マッサージピール
マッサージピール(コラーゲンピール)を詳細解説!
「たるみは気になるけど、ウルセラやサーマクールまではちょっと…」
「最近お肌のハリ感がない・・・将来のために何か始めたい!」
「小ジワや毛穴が気になるけど、フラクショナルレーザーは痛くて無理だった!」
「お肌のハリだけでなく、くすみや肝斑も改善したい!」
「シワ・たるみが気になるけど、経済的にちょっと・・・」
そんなお悩みに、お手頃価格で気軽に始められるのがマッサージピールです。
マッサージピールの一番の特徴は、ハリ感や小じわ、たるみなど、普通のピーリングでは届かない肌深部への効果です。
肌表面には優しく作用し、肌のバリア機能も保たれるため、季節を問わずに施術可能!
当院では2017年~2019年5月末日までに延べ約3000回の治療を行いました!
それから6年経ち現在2025年、もう8年以上継続していることになります。
もはや数えてはおりませんが、いったい何回やったんでしょうか?
長年、美容医療業界を見ていますが、この類の治療で、これだけ長い期間にわたり支持され続けるものは滅多にありません。
【写真の説明】
上の写真はマッサージピール治療前(左)と治療3日後(右)です。
オートホワイトバランスでの撮影のため、美白効果についての比較は正確にはできませんが、ハリ感や毛穴の見え方の改善が分かります。
治療直後からのハリ感は1週間~10日ほど続きます(即効性)。
治療を繰り返すことにより、根本的に肌状態が改善していきます。
下は手背への治療です。
3回治療後(左)の方が小じわが少なくなっているのが分かります。
(効果には個人差があります)
目次
マッサージピール(コラーゲンピール)とは?
マッサージピールはケミカルピーリングではない!?
マッサージピールは厳密にはピーリング治療ではありません←どういうこと???
マッサージピールではPRX-T33という特殊な薬剤を使います。
主な有効成分はトリクロロ酢酸(TCA)と低濃度過酸化水素です。
TCAは肌深くまで浸透する有名なピーリング剤ですが、日本人にはリスクが高く、ピーリング治療としては一般的ではありません。
そして、これらを特殊配合すると・・・さまざまな薬理作用が!⇒詳しくはこちら
しかも、TCAの強烈なピーリング作用は中和され、ほぼ無効化
⇒つまり、マッサージピールは基本的にピーリング(=皮を剝く)しません。
ピーリングで有名なお薬のピーリング以外の薬理作用で成り立つという、とても複雑なメカニズムで成り立っています。
ピーリングはしないけど、ピーリングで有名な薬(TCA)を使っているので、名前に「ピール」とついています。
だから、マッサージピールですが、マッサージピーリングではないと個人的には思っています(分かりにくい!)。
少し皮むけすることもありますが(ピーリング効果もアリ)、それが求める効果ではありません。
もう少し分かりやすく説明すると・・・
通常のケミカルピーリング(例えばマヌカピール)は、主に表皮(皮膚の浅いところ)がターゲットです。
皮を剝く(角質を取る=ピーリング)ことにより、肌の表面(表皮)をリニューアルします。
したがって、表皮が良くなる効果【キメ・ツヤ・手触り・メイク乗り・くすみ】がメインです。
ケミカルピーリングについて⇒こちら
マッサージピールのメインターゲットは真皮です。
薬剤が真皮深く浸透して、そこで効果を発揮します。
コラーゲンを作る細胞(線維芽細胞といいます)を刺激してコラーゲンを増産させます。
その結果、通常のケミカルピーリングでは難しい【ハリ・小じわ・毛穴・たるみ】という真皮系の効果がメインなのです!
