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脂漏性角化症(老人性イボ)の診察・治療・費用・治療後の経過について、よくいただくご質問76問にお答えします。イボ(脂漏性角化症)のレーザー治療の総合案内はこちら

FAQ

イボ治療FAQ

脂漏性角化症(老人性イボ)の診察・治療・費用・治療後の経過など、よくいただくご質問をまとめています。質問をクリックすると回答が表示されます。

① 診察・診断について

Qイボかどうか自分では判断できません。診てもらえますか?
A

はい。ダーモスコープで詳しく観察し、できるだけ正確に診断します。

もちろん最終的には診察が必要ですが、このページでもイボの種類や見分け方を詳しくご紹介しています。「もしかしてこれかな?」という予習にはなると思いますので、よろしければご覧ください。→「イボの種類・特徴、見分け方」を見る

Qイボ・シミ・ホクロの違いが分かりません。どれも診てもらえますか?
A

はい。もちろんです。

イボ・シミ・ホクロは、見た目がよく似ていることがあります。

実際に、シミのご相談で来院された患者様のお肌を詳しく診察すると、「シミだと思っていたものの多くが脂漏性角化症(老人性イボ)だった」ということは珍しくありません。

これらは見た目は似ていても、原因も治療法もまったく異なります。そのため、まずは何ができているのかを正しく診断することが、とても大切です。当院では、肉眼で診るだけでなく、ダーモスコープ(皮膚拡大鏡)を使って詳しく観察し、できるだけ正確に診断したうえで、病変の種類や治療方法について分かりやすくご説明します。

なお、ホクロと診断した場合は、当院では治療を行っておりません。ホクロは種類によってレーザー治療が適していない場合もあり、切除など別の治療法が望ましいことがあるためです。

「イボだと思っていたらシミだった」「ウイルス性イボと言われていたけれど脂漏性角化症だった」というケースも少なくありません。ご自身で判断が難しい場合は、お気軽にご相談ください。

Q他院で「ウイルス性イボ」と言われました。本当にウイルス性イボなのでしょうか?
A

可能性はありますが、実際に診察してみないと判断できません。

当院では、「ウイルス性イボ」と診断されてヨクイニンを内服していたり、液体窒素による治療を続けていたものの、ダーモスコープで詳しく観察すると脂漏性角化症だったというケースを少なくありません。

特に顔や首、体幹に多発するイボでは、当院の経験上、脂漏性角化症であることが比較的多い印象です。一方で、手足や足の裏(足の裏に脂漏性角化症はできません)では、本当にウイルス性イボであることが多くなります。

もちろん、他院の診断が間違っているという意味ではありません。見た目だけでは区別が難しい病変もあるため、診断には丁寧な観察が重要です。

当院では、肉眼だけでなくダーモスコープを用いて詳しく観察し、できるだけ正確に診断したうえで、治療が必要かどうかや最適な治療方法をご説明しています。

Q悪性(皮膚がん)の可能性も分かりますか?
A

はい。ダーモスコープなどを用いて診察し、悪性が疑われる所見がないかを慎重に確認します。

多くの場合は診察である程度判断できますが、見た目だけで100%診断できるわけではありません。最終的に確定診断が必要な場合は、病変の一部または全部を採取して行う病理検査が必要になります。

診察の結果、皮膚がんなどの悪性疾患を否定できない場合には、当院でレーザー治療を行うことはありません。必要に応じてより詳しい診察や病理検査が可能な専門の医療機関をご紹介いたします。

「イボだと思っていたら別の病気だった」ということも稀にあります。気になるできものがある場合は、まずは診断を受けることをおすすめします。

Qイボが急にたくさん増えることはありますか?
A

通常、脂漏性角化症(老人性イボ)は年齢とともに少しずつ増えていくことがほとんどです。

しかし、短期間のうちに急激に数が増えたり、強いかゆみを伴ったりする場合には、注意が必要なことがあります。

まれではありますが、このような症状はLeser-Trélat(レーザー・トレラ)症候群と呼ばれ、胃がんをはじめとする悪性腫瘍に関連してみられることがあります。そのため、診察の結果、必要と判断した場合には、内臓疾患が隠れていないか全身の検査をご案内することがあります。

ただし、急にイボが増えたからといって、必ずしも内臓の病気があるわけではありません。

当院でもこれまで、そのような経過から内臓の病気が見つかった患者様は経験しておりません。実際には非常に稀であり、必要以上に心配される必要はないと考えています。加齢や紫外線の影響で一時的に目立つようになったり、これまで気づかなかったイボが増えたように感じたりすることもあります。

また、ウイルス性イボ(尋常性疣贅や扁平疣贅)でも、一度に複数できることがあります。イボの種類によって原因や治療法は異なるため、「急に増えた」「今までと様子が違う」と感じた場合は、一度皮膚科で診察を受けることをおすすめします。

Q脂漏性角化症は悪性化(がん化)しますか?
A

脂漏性角化症は良性のできもので、基本的にがん化することはありません。

年齢とともに数が増えたり、少しずつ大きくなったり、色が濃くなったりすることがありますが、このような変化は脂漏性角化症でもみられます。

ただし、注意したいのは、皮膚がんの中には脂漏性角化症とよく似た見た目をするものがあるという点です。特に悪性黒色腫(メラノーマ)などは、見た目だけでは区別が難しいことがあります。

そのため、急に大きくなった、色や形が大きく変わった、出血を繰り返す、強いかゆみが続くなど、いつもと違う変化がみられる場合には、念のため皮膚科で診察を受けることをおすすめします。

診察で判断が難しい場合には、専門機関にご紹介することもあります。

脂漏性角化症そのものは心配の少ない良性のできものですが、「本当に脂漏性角化症なのか」を正しく診断することが大切です。 気になるできものがある場合は、ご自身で判断せずお気軽にご相談ください。

Q炭酸ガスレーザー治療を行わない、または治療を延期するのはどのような場合ですか?
A

一般的に炭酸ガスレーザーの禁忌とされる項目は以下です。

  1. 悪性を否定できない病変
  2. 治療部位の感染・強い炎症
  3. ケロイド体質
  4. 創傷治癒に問題がある状態
  5. 強い日焼け
  6. 妊娠中
  7. 治療後の創傷管理・遮光が困難
  8. その他医師がレーザー治療に適さないと判断した場合

特に重要なのは①で、ダーモスコピーなどで診断が確定できない病変、悪性疾患を否定できない病変にはレーザーを照射しません。

メラノーマ、基底細胞癌、扁平上皮癌などを否定できない病変を蒸散すると、組織が失われて病理診断が困難になる可能性があるからです。このような場合には、適切な専門医療機関をご紹介することがあります。

② 治療について

Q炭酸ガスレーザーとはどのような治療ですか?
A

炭酸ガスレーザーは、皮膚の水分に反応するレーザーです。

病変組織に含まれる水分がレーザーのエネルギーを吸収すると、その部分だけが瞬時に蒸散し、少しずつ病変を取り除くことができます。

周囲への熱の影響が比較的少ないため、正常な皮膚へのダメージをできるだけ抑えながら治療できることが大きな特徴です。

また、病変を直接確認しながら照射できるため、取り残しをできるだけ少なくしつつ、削りすぎないよう細かく調整できることから、脂漏性角化症のように仕上がりを重視する治療に適しています。

Qどのレーザーを使いますか?
A

当院では、主に炭酸ガスレーザーを使用しています。

炭酸ガスレーザーは、病変を直接確認しながら少しずつ取り除くことができるため、できるだけ取り残しを少なくしながら、正常な皮膚へのダメージも最小限に抑えやすいという特徴があります。

イボの大きさや盛り上がり、色、できた部位に応じて治療方法を使い分けています。必要に応じてスキャナ付き炭酸ガスレーザーやQスイッチルビーレーザーを選択し、有茎性脂漏性角化症やアクロコルドン(軟性線維腫)など、首の細い部分でぶら下がった病変ではハサミを併用することもあります。

どの機器を使うかよりも、「そのイボに最も適した方法を選ぶこと」が大切だと考えています。

Qなぜ炭酸ガスレーザーを使うのですか?
A

炭酸ガスレーザーは、イボを直接見ながら少しずつ取り除くことができる治療です。

病変の状態を確認しながら照射できるため、取り残しをできるだけ少なくしつつ、正常な皮膚へのダメージも最小限に抑えやすいという特徴があります。

その結果、1回で治療が完了する可能性が高く、再発しにくく、傷跡や色素沈着にも配慮した治療が行えます。

特に、見た目の仕上がりを重視する顔や首の脂漏性角化症では、大きなメリットがあると考えています。

Q炭酸ガスレーザーにもいろいろな種類があるようですが、一番良い機械はありますか?治療効果に違いはありますか?
A

炭酸ガスレーザーにはさまざまなメーカーや機種がありますが、治療効果を左右するのは、機械そのものよりも、それを使いこなす医師の技術による部分が大きいと考えています。

炭酸ガスレーザーは「レーザーメス」の一種です。そのため、どの機械を使うかよりも、どのように使うかが非常に重要になります。

例えば、手術を受けるときにメスのメーカーを気にする方はほとんどおらず、「どの先生が手術をするのか」を重視されると思います。炭酸ガスレーザーもそれとよく似ています。美容師さんに例えるなら、ハサミの種類よりも、それを使う美容師さんの技術で仕上がりが変わるのと同じです。

