したことはありませんので、「日本一です」などと言うつもりはありません。
ただ、自分では「イボの天敵」くらいにはなれているかな、と思っています(笑)。
FROM FAR AWAY
全国・海外からもご来院いただいています
本当にありがたいことに、北海道から九州まで、さらには海外からご来院いただくこともあります。
患者様からは、「こんな治療をしてくれるクリニックは、なかなか見つからなかった」と言っていただくことが少なくありません。
これは、おそらく私の性格によるものだと思っています。仕事になると、どうしても手を抜けないのです。
「このくらいでいいかな」が苦手で、見つけたイボはできるだけ取りたい、取り残しをできるだけ少なくしたい、どうしてもそう考えてしまいます。
SECOND OPINION
他院で満足できなかった方も多く来院されています
当院には、すでに他院で治療を受けたものの、次のようなご相談も数多く寄せられます。
・イボが残っている
・すぐ再発してしまった
・傷跡や色素沈着が気になる
・思っていた仕上がりにならなかった
もちろん、そのような場合でも最善を尽くします。
ただ、イボ治療もシミ治療も、皮膚にダメージを与える治療です。
治療を繰り返せば、その分ダメージは蓄積し、治療費や時間も余計にかかってしまいます。
だからこそ、私はできるだけ少ない治療回数で、できるだけ良い結果を目指したいと考えています。
PHILOSOPHY
イボ治療に対する考え方は、医師によってかなり違います
例えば、
・「目立つものだけ取れれば十分」
・「小さいものは大きくなってから治療すればいい」
・「再発したら、その都度また取ればいい」
という考え方もあります。
もちろん、それも一つの考え方です。
一方で、当院が目指しているのは、
「目立つイボを取ること」ではなく、できるだけツルツルのお肌に近づけること。
普通では見つけにくい極小サイズのイボや、これから目立ってくる「予備軍」までできるだけ見つけ出し、将来的にもイボで悩みにくい状態を目指しています。
そして、大きなイボはできるだけ傷跡が目立たないよう、最小限のダメージで取り切ることを大切にしています。
MESSAGE
ぜひ一度、ご相談ください
いろいろなクリニックを比較されるのは、とても良いことだと思います。
そのうえで、実際に治療を受ける前に、最後に一度だけでも当院へお越しください。
診察を受けていただければ、当院の治療に対する考え方やこだわりを感じていただけると思います。
お電話でスタッフとお話しいただくだけでも、当院が大切にしていることはお伝えできるはずです。
患者様の価値観は一人ひとり違います。
ですから、当院の考え方がすべての方に合うとは思っていません。
ただ、「できるだけ小さなイボまできれいに取りたい」「仕上がりにもこだわりたい」「長くイボで悩みたくない」という方には、きっとお力になれると思います。
「当院で治療を受けて本当に良かった。」
「最初からここに来れば良かった。」
そう思っていただけるよう、これからも一人ひとりの患者様に、本気で向き合っていきます。
今後も、本気でイボ撲滅を目指す皆様のお手伝いができれば嬉しく思います。
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このページの内容(医学情報)について
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このページは、私自身の知識や経験、これまで数多くのイボ治療を行ってきた中で感じてきたことをもとにまとめています。
そのため、一般的な教科書やガイドラインの内容だけではなく、日々の診療で得た経験や私なりの考え方も多く含まれており、できるだけ両者を区別してお伝えするよう心がけています。
当然ながら、すべての医師が同じ考え方や治療方法というわけではありません。
医療は、イボ治療に限らず、同じ病名・同じ治療法でも、診断の仕方や治療方法、どこまで仕上がりにこだわるかなどは、医師によって大きく異なります。
知識や経験はもちろん、性格や価値観、目指す治療結果によっても、実際の治療内容や結果は変わってきます。
そのため、このページの内容は当院で行っている治療や考え方には当てはまりますが、他院の治療にはそのまま当てはまらない場合があります。
また、できるだけ分かりやすくお伝えすることを優先しているため、一部の説明は簡略化していたり、細かい内容を省略している部分もあります。
すべてを書き切ることはスペース的に無理なので、このページは「イボ治療を理解するためのガイド」くらいの気持ちで読んでいただければと思います。
もし、ご自身のイボについてもっと詳しく知りたいことや、「自分の場合はどうなんだろう?」という疑問がありましたら、診察の際にお気軽にお尋ねください。
できるだけ分かりやすく、良いことも悪いことも含めて、正直にご説明いたします。
主な参考文献
American Academy of Dermatology:seborrheic keratosis
Textbook of modern dermatology新しい皮膚科学第2版 (中山書店)
本当のレーザー治療・美容皮膚科治療 (文光堂)
炭酸ガスレーザー治療入門第2版 (文光堂)
Visual Dermatology (秀潤社)
Monthly Book Derma ダーモスコピー診断マニュアル (全日本病院出版会)
ダーモスコピーのすべて 改訂第2版(南江堂)
皮膚がんバリエーションアトラス (医学書院)
カラーアトラスDermoscopy (金原出版)
Dr.田中のダーモスコピー相談室 (神陵文庫)
ダーモスコピー超簡単ガイド (秀潤社)



































