マッサージピールの一般的な説明↓↓↓
使用薬剤:PRX-T33(イタリア:国際特許所得)国内未承認医療機器⇒詳しくはこちら
☞TCA(トリクロロ酢酸)は真皮まで届く強力なケミカルピーリング剤として有名です。
マッサージピール(PRX-T33)は高濃度TCAなのに、ほとんどダウンタイムなし。
過酸化水素との相互作用で、皮膚を強くピーリングすることなく深部に作用して、コラーゲンを作ることでハリをもたらします【コラーゲンピールとも呼ばれる所以】。
コウジ酸配合で強力美白作用も期待できます。
マッサージピールの効果
ハリ(小じわ・たるみ)+美白作用(くすみ・肝斑)
ハリ改善作用
特殊な薬剤が真皮層まで浸透し、コラーゲンの新生を強力に促進【コラーゲンピール】。
⇒お肌にハリと弾力をもたらし、たるみにくい肌を作ります。
薬剤のピーリング作用は弱く、治療後のダウンタイムがほとんどないのが特徴です。
美白作用
強力な美白作用あり
⇒理由を難しく説明すると・・・過酸化水素のメラニン酸化作用+コウジ酸のメラニン抑制作用+トリクロロ酢酸のターンオーバー亢進作用・・・とにかく白くなるということです。
老人性色素斑(普通のシミ)への効果は限定的だと思われますが、全体的なくすみや肝斑、ニキビ跡の色素沈着などにはある程度の効果が期待できると考えています。
⇒フォトシルクプラスの併用が効果的!
マッサージピールに即効性はない?
一般的にマッサージピールは即効性のある治療だと言われています。
実際、治療直後からハリ感や美白作用を感じる方多く、とても喜ばれます!
ただ、直後の効果は、本来の効果ではなく、持続もそれほど長くありません(数日~10日間)。
直後の効果は、薬剤が浸透する際に化学反応で発生する水によるものだと考えられてます。
それでも、理屈抜きにうれしいですよね。
本来の効果は、治療回数を重ねていくうちに徐々に出てくるものです。
つまり、「治療毎に即効性を感じながら、ゆっくり本格的に効いてくる」ということ。
開発者の先生は、マッサージピールを“お肌のエクササイズ”だと形容しています。
即効性を感じるということは、薬液が確実に肌に浸透して反応した証であり、その後の本格的な効果の出現を示すものです~楽しみですね!
マッサージピールの治療頻度と回数
一般的には、最初の5回は1~2週間おき、その後は1~2ヶ月おきがオススメとされていますが、そうしないといけないわけでも、そうしないと効果がないわけでもないと思っています。
お肌と薬剤の相性や、好みの問題もありますので、「まずは1回やってみて、効果の実感があり、続けたいと感じるなら、自分に合った無理のない頻度で継続を」とお伝えしています。
ただ、間隔に関しては肌の負担もありますので、最初は2週間、6回目以降は最低1ヶ月は空けてもらっています。
きっちりその通りにやる方もいますし、たまにやる程度の方もいますが、それぞれ満足されています。
マッサージピールの作用機序を考えると、効果は「1回の治療効果の積み重ね」の要素が強いと感じますので、ご自身に合ったスピードでよいと思っています。
ちなみに、普通のケミカルピーリングは最初は連続でやった方が効果が出ると思っています。
マッサージピール治療の流れ
マッサージピールは簡単!
治療時間10分~15分で終了!
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- STEP1 診察~効果と安全のために
- 当院では、どんな治療であっても治療前の診察はとても重要だと考えています。
初回は、マッサージピールについての詳しい説明を聞いて理解して頂きます。
毎回必ず治療前に診察でお肌の状態をチェックします。
※マッサージピールは安全な治療ですが、状態によってはおすすめしない場合があります。
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- STEP2 洗顔
- PRX-T33を均一に浸透させるためには、治療前の洗顔が重要です。
強く擦らず、優しくしっかりメイクなどを落としていただきます。
お肌をマッサージピールに適した状態に整えます。
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- STEP3 施術
- お肌に薬剤を塗布し、効率よく浸透させる方法でマッサージします。
多少のピリピリ感や熱感を感じることがありますが、特に問題はありません。
マッサージピールの効果やリスクは、薬液の量とマッサージの方法に左右されます。
訓練された免許を持つ看護師のみが施術を行います
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- STEP4 アフターケア
- 施術が終了した後、拭き取りと洗顔を行います。
この時点で、お肌にハリと滑らかさを感じる方が多いです。
その後、専用の保湿クリームをたっぷりと塗って、馴染めば治療終了です。
お疲れ様でした!