イボのレーザー治療では、まず一つひとつの病変を丁寧に観察し、本当に治療すべき病変かどうかを判断します。そして、イボの大きさや厚み、部位に合わせて、必要最小限の出力と深さで細かく照射していきます。

このように、イボの治療は機械任せに自動で行えるものではなく、一つひとつを目で確認しながら微調整を繰り返す治療です。

もちろん、機種によって細かな機能や操作性には違いがありますが、仕上がりに最も大きく影響するのは、病変を正確に見極め、適切な深さ・範囲・出力で照射する技術だと考えています。

当院では、「イボを取ること」だけでなく、「できるだけ傷あとや色素沈着を残さず、ツルツルした肌に仕上げること」を大切にしています。そのため、機械の性能だけに頼るのではなく、一つひとつのイボに合わせて細かく調整しながら、必要最小限のダメージで最大限きれいな仕上がりを目指して治療を行っています。

Q液体窒素治療を受けましたが、イボが取れませんでした。どうしてでしょうか?
A

液体窒素による凍結療法は、イボを強く冷やして壊死させ、少しずつ取っていく治療です。

この治療では、一度に強く凍らせすぎると周囲の正常な皮膚までダメージを受け、色素沈着や傷あとが残るリスクが高くなります。そのため、周囲の皮膚への負担とのバランスを考えながら治療を行うため、一度で完全に取り切れず、複数回の治療が必要になることが少なくありません。

実際に、「何度も液体窒素治療を受けたけれど、なかなか取れなかった」という理由で当院を受診される患者様は多くいらっしゃいます。

一方、炭酸ガスレーザーは、イボを直接見ながら必要な部分だけを細かく除去できるため、適切に治療を行えば、正常な皮膚へのダメージをできるだけ抑えながら、1回の治療で除去できることが多いというメリットがあります。

自由診療のため健康保険は適用されませんが、何度も通院する時間や治療回数を考えると、結果的にご満足いただけるケースも少なくありません。

当院では、脂漏性角化症の治療には炭酸ガスレーザーが最も適した治療法の一つと考えています。イボをしっかり除去するだけでなく、色素沈着や傷あとをできるだけ残さず、きれいな仕上がりを目指して、一つひとつ丁寧に治療を行っています。

Q炭酸ガスレーザーと液体窒素の治療は何が違うのですか?
A

どちらも脂漏性角化症の治療に用いられる方法ですが、治療の仕組みや特徴が異なります。

液体窒素は、イボを凍らせて壊し、自然に取れるのを待つ治療です。保険診療で受けられるというメリットがありますが、どこまで凍結できたかを目で確認しながら治療することはできません。

1回で完全に除去しようとすると、イボだけでなく周囲の正常な皮膚まで強く凍結してしまい、色素沈着や傷跡のリスクが高くなることがあります。逆に、ダメージを抑えようとすると取り残しが生じやすく、複数回の治療が必要になることも少なくありません。

一方、炭酸ガスレーザーは、イボを直接確認しながら少しずつ削り取っていく治療です。病変の状態を見ながら照射できるため、取り残しをできるだけ少なくしながら、正常な皮膚へのダメージも最小限に抑えやすいという特徴があります。そのため、1回の治療で良好な結果が得られる可能性が高く、仕上がりの美しさにも配慮しやすい治療です。

当院では、「できるだけきれいに治すこと」と「再発しにくいこと」を重視しているため、脂漏性角化症の治療には主に炭酸ガスレーザーを使用しています。

Qイボの治療において、炭酸ガスレーザー以外で有効なレーザーはありますか?
A

はい。ただし、それぞれ得意なイボの種類が異なります。

まず、Qスイッチルビーレーザー・QスイッチYAGレーザー・Qスイッチアレキサンドライトレーザーは、メラニン色素に反応するレーザーです。

そのため、色調が濃く、盛り上がりが少ない脂漏性角化症では効果が期待できることがあります。しかし、これらのレーザーはイボを削り取るレーザーではないため、厚みのあるイボでは深い部分の病変が残ってしまうことも少なくありません。そのため、適応を正しく見極めることが重要です。

もう一つの選択肢として、エルビウム・ヤグ(Er:YAG)レーザーがあります。このレーザーは周囲への熱の広がりが少なく、正常な皮膚へのダメージを抑えやすいというメリットがあります。

一方で、炭酸ガスレーザーと比べると、多数のイボを効率よく治療するにはあまり向いていません。 また、ごく小さなイボを一つひとつ丁寧に治療する場合には、炭酸ガスレーザーの方がスピーディーで細かな調整がしやすいと考えています。

このように、それぞれのレーザーには長所と短所があります。

当院では、数個のイボだけでなく、数十〜数百個のイボをできるだけきれいに取り除くことを目標に治療しています。 治療の確実性、細かな操作性、治療スピード、仕上がりのバランスを総合的に考えると、脂漏性角化症や首のイボの治療には、炭酸ガスレーザーが最も適したレーザーであると考えています。

イボの状態によって最適な治療法は異なりますので、診察で種類や状態を見極めたうえで、最も適した方法をご提案いたします。

Q一度に何個くらい治療できますか?
A

治療できる個数は、イボの数だけでなく、大きさ・盛り上がり・部位によって大きく変わります。

例えば、小さなイボがたくさんある場合は、多いときには1000個以上治療できることもあります。一方で、大きく盛り上がったイボは1個あたりの治療に時間がかかるため、同じ時間でも治療できる個数は少なくなります。

これは、イボが大きくなるほど除去しなければならない組織の量が大きく増えるためです。直径が10倍になると、除去する組織量は理論上1000倍近くになることもあり、その分、照射時間や必要なエネルギーも大きく変わってきます。

そのため当院では、「○個まで」という決め方ではなく、治療エリアを設定し、その範囲内で私が最高のパフォーマンスを維持できる限界まで、できるだけ小さなイボも含めて丁寧に治療するという考え方を採用しています。

実際にどこまで治療できるかは診察でお肌の状態を拝見し、ご希望も伺いながらご説明いたします。

Q顔・首・身体のイボはどこでも治療できますか?
A

はい。顔・首・体幹(胸・お腹・背中など)をはじめ、多くの部位で治療が可能です。

一方で、手指・足指・足の裏・陰部にできたイボについては、当院では治療を行っておりません。

これらの部位は、脂漏性角化症よりもウイルス性イボであることが多く、治療方法や考え方が異なるためです。そのため、まずは一般皮膚科での診察・治療をおすすめしています。

また、顔・首・身体では、部位によって皮膚の厚さや動き、治療後の経過が異なります。そのため当院では、それぞれの部位の特徴に合わせて、照射方法や出力を調整しながら治療を行っています。

詳しくは、このページの「イボの部位別特徴」で、各部位の特徴や治療のポイントをご紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください。

Q髪の毛の中にもイボがあります。治療できますか?
A

はい、単発のイボであれば治療可能です。

ただし、エリア治療プランでは、髪の毛の中全体を対象にした治療は行っていません。

髪の毛をかき分けながら極小のイボまで探して治療することは現実的に難しく、治療にも非常に時間がかかるためです。

一方で、脂漏性角化症は生え際やもみあげ付近にできやすいという特徴があります。そのため、生え際から見えているものや、髪をかき上げたときなどに目立ちやすいイボについては、できるだけ治療するようにしています。

「髪の毛の中だから全部対象外」というわけではありません。見た目への影響や治療の必要性を考慮しながら、できる範囲で対応していますので、気になる場合は診察の際にお気軽にご相談ください。

Qまぶたにイボがたくさんあり、他院で治療は難しいと言われました。目の近くやまぶたでも治療できますか?
A

はい、多くの場合は治療可能です。当院では、まぶたのイボ治療も数多く行っています。

ただし、まつ毛の生え際にできたものや、眼球に近すぎる部位では、安全面を考慮して治療をお受けできない場合があります。

また、治療部位によっては、眼球をレーザー光から保護する専用のアイガードを装着して、安全に配慮しながら治療を行います。まずは診察で状態を確認し、治療が可能かどうかをご説明いたします。

Q「取り放題」や「打ち放題」のプランは、どのクリニックでも同じですか?
A

いいえ。同じではありません。 「取り放題」や「打ち放題」という名前でも、治療内容や考え方はクリニックによって大きく異なります。

例えば、時間制限があるもの、個数や大きさに制限があるもの、目立つイボだけを治療するものなど、その内容はさまざまです。また、同じプラン名でも、どこまで小さなイボを治療するのか、どの程度の仕上がりを目指すのかは、担当する医師の診断や治療方針によって大きく変わります。

当院のエリア治療プランでは、目立つイボだけではなく、できるだけ小さなイボまで丁寧に見つけて治療し、ツルツルのお肌を目指すことを大切にしています。

料金だけで比較すると違いが分かりにくいこともありますので、「どこまで治療してもらえるのか」「どのような仕上がりを目指しているのか」という点も、クリニック選びの参考にしていただくことをおすすめします。