※治療後に、赤みなどがある場合は、抗炎症剤の塗布や冷却などをする場合があります。
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- STEP5 ご自宅でのアフターケア~最大限の効果のために
- マッサージピールは、治療期間中のアフターケアプログラムが組まれています。
マッサージピールの最大限の効果を出すためにはとても重要なアフターケアプログラムになっておりますので、ぜひおすすめです。
※写真は2017年当時のもの、現在はパッケージが変わっています。
マッサージピールの施術風景
マッサージピールの治療後経過
ほとんどダウンタイムがないのが特徴!
マッサージピールの主要成分であるTCA(トリクロロ酢酸)は、深くまで浸透する強力なピーリング剤として有名です。
通常のTCAピーリングは、とても効果が高い反面、赤みや激しい皮ムケ、かさぶたなどのダウンタイムが問題でした。
われわれアジア人にとっては、色素沈着や瘢痕形成などの重大なリスクもあり、気軽に受けられる治療ではありません。
マッサージピールは一般的なケミカルピーリングではないので、高濃度TCAによる治療でありながら、ほとんどダウンタイムがないのが最大の特徴です。
治療直後は多少の赤みが出る場合もありますが、通常はすみやかに治まります。
その後の皮ムケなども軽度であり、ダウンタイムがほとんどありません。
治療後の経過に問題がなければ、1~2週間おきに5回程度繰り返すことをお勧めしています。
治療後に起こる可能性のある副作用と対策
マッサージピールは基本的にダウンタイムのない治療です。
ただし、お肌の状態によっては、以下のような症状を伴うことがあります。
適切な対処により通常は問題なく治りますのでご安心ください。
・皮ムケ
翌日~数日後に薄い皮ムケが起きることがあります。
・赤みやかゆみ
治療後しばらく赤みやかゆみが現れることがあります。
・痂皮(かさぶた)
薄い痂皮が出現したり、点状の痂皮が散発する場合があります。
痂皮を無理に剥がしたりしなければ、通常は問題なく治ります。
痂皮を無理に剥がすと、色素沈着や瘢痕の可能性もあるため注意が必要です。
副作用発生時の対処
基本的に、どの症状に対しても対処は同じです。
- 抗炎症薬塗布
- 紫外線予防
- 保湿(ワセリンや専用クリーム:鎮静作用あり)
- 刺激しない(擦らない・触らない・痂皮を剥かない)
これで通常は大丈夫です!
皮ムケの例
治療後数日で薄皮が剥ける(特に口周り)ことがあります。
通常は、目立つほどのものではありません。
保湿して強く擦らないようそっとしておけば
治ります!
かさぶたの例
当院スタッフのマッサージピール治療後写真です。
この部分のお肌が弱いのか、あらゆるピーリング治療で同じ部位にかさぶたができます。
4~5日で自然に剥がれ落ちて、きれいなお肌に生まれ変わります。
マッサージピールセミナーで講演させていただきました!
マッサージピール(PRX-T33)開発者Rossana Castellana博士とともに、マッサージピールの医療従事者向けセミナーで、実際の治療方法や注意点、考え方などをお話させていただきました。
当日は、とても多くの先生方がご参加され、マッサージピールが非常に高い関心と注目を集めているということを知ることが出来ました。
マッサージピールができない可能性のある方
- 配合成分に対するアレルギー
- 炎症の強い肌
- 重症の敏感肌
- 妊娠・授乳中
- 脂漏性皮膚炎の部位(程度による)
- ヘルペス治療中
頻繁にヘルペスが出る方はご相談ください。
トレチノイン(ディフェリンゲルなど)や過酸化ベンゾイル(ベピオ・デュアック・エピデュオなど)を使用している場合は、治療前2週間ほど控えて頂くのが安全です。
イソトレチノイン(アキュテイン、ロアキュテイン・ロアキュタンなど)の内服中の方、内服歴がある方はご相談ください。
マッサージピールのリスク(副作用・合併症など)
- 赤み・乾燥・腫れ・皮むけ・かさぶた(治療時の肌の調子による)
- 敏感肌(通常は一時的)
- かぶれ(マッサージピールの成分が肌に合わない場合)
- 色素沈着・瘢痕(非常にまれ)
- ヘルペスの悪化
など、詳しくは医師にご確認ください。
治療費用
表示は、治療1回の料金です。
施術前の麻酔やアフターケアのためのお薬代金などは、別途必要になることがあります。