Qイボの定額プランや「取り放題」はありますか?
A

当院では、治療範囲(エリア)を決めて、その範囲内のイボをまとめて治療する「定額プラン」や「エリア治療プラン」をご用意しています。

イボが多い方では、数十個から数百個できていることも珍しくありません。そのような場合、健康保険での液体窒素治療では何度も通院が必要になることがあり、医療機関によっては対応が難しい場合もあります。

また、自由診療でも1個ずつ料金がかかる治療では、1個あたりの費用が安くても、合計すると高額になってしまうことがあります。

そのため当院では、個数ではなく治療エリアごとに料金を設定したプランをご用意しており、多くの患者様に選ばれています。

このプランでは、目立つイボだけを取るのではなく、将来大きくなる可能性のある小さなイボまで丁寧に観察し、できるだけ残さないよう治療することを大切にしています。

「一度にできるだけ多く治療したい」「他院で満足できなかった」「なめらかなツルツル肌を目指したい」という方には、特におすすめの治療プランです。多くの患者様から、「思っていた以上に肌がきれいになった」とご満足いただいています。

Qイボをすべて取り切って、完全にゼロにすることはできますか?
A

完全にゼロにすることは、現実的には難しいとお考えください。

その理由は、イボの中には診察の結果、レーザーを当てない方がよいものや、別の治療が適しているものがあるためです。また、でき始めたばかりの極めて小さなイボは、どれだけ丁寧に観察しても確認できないことがあり、100%すべてを取り切ることは困難です。

一方で、当院では目立つイボだけを取るのではなく、普通に見ただけでは分かりにくい小さなイボまで丁寧に探し、できるだけ残さないよう治療することを大切にしています。

そのため、「思っていたよりたくさん取ってもらえた」「肌がツルツルになった」と喜んでいただく患者様も多くいらっしゃいます。

もちろん、新しいイボが今後加齢とともにできてくる可能性はありますが、治療時点で確認できるイボは、できる限りきれいに除去し、ゼロに近い状態を目指して治療しています。

Qイボがたくさんあります。全部数えて費用を見積もってもらうことはできますか?
A

当院では、イボが多数ある場合にすべて数えることはしておりません。

目立つイボが少数であれば、サイズを測定してお見積もりすることが可能です。 ただし、正確な診断と治療計画を立てるため、個数・サイズでのお見積もりは1回につき10個までとさせていただいています。

イボがたくさんある場合は、一つひとつについて「本当にイボなのか」「どの種類のイボなのか」を診断し、サイズを正確に測定する必要があります。そのため、数百個以上あるイボをすべて数えてお見積もりすることは、現実的ではありません(下の画像を参照)。

また、イボには大小さまざまなものがあり、色や形も異なります。小さなイボが密集していたり、いくつかがつながって見えたりすることもあるため、「どこまでを1個と数えるか」の判断も簡単ではありません。

さらに、実際の治療では、見積もり時に数えたイボだけを照射するのではなく、治療中に見つかった小さなイボや、照射した方がよいと判断した病変も含めて処置することがあります。 そのため、個数を厳密に数えることは、必ずしも患者様のメリットにつながらないと考えています。

そこで当院では、イボが多い方には「エリア治療プラン」をおすすめしています。 これは、治療する範囲(エリア)を決め、その範囲内のイボを個数やサイズに関係なく、できる限り丁寧に除去していくプランです。

当院の治療は、「目立つイボだけを取る」のではなく、普通に見ただけでは分かりにくい小さなイボまで丁寧に探し、できるだけ取り残しがないよう治療することを大切にしています。

そのため、イボがたくさんある方では、一つひとつ数えて料金を計算するよりも、まとめて治療した方が圧倒的に効率が良く、仕上がりにもご満足いただけることが多いと考えています。

大小さまざまな脂漏性角化症が多数密集している状態。一部は隣接・融合しており、正確な数を数えることが困難なほど多発している
赤い丸印、すべて脂漏性角化症です。わずか3cmほどの範囲にこの数。しかも、密集・融合しているものもあり、何をもって「1個」とするのかさえ曖昧です。これ、全部数えますか?当院では無理です・・・。
Q他院でイボのレーザー治療を受けましたが、取れませんでした。どのようなことが考えられますか?
A

イボが残ってしまう理由はいくつか考えられます。

まず考えられるのは、使用したレーザーの種類です。

脂漏性角化症(老人性イボ)は、一般的には炭酸ガスレーザーが最も確実に除去しやすい治療です。一方で、盛り上がりが少なく色素の濃いイボでは、傷あとや色素沈着をできるだけ抑える目的で、Qスイッチルビーレーザーなどが選択されることもあります。

ただし、Qスイッチレーザーはイボを削り取るレーザーではないため、イボの厚みや盛り上がり、色調によっては完全に除去できず、一部が残ってしまうことがあります。

次に考えられるのは、レーザーの照射方法です。

炭酸ガスレーザーを使用していても、照射する深さが足りなければイボは残ります。 一方で、深く削りすぎると傷あとや色素沈着、凹みの原因になるため、治療ではそのバランスがとても重要です。特に傷あとを避ける目的で、あえて浅めに治療することもあるようで、その結果再治療が必要になります(当院では、できるだけ1回で取り切る方針です)。

もう一つは、イボの種類が異なっていた可能性です。

「イボ」と呼ばれるものには、脂漏性角化症だけでなく、ホクロ、皮脂腺増殖症、ウイルス性イボなどさまざまな種類があります。それぞれ適した治療方法やレーザーの当て方が異なるため、脂漏性角化症と同じ方法では十分な効果が得られないことがあります。

当院では、まずダーモスコピーなどでイボの種類を丁寧に診断し、その病変に最も適した方法で治療を行っています。また、「イボを取ること」だけでなく、「できるだけ傷あとや色素沈着を残さず、ツルツルした仕上がりにすること」を大切にしています。

他院で「取れなかった」「再発したと言われた」という方でも、診察すると実際には取り残しだったというケースも少なくありません。お困りの方は、お気軽にご相談ください。

QQスイッチルビーレーザーで首のイボは取れますか?
A

首のイボをQスイッチルビーレーザーだけで完全に除去するのは難しいことが多いです。

Qスイッチルビーレーザーは、メラニン色素に反応するレーザーで、主にシミやあざの治療に使用されます。脂漏性角化症にも使用することがありますが、適応となるのは、色調が濃く、盛り上がりが少ない比較的大きな病変に限られます。

首のイボの多くは、色素よりも「盛り上がり」が主体であるため、Qスイッチルビーレーザーが得意とするタイプではありません。色が薄くなったり、小さくなったりすることはありますが、イボ自体を完全に取り切ることは難しいことが少なくありません。

一方、炭酸ガスレーザーはイボそのものを蒸散してスピーディーに除去するレーザーです。色素の濃さに左右されにくく、イボの大きさや厚みに合わせて細かく調整できるため、首のイボの治療では第一選択となることが多い治療法です。

当院では、イボをしっかり除去するだけでなく、傷あとや色素沈着をできるだけ残さず、ツルツルとした仕上がりになるよう治療することを大切にしています。首のイボでお悩みの方は、お一人おひとりのイボの状態を診察したうえで、最適な治療法をご提案いたします。

Q顔のイボは光治療(IPL)で取れますか?
A

一部のイボには反応することがありますが、完全に取り切るのは難しいことが多いです。

光治療(IPL:当院ではフォトシルクプラス)は、主にシミや赤みなどを改善する治療です。脂漏性角化症(老人性イボ)にも反応することがありますが、効果が期待できるのは、比較的小さく、色素が多く、盛り上がりが少ないイボに限られます。

そのようなイボでは、色が薄くなったり、少し小さくなったりすることはありますが、イボ自体を完全に除去することは難しく、病変が残ってしまうことが多いです。 そのため、追加治療が必要になる場合があります。

一方、炭酸ガスレーザーはイボそのものを直接取り除く治療です。病変の大きさや厚みに合わせて細かく調整しながら照射できるため、脂漏性角化症のような盛り上がりのあるイボでは、より確実な治療が期待できます。

当院では、イボをできるだけきれいに取りたい場合は、炭酸ガスレーザーを第一選択としておすすめしています。 一方で、シミやくすみなども同時に改善したい場合には、IPLが適していることもありますので、お肌の状態やご希望に合わせて最適な治療をご提案いたします。

Q炭酸ガスレーザー治療のときに焦げたような臭いがするのはなぜですか?
A

炭酸ガスレーザーは、イボの組織を熱で蒸散(蒸発させるように削る)して取り除く治療です。そのため、治療中に焦げたような臭いを感じることがありますが、これは正常な反応です。

治療中に発生する煙(レーザープルーム)は、蒸散した組織や水分が含まれています。当院では、専用の吸引装置を使用し、煙をその場ですぐに吸い取るため、できるだけ臭いや飛散を抑えながら治療を行っています。

ただし、お顔の治療では治療部位と鼻が近いため、吸引していても多少臭いを感じることがあります。異常ではありませんので、心配する必要はありません。

臭いを感じるのは治療中だけで、治療後も臭いが残ることはありません。 多くの患者様は「少し焦げたような臭いがした」という程度で、治療自体は問題なく終えられています。

③ 効果・仕上がりについて

Q大きなイボでも1回で取れますか?
A

はい。当院では、できるだけ1回で取り切ることを目標に治療を行っており、最初から何回かに分けて治療する方針ではありません。

ただし、「完全に取り切ること」だけを優先して必要以上に深く削ると、正常な皮膚まで傷つけてしまい、傷跡や色素沈着が長く残る原因になることがあります。

そのため当院では、「できるだけ取り残しを少なくすること」と「できるだけきれいに治すこと」の両方を大切にしています。病変の状態に合わせて削る深さを細かく調整し、仕上がりとのバランスを考えながら治療を行います。

その結果、ごくまれに病変がわずかに残ることがありますが、その場合は必要に応じて追加治療を検討します。

Q大きなものから小さなものまで全部取れますか?
A

はい。当院では、目立つ大きなイボだけでなく、普通に見ただけでは気付きにくい極小サイズのイボまで、できるだけ見つけて治療することを大切にしています。

そのため、治療後は肉眼で目立つイボがほとんど気にならない状態を目標にしています。実際には、照明の当て方や見る角度を工夫しながら、一つひとつ丁寧に確認して治療を行っています。

ただし、現在の医学では、どんなに工夫しても治療中に確認できないほど小さく、色も薄い病変まで100%見つけることはできません。そのため、ごくわずかな病変が残る可能性はあります。

また、治療範囲が広い場合やイボの数が非常に多い場合には、1回で安全かつ丁寧に治療できる範囲には限りがあるため、エリアを分けて治療をご提案することがあります。これは、最後まで集中力と精度を保ち、できるだけ良い仕上がりを目指すためです。

当院が目指しているのは、「目立つイボだけを取ること」ではなく、「できるだけツルツルで自然なお肌に仕上げること」です。そのために、小さなイボまで丁寧に探しながら治療を行っています。

Q再発しますか?
A

きちんと取り切れた脂漏性角化症が、同じ場所から再発することは多くありません。

実際には、当院のエリア治療プランで治療した部位を、短期間での再発が原因で、エリア治療プランで治療し直すことはあまりありません。

ただし、イボ治療は「イボができやすい体質」や「新しいイボができる原因」そのものを治す治療ではありません。そのため、時間が経てば、治療した場所以外や近くに新しい脂漏性角化症ができることはあります。

当院では、目立つイボだけでなく、将来大きくなる可能性のある極小サイズのイボまでできるだけ治療することで、長い期間きれいな状態を維持できるよう心がけています。

もちろん、どんなに丁寧に治療しても、新しいイボがまったくできなくなるわけではありません。しかし、「またすぐ元に戻ってしまう」というケースは少なく、多くの方に長期間ご満足いただいています。

Q傷跡は残りますか?
A

脂漏性角化症の場合は、最終的に傷跡が目立たなくなることがほとんどです。

治療後は一時的に赤みや炎症後色素沈着(茶色っぽい色)が出ることがありますが、これは傷跡ではなく、治癒の過程でよく見られる変化です。時間の経過とともに徐々に改善し、最終的にはほとんど気にならなくなることが多いです。

一方、皮脂腺増殖症など、皮膚の深いところにある病変では、治療も深くなるため、小さな凹みや傷跡が残る可能性があります。それでも、多くは近くでよく見ないと分からない程度まで落ち着くことがほとんどです。

当院では、「イボを取り切ること」だけでなく、「できるだけきれいに治すこと」を大切にしています。そのため、病変の状態に合わせて照射の深さを細かく調整し、必要以上に正常な皮膚へダメージを与えないよう心がけています。

Qイボのレーザー治療をすると、皮膚が凹むことはありますか?
A

治療直後は、一時的に少し凹んで見えることがあります。 特に大きいイボや厚みのあるイボでは、その分だけやや深い処置が必要になることがあるため、一時的な凹みが目立つ場合があります。

ただし、多くの場合は傷が治るにつれて皮膚が再生し、数週間から数か月かけて徐々に平らになっていきます。

一方で、病変が深い場合や傷の治り方、体質などによっては、まれに若干の凹みが傷あととして残る可能性もあります。

当院では、イボを取ることだけでなく、治療後の仕上がりも大切にしています。 イボの状態に合わせてレーザーを細かく調整し、必要最小限のダメージで治療することで、色素沈着や傷あと、凹みをできるだけ残さないよう心がけています。

治療直後の凹みだけで最終的な仕上がりが決まるわけではありませんので、焦らず経過をみていただければ大丈夫です。多くの方では時間の経過とともに目立たなくなっていきます。

Qイボのレーザー治療後に傷跡が膨らむことはありますか?
A

傷あとが大きく膨らむことは、非常にまれです。

治療後しばらくは、傷が治る過程で赤みや少し盛り上がって見えることがありますが、多くは正常な治癒反応であり、時間の経過とともに落ち着いていきます。

一方で、以下の条件によっては、肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性があります。

  • レーザーを深く照射しすぎた場合(真皮深層への損傷)
  • 術後の感染や炎症の遷延により 、上皮化が遅れてしまった場合
  • 創部への張力や摩擦
  • 肥厚性瘢痕やケロイドになりやすい体質
  • 胸・肩・恥骨上などの好発部位
  • 短期間での再照射や繰り返し治療

ただし、脂漏性角化症の炭酸ガスレーザー治療でこのような状態になることは多くありません。

また、膨らみの原因が傷あとではなく、イボが一部残っていることもあります。その場合は、追加のレーザー治療で改善できることがあります。

当院では、イボをしっかり除去しながらも、傷あとや色素沈着、凹み・盛り上がりをできるだけ残さないことを重視しています。イボの厚みや部位に合わせてレーザーの深さを細かく調整し、必要最小限のダメージで、できるだけきれいな仕上がりを目指しています。

治療後に膨らみが気になる場合でも、自己判断せず、お気軽にご相談ください。傷あとによるものなのか、イボが残っているのかを診察したうえで、必要に応じて適切な対応をご提案いたします。

Qイボのレーザー治療後、シミ(炎症後色素沈着)になることはありますか?
A

はい、一時的に色素沈着が起こることがあります。 ただし、多くの場合は時間の経過とともに徐々に薄くなり、最終的にはほとんど目立たなくなりますので、ご安心ください。

レーザーでイボを除去する治療は、病変だけをピンポイントで蒸散させる治療ですが、お肌には「軽いやけど」と同じような反応が起こります。そのため、ケガややけどの後に肌が茶色くなるのと同じように、炎症後色素沈着が生じることがあります。これは治療がうまくいかなかったということではなく、お肌が治っていく過程で起こる自然な反応です。

色素沈着の出やすさや改善までの期間には個人差がありますが、次のような要因が影響します。

  • イボの種類や大きさ・深さ
  • レーザー照射によるお肌へのダメージの程度
  • 体質や肌質
  • 治療後の過ごし方(摩擦・紫外線・かぶれなど)

当院では、「できるだけ取り切ること」と「できるだけダメージを少なくすること」のバランスを大切にしています。イボの状態に合わせてレーザーの出力や照射方法を細かく調整し、色素沈着や傷あとをできるだけ少なく抑えられるよう治療しています。

患者様ご自身でできることとしては、

  • 治療前は日焼けや肌荒れをできるだけ避ける
  • 治療後は処方薬や保湿などのアフターケアをきちんと行う
  • 摩擦や紫外線など、お肌への刺激をできるだけ避ける

ことがとても大切です。

色素沈着は、顔や首では3~4か月程度で改善してくることが多く、身体では6か月以上かかることもあります。特に胸・背中・お腹などは改善まで時間がかかる傾向がありますが、多くの場合は徐々に薄くなっていきます。

当院では、色素沈着をできるだけ早く改善するために、低刺激の美白外用薬の使用や、適切な紫外線対策もおすすめしています。

治療後しばらくは茶色く見えていても、時間の経過とともに改善していくことがほとんどです。色素沈着だけで治療の良し悪しが決まるわけではありませんので、焦らず経過をみていただければ大丈夫です。

Q赤みや色素沈着はどれくらい続きますか?
A

治療後の経過には個人差がありますが、多くの場合は次のような流れになります。

まず、治療直後の炎症による赤みは数日程度で落ち着くことがほとんどです。もし強い赤みが長く続く場合は、摩擦やかぶれなどの刺激が影響していることがありますので、その原因を取り除くことが大切です。

イボのレーザー治療後は、浅いやけどのような状態になります。かさぶたが取れた後は、新しい皮膚ができる過程で赤み(創傷後紅斑)がしばらく続きます。目安としては、顔で1〜2か月程度、身体ではもう少し長く続くことがあります。

その後、治療後2〜4週間頃から炎症後色素沈着(茶色っぽい色)が現れ始め、1〜2か月頃が最も目立ちやすい時期です。その後は徐々に薄くなり、顔では3〜4か月程度、身体では6か月以上かかることもあります。部位によっては1年ほどかけてゆっくり改善することもありますが、最終的にはほとんど目立たなくなることが多いです。