無診察での治療は法律で禁じられておりますので、治療には毎回診察が必要になります。
料金内容は予告なく変更する場合がございます。
診察料 | 初診 | ¥2,000 (税込¥2,200) |
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再診 | ¥1,000 (税込¥1,100) | |
注射・点滴治療のみの再診 | ¥500 (税込¥550) |
※すべての治療・医療薬処方には診察が必要です。予めご了承ください。
マッサージピール施術料金一覧【専用保湿クリーム処置つき】
顔 | ¥13,000(税込¥14,300) 2回目以降¥11,700(税込¥12,870) |
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首 | ¥13,000(税込¥14,300) 2回目以降¥11,700(税込¥12,870) |
両手背 | ¥13,000(税込¥14,300) 2回目以降¥11,700(税込¥12,870) |
アフターケアキット:WiQoピール(美容液) | ¥9,800(税込¥10,780) |
アフターケアキット:WiQoクリーム | ¥9,800(税込¥10,780) |
アフターケアキット:ボディ用クリーム (成分:ピール+クリーム) | ¥18,000(税込¥19,800) |
※同部位については2回目以降10%OFFでお受けいただけます。
※複数部位の同時治療は割引があります。お問い合わせください。
※上記以外の部位はご相談ください。
※料金は、為替相場の変動や、輸送費の変動などで、予告なく変更する場合がございます。
※治療後トラブル防止のための炎症止めクリームや低刺激化粧水をお勧めしています(ご希望の場合、別途数千円必要です)。
マッサージピール(コラーゲンピール)によくある質問
このQ&Aの回答については、当院での診療を基準にしています。
当院以外のクリニックの診療に当てはまるとは限りません。
Q : 即効性はありますか?
A : 即効性があります。
治療直後からハリや美白効果を実感でき大変喜ばれることが多いです。
マッサージピールは、治療直後に肌の内部で水分を発生させることが分かっており、即効性の原因は、この水分であると考えられています。
ただ、残念ながら、水分は短時間で吸収されますので、この効果の持続期間はせいぜい1週間ほどだと考えています。
マッサージピールの本格的な効果は真皮層でのコラーゲン生成によって肌にハリと弾力をもたらすことです。
これらの効果は、治療回数を重ねるごとにゆっくりと出てきます。
Q : 治療後すぐにお化粧(メイク)できますか?
A : マッサージピールは、治療直後からメイク可能です。
他のケミカルピーリングと異なり、皮膚表層の角質を除去していませんので、皮膚のバリア機能が保たれているからです。
Q : 夏でも治療可能ですか?
A : マッサージピールは、他のケミカルピーリングと異なり、皮膚表層の角質を除去していませんので、皮膚のバリア機能が保たれています。 し
たがって、季節を問わず安心して治療を受けて頂けます。
Q : 痛いですか?
A : 多少の熱感やピリピリ感などの刺激を感じるかもしれませんが、痛いというほどではない場合がほとんどです。
治療時の肌の状態によって、感じる刺激も異なります。
肌が敏感なときは、刺激も強めに感じることが多いです。
刺激の感じ方には個人差があり、ほとんど刺激を感じないという方もいます。
Q : 治療後の赤みや腫れなどのダウンタイムはありますか?
A : 治療中は、若干の赤みが見られることもありますが、治療後の洗顔が終わった頃には引いていることが多いです。
したがって、通常の経過においては、基本的にダウンタイムはほとんどありません。
ただし、治療時の肌の状態によっては、赤みが長引いたり、多少の皮むけ、かさぶたができることもあります。
Q : 治療後に皮ムケはありますか?
A : 数日後に、ごく薄い皮むけ(特に口周り:本文中に写真あり)を起こすことがありますが、ほとんど目立ちません。
Q : 治療はどのくらいの間隔で受ければいいですか?
A : 初めての方は、1~2週間に1回を5回繰り返すのをお勧めしています。
その後は、お肌の状態に合わせて、1~2か月おきに治療を繰り返します。
Q : 普段ホームピーリングしていますが、どのくらい期間を空ければマッサージピール可能ですか?