一方で、数ミリ以下の小さな脂漏性角化症のみの場合では、かさぶたが取れた時点で赤みがほとんどなく、そのまま色素沈着も起こさず治ることも珍しくありません。

当院では、レーザーによるダメージをできるだけ小さくすることに加え、摩擦や紫外線を避けるアフターケアにも力を入れています。治療後の過ごし方によって経過は大きく変わるため、きれいに治すためにもアフターケアをぜひ大切にしてください。

Qエリア治療プランを受けましたが、まだイボが残っているように見えます。なぜですか?
A

いくつかの理由が考えられます。

まず一つ目は、治療中に確認できなかった非常に小さな脂漏性角化症が残っている場合です。

当院のエリア治療プランでは、目立つイボだけでなく、できるだけ小さなイボまで見つけて除去することを目標としています。しかし、色が薄く非常に小さい病変は、もともと見えにくいうえ、治療中は麻酔やレーザーの影響で皮膚がわずかに腫れるため、一時的にさらに見えにくくなることがあります。そのため、さまざまな工夫を行っても、すべての病変を100%取り切ることは難しい場合があります。

もう一つは、残っているものが脂漏性角化症ではない可能性です。

イボのように見える病変には、脂漏性角化症のほかにも、皮脂腺増殖症、稗粒腫、ホクロなどさまざまな種類があります。状況によってはニキビや吹き出物もイボに見えることもあります。エリア治療プランは、主に脂漏性角化症を対象とした治療です。病変の種類や状況によっては治療できるものもありますが、すべての病変が対象になるわけではありません。特にホクロは当院では治療対象外としています。どこまで治療するかは、治療前にご相談させていただきます。

また、治療後しばらくは赤みや色素沈着の影響で、イボが残っているように見えることもあります。時間の経過とともに見え方が変わることもありますので、まずは経過をみていただき、必要があれば追加治療をご提案いたします。

当院では、「できるだけ一度できれいに」を目標にしていますが、お肌へのダメージとのバランスも大切にしながら治療を行っています。気になる部分がありましたら、再診時に遠慮なくご相談ください。

Q首イボ定額プラン・エリア治療プランで、治療対象外となる病変はありますか?
A

はい。病変の種類によっては、治療対象外となるものがあります。

首イボ定額プラン・エリア治療プランでは、原則として「脂漏性角化症」「アクロコルドン」「ウイルス性イボ」を治療対象としています。

「皮脂腺増殖症」など、その他の良性のできものは基本的には対象外ですが、病変の種類や状態によっては、診察のうえ同時に治療できる場合もあります。

一方、ホクロ(色素性母斑)や、平坦な日光性色素斑などの「シミ」については、原則として治療を行いません。 また、皮膚の下にある「できもの」ではない膨らみや、毛穴・ニキビ、傷あとによる盛り上がりなども、本プランの治療対象には含まれません。

「これはイボなのか?」「一緒に治療できるのか?」と判断が難しいものについては、治療前の診察で確認し、治療対象となるかを判断します。

④ 痛み・ダウンタイムについて

Q痛いですか?麻酔はどのようにしますか?
A

炭酸ガスレーザーは強いエネルギーを持つため、麻酔をしなければ痛みがあります。当院では、ほとんどの治療でクリーム麻酔を使用しており、多くの方が「思っていたより全然大丈夫でした」と話されます。実際、「何をされているのか分からなかった」「もう終わったんですか?」と言われることもあるほどです。

まぶたや口の周りなど皮膚の薄い部位では、少し痛みを感じやすいことがありますが、多くは我慢できる程度です。必要に応じて麻酔テープも併用します。

治療直後は、ジンジンする痛みやヒリヒリした感じがありますが、通常は30分~1時間ほどでかなり楽になります。その後はシャワーで少ししみたり、首では動かしたときに軽い痛みを感じたりする程度で、日常生活に支障が出ることはほとんどありません。

痛みに関しては詳しく知りたい方はこちら→ページリンク

Q治療時間はどれくらいですか?
A

治療時間は、イボの数・大きさ・部位によって異なります。

小さなイボであれば1個あたり1分以内で治療できますが、大きなイボでは1個に5分程度かかることもあります。

エリア治療プランでは、多数のイボをテンポよく連続して治療していきますが、実際のレーザー照射時間は多くの場合30~60分程度です。

当院では、「できるだけたくさん治療すること」よりも、最後まで高い集中力を保ち、一つひとつのイボを丁寧に治療することを大切にしています。そのため、1回で治療する範囲は、私が最高のパフォーマンスを維持できる量を上限としています。

なお、ご来院からお帰りまでの所要時間は、診察・麻酔・治療・処置・ご説明などを含めて、おおよそ2~3時間程度を目安にお考えください。

Qかさぶたはどれくらいで取れますか?
A

かさぶたが取れるまでの期間は部位によって異なります。目安としては、顔で約1週間、首で約10日、身体では10日〜2週間程度ですが、個人差があります。

一方で、大きめの脂漏性角化症では、治療後2〜3日ほどでかさぶたが取れてしまうこともあります。当院では比較的よく見られる経過ですので、あまり心配はいりません。

ただし、かさぶたが早く取れた場合は、傷がまだ完全に治っていないことがあります。ワセリンを塗って乾燥を防いだり、ハイドロコロイド創傷被覆材(デュオアクティブ®など)で保護したりすると、よりきれいに治りやすくなります。

なお、かさぶたは無理に剥がさず、自然に取れるまで触らないことが大切です。早く剥がしてしまうと、赤みや炎症後色素沈着が長引く原因になることがあります。

Q洗顔・シャワー・入浴はいつからできますか?
A

洗顔・シャワー・入浴は、いずれも当日から可能です。

ただし、治療した部位は浅いやけどのような状態になっていますので、強くこすったり、ナイロンタオルなどで擦ったりすることは避け、やさしく洗うようにしてください。

洗顔料やボディソープが患部についても問題ありませんが、しみる場合は無理をせず、水やぬるま湯で軽く洗い流す程度でも大丈夫です。

入浴も可能ですが、長時間の熱いお風呂やサウナなど、血行が過度に良くなるようなことは、治療当日は控えめにしていただくことをおすすめします。特に身体の治療後は、入浴によりかさぶたが剥がれやすくなりますので、注意してください。

洗浄後は、処方された外用薬やワセリンを塗り、患部が乾燥しないよう保護することが、きれいに治すポイントです。

Qメイクはいつからできますか?
A

顔を治療した場合は、約1週間はスキンケア用品・日焼け止め・メイクの使用をお休みしていただき、処方する軟膏やワセリンで患部を保護していただきます。約1週間後、赤みや傷などに大きな異常がなければ、通常のスキンケアやメイクを再開できます。治療後約3か月は、紫外線対策に加え、炎症後色素沈着を予防するための美白外用薬の使用もおすすめしています。→ 治療後のアフターケアについて

Q日焼け止めはいつから塗れますか?
A

顔を治療した場合は、メイクと同様に約1週間は日焼け止めの使用もお休みしていただくことをおすすめしています。

この時期は、まだ傷が完全に治っておらず、日焼け止めを塗ったり落としたりする際の摩擦によって、かさぶたが早く剥がれてしまう可能性があるためです。

日焼け止めが使えない間は、帽子や日傘、マスクなどを活用し、できるだけ直射日光を避けてお過ごしください。必要に応じて、飲むタイプの日焼け止め(サプリメント)を補助的に併用するのも一つの方法です。ただし、飲む日焼け止めだけでは紫外線を十分に防ぐことはできません。

約1週間が経過し、傷が落ち着いたら、紫外線対策はしっかり行うことが大切です。治療後のお肌は一時的にバリア機能が低下しており、紫外線の影響を受けやすいため、この時期の日焼けは炎症後色素沈着が長引く原因になることがあります。

日焼け止めは、低刺激でご自身のお肌に合ったものをお選びください。敏感肌の方は、紫外線吸収剤フリー(ノンケミカルタイプ)の製品が使いやすい場合もあります。万が一、赤みやかゆみなどの刺激を感じた場合は、使用を中止してご相談ください。

Q運動や飲酒はできますか?
A

軽い運動は当日から問題ありませんし、飲酒も少量であれば問題ないことが多いです。ただし、激しい運動や大量の飲酒は、治療後数日間は控えていただくことをおすすめしています。

運動や飲酒によって血行が良くなると、出血が起こりやすくなったり、赤みや腫れが強くなったりすることがあります。また、大量に汗をかくと、汗や摩擦によって患部に刺激が加わり、かゆみやかぶれの原因になることもあります。

数日以降は、痛みや赤み、出血など特に問題がなければ、少しずつ普段どおりの生活に戻していただいて大丈夫です。ただし、治療部位に強い摩擦が加わるスポーツや運動は、様子を見ながら慎重に行うことをおすすめします。

Qイボのレーザー治療後はUVカットが必要ですか?
A

はい。イボのレーザー治療後は、しっかりと紫外線対策をすることをおすすめしています。

イボでもシミでも、レーザー治療を受けたあとの皮膚は傷を治している途中の状態です。この時期は肌が一時的にデリケートになっており、紫外線の影響を受けると炎症後色素沈着(PIH)が起こりやすくなるためです。

そのため、色素沈着をできるだけ防ぎ、きれいに治すためにはUVカットがとても大切です。

治療後は日焼け止めを使用するだけでなく、帽子や日傘、マスクなども活用して、患部に強い紫外線が当たらないよう心がけましょう。

なお、傷が完全に治るまでは、保湿を続けてお肌の回復を助けることも大切です。

当院では、イボを取ることだけでなく、治療後の色素沈着や傷あとをできるだけ残さず、きれいな仕上がりにすることを重視しています。そのため、レーザー治療後の紫外線対策やアフターケアについても、分かりやすくご説明しています。

Q夏でも治療できますか?
A

はい。季節を問わず治療は可能です。

お腹や背中など紫外線が当たりにくい部位であれば、夏でもほとんど問題なく治療できます。顔や首などの露出部でも、日焼け止めや帽子などでしっかり紫外線対策ができる方であれば、基本的に治療は可能です。

「夏は紫外線が強いから治療は避けた方がいいですか?」とご質問をいただくことがありますが、最近は猛暑の日が多く、日中の長時間の屋外活動を避けて屋内で過ごされる方も多いため、春や秋より紫外線を浴びる時間が少ない場合もあります。

一方で、海水浴・サーフィンなど、夏でも長時間屋外で過ごす予定がある方や、日焼けが避けられない生活環境の方は、治療のタイミングを少し調整した方がよい場合があります。

ご予定に合わせて最適な時期をご提案しますので、ご不安な方はお気軽にご相談ください。

⑤ 費用について

Q保険診療ですか?
A

当院のイボ治療は、すべて自費診療となります。

当院では、できるだけきれいな仕上がりを目指して炭酸ガスレーザーを中心とした治療を行っています。この治療は保険診療ではなく、自費診療でのご案内となります。

なお、脂漏性角化症は保険診療で液体窒素による治療が行われることもありますが、当院では仕上がりや治療効率を重視し、主に炭酸ガスレーザーによる治療を行っています。

保険診療と自費診療には、それぞれメリット・デメリットがあります。当院では、「できるだけきれいに治すこと」と「できるだけ1回で取り切ること」を重視した治療をご提供しています。

Q治療費はいくらですか?
A

当院では、「個数治療」と「エリア治療プラン」の2つの料金プランをご用意しています。

少数のイボを治療したい方には個数治療、たくさんのイボをまとめて治療したい方にはエリア治療プランがおすすめです。

エリア治療プランでは、治療範囲(エリア)を設定し、その範囲内にあるイボを個数に関係なく、できるだけ小さなものまで治療します。治療範囲やイボの数・大きさによって料金が決まるため、お一人おひとりお見積もりを作成しています。

詳しい料金やプランの内容については、料金案内ページをご覧いただくか、診察時にお気軽にお尋ねください。→ イボ治療の料金を見る

Qエリア治療プランはいくらですか?
A

多くの場合、1回あたり10~20万円程度が目安です。ただし、治療する範囲(エリア)、イボの数・大きさ・部位によって治療に必要な時間が異なるため、お一人おひとりお見積もりしています。

もちろん、気になる範囲が比較的狭い場合や、イボの数が少ない場合は、10万円未満になることもあります。反対に、1回で安全かつ丁寧に治療できる範囲を超える場合は、エリアを分けて複数回に分けて治療をご提案することがあります。

診察では、治療範囲や費用について事前にしっかりご説明し、ご納得いただいたうえで治療を行いますので、ご安心ください。→ イボ治療の料金を見る

Q追加料金はありますか?
A

治療費とは別に、診察代、麻酔代と治療後に使用する外用薬代などが必要になります。

外用薬代などは患者様によって必要な量が異なるため、実際に使用した分のみご負担いただいています。

「麻酔代込み」「薬代込み」と表示しているクリニックもありますが、その場合は最初から治療費に含まれていることがほとんどです。当院では、できるだけ公平で分かりやすい料金設定を大切にしており、必要なものだけを別途ご案内しています。

治療前に費用についてご説明し、ご納得いただいてから治療を行いますので、どうぞ安心してご相談ください。→ イボ治療の料金を見る

Qイボ治療に保証はありますか?
A

当院の首イボ定額プラン・エリア治療プランには、原則として再発や取り残しに対する保証制度は設けていません。

治療後に追加の治療をご希望の場合は、原則として別途治療費が必要となります。ただし、治療後の状態や経過によっては個別に対応を検討することがあります。

当院の定額・エリア治療プランでは、治療時点で確認できる脂漏性角化症を、目立つものだけでなく、ごく小さなものまで可能な限り見つけて治療することを大切にしています。

特に小さなイボは、そのままでは見つけることが難しいため、できるだけ見逃さないよう、観察方法や治療方法にもさまざまな工夫をしています。それでも、まだ変化がごくわずかで認識できないものまで含めて、すべてのイボを100%見つけ、完全に除去することをお約束することはできません。

また、脂漏性角化症は、治療によって現在あるイボを取り除くことはできても、将来新しいイボができることまで防ぐことはできません。 治療後にイボがみられた場合、それが治療時に認識できなかったものなのか、新たに生じたものなのか、あるいは再発したものなのかを明確に区別することが難しい場合もあります。

そのため当院では、一定期間の「保証」という形を設けるよりも、一度の治療機会を大切にし、その時点で治療できるイボをできる限り丁寧に見つけ、満足いただける仕上がりを目指して最善を尽くすことを重視しています。

「保証があるから後で治せばよい」ではなく、「できる限り1回の治療で満足いただける結果を目指す」。それが当院のイボ治療に対する考え方です。

⑥ 受診・予約について

Q当日に診察と治療はできますか?
A

治療のご予約をいただいている場合は、治療時間も確保していますので診察から治療まで当日に行うことが可能です。

診察のみでご予約いただいた場合でも、当日の予約状況や治療内容によっては、そのまま治療まで対応できることがあります。ご希望の方は、ご予約時または受付でお気軽にお申し出ください。

ただし、治療範囲が広い場合や麻酔の準備が必要な場合などは、十分な時間を確保するため、あらためて治療日をご案内させていただくことがあります。

できる限りご希望に沿えるよう調整いたしますので、「できれば当日に治療も受けたい」という方は、ご予約時にその旨をお伝えいただくことをおすすめします。

Q遠方ですが、治療後に通院は必要ですか?
A

遠方からご来院される患者様も多くいらっしゃいますので、通院が難しい場合にも対応しています。

通常は、経過確認のために約1か月後の再診をおすすめしていますが、ご遠方などで通院が難しい場合は、必要と予想される量のお薬をあらかじめ処方し、その後は必要に応じてメールやお電話での対応が可能です。

気になる症状やご心配なことがあれば、いつでもご相談ください。必要に応じて再診をご案内することもありますが、多くの遠方の患者様は通院せずに治療を終えられています。

Q治療前に気をつけることはありますか?
A

特別な準備は必要ありません。普段どおりの生活でご来院いただいて大丈夫です。

ただし、治療前の日焼けはできるだけ避けるようにしてください。日焼け直後のお肌は炎症を起こしているため、治療後の赤みや炎症後色素沈着が強く出やすくなることがあります。また、ピーリングやスクラブ、レチノールなど、お肌に刺激を与えるスキンケアは、治療前後しばらくは控えていただくことをおすすめしています。

治療当日は、治療部位をできるだけ清潔な状態でご来院ください。顔を治療される場合は、メイクをしたままお越しいただいても構いませんが、治療前にこちらで落としていただきます。

また、治療に影響する可能性のある内服薬を服用中の方、持病のある方、妊娠中・授乳中の方は、安全に治療を行うため、ご予約時または診察時にあらかじめお知らせください。

Q子どもでも治療できますか?
A

お子様の治療については、まず「何ができているのか」を正しく診断することが大切です。

当院で主に治療している脂漏性角化症(老人性イボ)は、お子様にみられることはまれです。一方、お子様ではウイルス性イボ(尋常性疣贅・扁平疣贅)や水いぼ(伝染性軟属腫)、また表皮母斑や脂腺母斑など、生まれつきのあざがイボのように見えるものが多くみられます。

これらは一般皮膚科や形成外科で保険診療の対象となることが多いため、まずは保険診療を行っている皮膚科や形成外科をご受診いただくことをおすすめしています。

なお、お子様でも「本当に脂漏性角化症ではないか」「これは何だろう?」と判断に迷われる場合は、診察のみでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

⑦治療後の経過のよくあるお問い合わせ

Q2週間経ってもかさぶたが取れません。大丈夫でしょうか?
A

はい、多くの場合は心配ありません。 かさぶたが取れるまでの期間には個人差があり、イボの大きさや治療した部位によっては、2週間以上かかることもあります。特に身体や大きめの病変では、3~4週間ほど残ることも珍しくありません。

かさぶたは、お肌が治る過程で自然に剥がれ落ちます。無理に剥がすと、新しい皮膚を傷つけてしまい、赤みや炎症後色素沈着、傷跡の原因になることがありますので、自然に取れるまでそっとしておいてください。

一方で、赤みや痛みが強くなってきた場合や、膿が出る、強い腫れがあるなどの症状がみられる場合は、感染など別のトラブルが起きている可能性もあります。そのような場合は、