A : 普段使用しているピーリング剤の種類や強さや、お肌の状態によっては期間を空ける必要がない場合もありますので、直接ご相談ください。
ご心配であれば、2週間ほど空けて頂ければ、ほとんどの場合で問題ありません。
Q : マッサージピールはまぶたも可能ですか?
A :上まぶたへの治療は可能ですが、当院では安全のため行っておりません。
また、下まぶたも、安全の確保できる範囲内での治療とさせていただいております。
Q : 他のケミカルピーリング同様、マッサージピール治療後には徹底した日焼け対策が必要?
A : マッサージピールは、一般的なピーリングと異なり、バリア機能に大きなダメージを与えることはありません。
ただ、治療後は多少敏感になる場合がありますので、念のためしっかり日焼け対策して頂くことをおすすめします。
紫外線が美肌にとって大敵なのは、どんなときでも変わりません。
Q : マッサージピールはシミやくすみにも効果がありますか?
A : 表皮ターンオーバー促進作用があり、美白成分コウジ酸が配合されていますので、くすみや肝斑への効果はあると考えられます。
実際に、治療後はトーンアップや肝斑の改善をご実感される患者様も多いです。
ただ、老人性のシミ(普通のシミ)やそばかすが取れるほどの効果は期待できません(Qスイッチルビーレーザーがおすすめです!)。
Q : マッサージピールの薬剤が肌に合わないことはありますか?
A : まれにあります。
配合成分に対する過敏症や、重症の敏感肌、お肌の状態が悪い場合には、治療中や治療後に異常な反応(強い灼熱感や長く持続する強い赤みやかゆみ・小水疱)を起こしたり、お肌の状態を崩してしまう場合があります。
通常は、抗炎症剤の外用で治ります。
Q : 肝斑は擦ることで、悪化すると聞いていますが、マッサージで悪化することはないのでしょうか?
A : 擦る刺激が肝斑の悪化原因になることはよく知られています。
マッサージピールの施術においても、肝斑が存在している部位を強くマッサージすれば肝斑の悪化を招く可能性があります。
当院では、治療前の診察でお肌の状態をよく確認し、肝斑の部分に対しては慎重に施術いたしますのでご安心ください。
マッサージピールの有する弱いピーリング作用とコウジ酸の美白作用により、肝斑が改善することが期待できます。
Q : マッサージピールに含まれる過酸化水素やコウジ酸は身体に有害な成分と聞いたことがありますが、大丈夫でしょうか?
A : どちらも通常の使用においては心配いりません。
過酸化水素は高濃度では劇物扱いです。
低濃度(3w/v%など)のものは消毒液などで有名ですが、PRX-T33に配合される過酸化水素は超低濃度です。
消毒液レベルの過酸化水素は、場合によってはお肌に傷害を与えますが、超低濃度では逆にお肌を活性化することが報告されています。
コウジ酸は、2003年に有害であるとされ一度使用禁止になりましたが、2005年には検証の結果、外用する限りは安全であることが確認されています。
現在では多くの化粧品で使用されています。
Q : アフターケアの専用化粧品は使用した方がよいのでしょうか?
A : マッサージピールの効果を最大限発揮させるには、使用して頂いた方がよいです。
クリームは、マッサージピールで弱くなった皮膚のバリア機能を補い、お肌の修復に必要な栄養分を含んでいます。
ピーリング化粧水の目的は、日常的に使用してお肌を酸性の環境に保つことで、TCAの生物活性化反応を最大限に引き出すことです。
Q : コラーゲンピールやミラノピールなど、よく似た特徴のピーリング治療がありますが、マッサージピールと何が違うのでしょうか?
A :基本的にはすべて同じ治療だと思われます。
Q : クリニックによって施術方法や効果に差はあるのでしょうか?
A :他院のやり方は分かりませんが、たくさんのクリニックにお通いの患者様の話では、かなりの差があるようです。
薬液量の差、施術時間の差、マッサージのやり方や強さの差、それに伴う効果の差です。
また、施術を受付や美容カウンセラー・アドバイザーなどの医療資格を持たない者が行うクリニックもあるそうです(当院では医師・看護師以外は行いません)。
当院では、2017年時点でも3000例以上の治療実績があります。
開発者の治療方法を、われわれアジア人の肌に合うよう調節して安全に、ベストな効果が出るような方法を採っています。