お早めにご相談ください。

Q大きめのイボを治療したところのかさぶたが、黄色く(白く)ブヨブヨしています。化膿しているのでしょうか?
A

多くの場合は心配ありません。

大きめのイボをレーザーで除去した後は、傷を治すための組織液(滲出液)やフィブリンが出るため、かさぶたが黄色っぽくなったり、少し柔らかくブヨブヨしたように見えたりすることがあります。「黄色いかさぶた=膿」ではありません。

これは傷が順調に治っている過程でよく見られる変化で、必ずしも化膿しているわけではありません。

特に大きめで深めの病変だったりすると、このような状態になりやすい傾向があります。

大切なのは、かさぶたを無理に剥がさないことです。ワセリンを薄く塗る、または必要に応じてハイドロコロイドシールなどで保護し、乾燥や摩擦を避けながら経過をみてください。

一方で、

  • 赤みが日に日に広がる
  • ズキズキとした痛みが強くなってくる
  • 黄色や緑色の膿がたくさん出る
  • 悪臭がする
  • 熱感を伴う

といった症状がある場合は、感染(化膿)の可能性もあります。そのような場合は、自己判断せず、お早めにご相談ください。

多くの場合は、黄色いかさぶたも時間の経過とともに乾燥し、自然に剥がれていきますので、あまり心配し過ぎなくても大丈夫です。

Qイボの炭酸ガスレーザー治療後に貼ったシールが白くぷっくりしています。化膿しているのでしょうか?
A

ほとんどの場合、化膿ではありませんのでご安心ください。

炭酸ガスレーザー治療後にハイドロコロイドなどの創傷被覆材(傷を保護するシール、デュオアクティブ)を貼ると、傷から出る浸出液を吸収して、シールが白くぷっくり膨らむことがあります。 これは傷が治る過程でよく見られる正常な反応です。

そのため、シールが白く膨らんだからといって、化膿しているわけではありません。

通常は、当院から特別な指示がない限り、白くなっただけでシールを張り替える必要はありません。

ただし、

  • 赤みが広がる
  • 痛みが強くなってくる
  • 膿が出る、悪臭がする

このような症状がある場合は、感染している可能性もありますので、ご連絡ください。

当院では、治療後の傷をできるだけきれいに治し、色素沈着や傷あとを最小限にするため、治療後のケアについても詳しくご説明しています。不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。

Qかさぶたが取れた後の赤みがなかなか引きません。大丈夫でしょうか?
A

はい、多くの場合は心配ありません。 かさぶたが取れた後の赤みは、傷が治っていく過程でみられる正常な反応です。

新しくできた皮膚はまだ薄く、血流も豊富なため、赤く見えやすくなっています。時間の経過とともに皮膚が成熟していくにつれ、赤みは少しずつ落ち着いていきます。

赤みが続く期間には個人差がありますが、顔では1~2か月程度、身体ではさらに長く続くことも珍しくありません。特に大きなイボや深めの病変では、改善まで時間がかかることがあります。

一方で、お肌に刺激が加わると、赤みが長引く原因になります。例えば、

  • 摩擦やこすり過ぎ
  • 肌に合わないスキンケア用品や化粧品によるかぶれ
  • 紫外線
  • 強い乾燥

などには注意しましょう。治療後のお肌はバリア機能がまだ十分に回復していないため、保湿をしっかり行い、できるだけ刺激を避けることが、きれいに治すためのポイントです。赤みが落ち着いた後に、一時的に薄い茶色(炎症後色素沈着)が残ることがありますが、これも時間とともに改善していくことがほとんどです。

もし、赤みが日に日に強くなる、かゆみや痛みが強い、ブツブツや膿が出てきたなどの場合は、正常な経過ではなく、かぶれや感染などの可能性もあります。その際は、お早めにご相談ください。

Qかさぶたが取れた後はいったんツルツルになって満足していましたが、その後、赤いブツブツや赤みが出てきました。時々かゆみもあります。大丈夫でしょうか?
A

多くの場合は心配ありません。 このような症状は、治療後に一時的に敏感になったお肌が、スキンケア用品や化粧品、日焼け止め、汗、摩擦などの刺激に反応して、かぶれ(接触皮膚炎)を起こしている可能性があります。

レーザー治療後のお肌は、見た目には治っていても、バリア機能が完全には回復していないことがあります。そのため、それまで問題なく使えていた化粧品でも、一時的に刺激になってしまうことがあります。

かゆみを伴う赤いブツブツや、お肌全体が赤くなるような症状が出た場合は、原因となる刺激を避けることが大切です。無理にスキンケアを続けず、低刺激の保湿剤(ワセリンやヘパリン類似物質など)のみにして様子を見ることをおすすめします。

一方で、強い痛みや熱感、膿が出る、赤みが急速に広がるような場合は、感染など別のトラブルの可能性もあります。そのような場合は、早めにご連絡・ご受診ください。

Q治療後は順調だったのに、かさぶたが取ってしばらくすると、お肌がカサカサになり、軽い皮むけも出てきました。大丈夫でしょうか?
A

はい、多くの場合は心配ありません。

レーザー治療後のお肌は、見た目は治っていても本来のバリア機能がまだ十分に回復していない状態です。そのため、水分が蒸発しやすく、一時的に乾燥やカサつき、軽い皮むけが起こることがあります。

この時期は、ワセリンを薄く塗布するなどで保湿し、お肌を乾燥から守ることが大切です。バリア機能の回復とともに、乾燥も徐々に改善していきます。乾燥が強い場合やかゆみがある場合は、状態に応じてヘパリン類似物質などの保湿剤を使用することもあります。

また、強く擦ることやスクラブ、ピーリングなど、お肌に刺激を与えるケアは避けてください。刺激が加わると、バリア機能の回復が遅れたり、赤みやかぶれの原因になることがあります。

一方で、乾燥だけでなく強いかゆみや赤いブツブツが出てきた場合は、かぶれ(接触皮膚炎)の可能性もありますので、お気軽にご相談ください。

Q寝ている間にかさぶたを引っかいてしまい、一部が剥がれてしまいました。大丈夫でしょうか?
A

はい、多くの場合は心配ありません。

寝ている間などに、気付かないうちにかさぶたの一部が剥がれてしまうことは珍しくありません。多少ダメージが加わることで、その部分だけ傷の治りが少し遅れたり、赤みや炎症後色素沈着がやや強く出たりすることはありますが、最終的にはほとんど目立たなく治ることが多いので、ご安心ください。

大切なのは、それ以上刺激を与えないことです。患部はワセリンを薄く塗って乾燥を防ぐか、浸出液などがある場合は必要に応じてハイドロコロイドシール(デュオアクティブ®など)で保護してください。

出血が続く場合や、赤み・痛みが日に日に強くなる場合、膿が出るような場合は、感染など別のトラブルの可能性もありますので、お早めにご相談ください。

Q大きなイボだったところだけ、かさぶたが取れた後に茶色くなっています。治りますか?
A

はい、多くの場合は心配ありません。 これは炎症後色素沈着と呼ばれるもので、レーザー治療後によくみられる正常な経過です。

ケガや軽いやけどをした後に、一時的に傷あとが茶色くなることがありますよね。それと同じように、レーザーによる刺激を受けたお肌が傷を守ろうとする正常な反応として、一時的にメラニン色素を多く作ることで起こります。

特に大きなイボや深い病変では、治療によるダメージもやや大きくなるため、小さなイボに比べて色素沈着が目立ちやすい傾向があります。

多くの場合は、お肌の回復とともに数か月かけて少しずつ薄くなり、最終的にはほとんど目立たなくなることがほとんどです。当院では、紫外線対策をしっかり行っていただくことに加え、炎症後色素沈着をできるだけ早く改善する目的で、刺激の少ない美白外用薬の使用もおすすめしています。

ただし、擦る・引っかく・強い刺激を与えるなど、お肌への刺激が続くと色素沈着が長引くことがありますので、治療後しばらくはやさしくケアしていただくことが大切です。

Q治療から3か月ほど経っていますが、治療した部分がかゆくなってきました。どうしてですか?どうしたらよいですか?
A

多くの場合は心配ありません。

レーザー治療後のお肌は、見た目には治っていても、部位や体質によってはバリア機能がまだ十分に回復しておらず、刺激を受けやすい状態が続いていることがあります。そのため、乾燥や化粧品・日焼け止め・汗・摩擦などの刺激がきっかけとなり、かゆみが出ることがあります。

また、それまで問題なく使えていたスキンケア用品でも、一時的にかぶれ(接触皮膚炎)を起こしてしまうこともあります。

このような場合は、まずワセリンなどでしっかり保湿し、お肌を保護することが大切です。乾燥が強い場合は、お肌の状態に応じてヘパリン類似物質などの保湿剤を使用することもあります。

また、かぶれの原因となるスキンケア用品や化粧品、摩擦などの刺激を避けることもとても重要です。

一方で、かゆみが強くなる、赤いブツブツが増える、赤みが広がるような場合は、かぶれや別の皮膚トラブルの可能性がありますので、ご自身で判断せず、お気軽にご相談ください。

Q治療から3か月経っても色素沈着が残っています。治りますか?
A

はい、多くの場合は心配ありません。

レーザー治療後の色素沈着(炎症後色素沈着)が消えるまでの期間には、治療した部位やイボの大きさ、体質によって個人差があります。

一般的には、顔は比較的早く改善することが多い一方で、胸・お腹・背中などの体幹部はターンオーバーがゆっくりなため、色素沈着が長引きやすい傾向があります。また、顔でもフェイスラインや生え際などは改善に時間がかかることがあります。

3か月経っても色素沈着が残っていることは決して珍しいことではなく、長い場合には半年から1年ほどかけて徐々に薄くなっていくこともあります。多くの場合は、最終的にはほとんど目立たない程度まで改善しますので、ご安心ください。

色素沈着をできるだけ早く改善するためには、紫外線対策を続けることと、擦る・掻くなどの刺激を避けることが大切です。当院では、必要に応じて刺激の少ない美白外用薬の使用もおすすめしています。

一方で、色素沈着ではなく再び盛り上がってきた場合や、色だけでなくしこりのような変化がある場合は、一度ご相談ください。

Q治療後、いつから温泉に入れますか?
A

患部が完全に上皮化(新しい皮膚がしっかり張った状態)してからであれば、温泉に入っていただいて問題ありません。

目安としては、首で約10日、身体では10日~2週間程度ですが、イボの大きさや治療部位によって前後します。まだ傷がジュクジュクしている間は、温泉の成分や熱による刺激で治りが遅れたり、痛みを感じたりすることがありますので、入浴は控えていただくことをおすすめします。

また、かさぶたが取れた後もしばらくは、お肌が敏感な状態です。温泉に入ってピリピリとした刺激を感じる間は、もう少し様子を見ていただくと安心です。 最初は長湯や熱すぎるお湯を避け、患部をこすらないようやさしく入浴してください。

ご不安な場合は、「もう温泉に入っても大丈夫ですか?」と診察時やお電話でお気軽にご相談ください。

Q治療部位の日焼け対策として、エアウォール®などのUVカットシールを貼ってもよいですか?
A

当院では、UVカットシールの使用はおすすめしていません。

UVカットシールは紫外線対策として便利な反面、製品によっては粘着力が強く、剥がす際に治療部位へ負担がかかることがあります。

実際に当院でも、シールを剥がすときにかさぶたが一緒に剥がれてしまったり、新しくできた皮膚を傷めてしまったりしたケースを経験しています。治療後のお肌はとてもデリケートなため、できるだけ不要な刺激は避けることが大切です。

日焼け止めが使用できない期間は、帽子や日傘、マスクなどで物理的に紫外線を避ける方法をおすすめしています。また、日焼け止めが使用できる時期になったら、低刺激でお肌に合った日焼け止めを使用していただくのが安心です。

どうしてもUVカットシールを使用したい場合は、粘着力の弱い製品を選び、無理に剥がさず、皮膚への負担を最小限にすることが大切です。また、長時間貼り続けることで、お肌がふやけて弱くなることもあります。使用に不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

Q治療後、レーザー脱毛などの美容治療はいつから受けられますか?
A

お肌の状態にもよりますが、当院では治療後3~4か月以降を一つの目安としています。

イボのレーザー治療後のお肌は、見た目が治っていても、しばらくはバリア機能が完全には回復しておらず、赤みや炎症後色素沈着が残っていることがあります。この時期にレーザー脱毛などの治療を行うと、お肌への刺激が強くなり、赤みや色素沈着が長引いたり、レーザーが色素沈着に反応して熱傷(やけど)を起こしやすくなる可能性があります。

特に身体は色素沈着が長引きやすいため、3~4か月経っていても色素沈着が目立つ場合は、もう少し薄くなってから治療を受けることをおすすめしています。

レーザー脱毛だけでなく、IPL(フォト光治療)、シミ取りレーザー、ピーリング、ダーマペンなど、お肌に刺激を与える美容治療についても、同様に一定期間あけた方が安心です。

最終的には、治療部位のお肌の状態を診察したうえで、安全に治療できるタイミングをご案内します。 当院で治療した患者様でご不安な場合は、お気軽にご相談ください。

Q治療後、ハイフ(HIFU)はいつから受けられますか?
A

お肌の状態にもよりますが、当院でウルセラを行う場合は、治療後約1か月を目安としています。

ウルセラには、超音波画像で皮膚の深さを確認しながら照射できるDeepSEE®(ディープシー)機能が搭載されています。狙った深さに正確にエネルギーを届けることができるため、適切な照射であれば表皮への影響をできるだけ抑えながら治療できることが特徴です。そのため、イボ治療後のお肌にも比較的早い時期から施術が可能と考えています。

一方、ウルセラ以外のHIFUでは、超音波画像による視認機能を備えていない機種も多くあります。機種や照射方法によっては、狙った層からずれたり、表層に余分な熱が加わったりする可能性もあるため、当院では治療後3~4か月程度経過し、お肌の状態が十分に落ち着いてから受けていただくことをおすすめしています。

特に、赤みや炎症後色素沈着が残っている間は、お肌への刺激となって症状が長引くことがあります。

最終的には、治療部位のお肌の状態を確認したうえで、安全に施術できるタイミングをご案内します。 ご不安な場合は、お気軽にご相談ください。

HIFUは機種によって照射方式や安全性が異なるため、一律に「○か月後から大丈夫」とは言えません。当院では、それぞれの機器の特徴とお肌の状態を考慮し、安全性を優先して施術時期をご案内しています。

⑧その他

Qイボは自然に治りますか?
A

イボの種類によって異なります。

当院で主に治療している脂漏性角化症(老人性イボ)**は良性腫瘍のため、**自然に消えることはほとんどありません。一方、尋常性疣贅や扁平疣贅などのウイルス性イボは、免疫の働きによって自然に治ることがあります。

また、「ウイルス性イボ」と診断されて自然治癒を待っていたり、ヨクイニンを服用していても改善しない場合、実際には脂漏性角化症だったというケースも少なくありません。当院ではダーモスコープを用いて詳しく診察し、できるだけ正確に診断しています。

※ごくまれに、脂漏性角化症が免疫反応による炎症(扁平苔癬様角化症)を経て自然に消退することがあります。

Q自分で取ってもいいですか?
A

あまりおすすめしていません。ご自身で無理に取ろうとすると、出血や感染、傷跡の原因になることがあります。

稗粒腫やアクロコルドン(スキンタッグ)などでは、「自分で取れた」「自分で取った」というお話を伺うこともありますが、安全かつきれいに除去するのは意外と難しいものです。

一方、脂漏性角化症(老人性イボ)は表面に乗っているだけではなく、表皮の中に入り込んでいる良性腫瘍です。そのため、ご自身で取り切ることはほとんどできず、無理に触ることで炎症や出血を起こし、かえって目立ってしまうこともあります。

また、一見イボのように見えても、ホクロや皮膚がんなど別の病変である可能性もあります。まずは正しく診断することが大切ですので、気になる病変がある場合は、ご自身で処置をせず、お気軽にご相談ください。

Qイボはうつりますか?
A

当院で主に治療している脂漏性角化症(老人性イボ)は、人にうつることはありません。 ご家族やパートナーに触れたり、タオルを共用したりしても感染する心配はありません。

一方、尋常性疣贅や扁平疣贅などのウイルス性イボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じるため、皮膚の小さな傷などを介して感染することがあります。

「イボだからうつる」と思われがちですが、イボにはさまざまな種類があり、感染するのはウイルス性イボだけです。実際には、「ウイルス性イボ」と診断されていても、詳しく診察すると脂漏性角化症だったというケースも少なくありません。

当院では、ダーモスコープを用いて病変を詳しく観察し、できるだけ正確な診断を行っています。

Q市販薬で治りますか?
A

脂漏性角化症(老人性イボ)は良性腫瘍のため、市販薬で十分な改善を期待することは難しいと考えられます。

市販のイボ治療薬には、ウイルス性イボを対象としたものや角質を柔らかくする成分が含まれたものがありますが、脂漏性角化症を根本的に取り除くことはできません。また、無理に薬を使い続けることで、かえって炎症や色素沈着を起こしてしまうこともあります。

また、「ウイルス性イボ」と診断されてヨクイニンを服用されている方でも、実際には脂漏性角化症だったというケースを当院ではよく経験します。脂漏性角化症には、ヨクイニンの効果も期待できません。

「本当にイボなのか分からない」「市販薬を使っても変わらない」という場合は、まずは病変の種類を正しく診断することが大切です。当院ではダーモスコープを用いて詳しく診察し、病変に合わせた治療方法をご提案しています。

Q他院で治療したイボも診てもらえますか?
A

はい、もちろん可能です。 他院で治療を受けた後の再発や取り残しが気になる場合、治療後の赤み・色素沈着・傷跡などのお悩みにも、できる限り対応しています。

実際に当院には、「取り放題で治療したけれど、まだたくさん残っている」「思っていた仕上がりにならなかった」「もう一度きれいにしたい」といったご相談で来院される方も少なくありません。

まずは現在のお肌の状態をダーモスコープで詳しく診察し、追加治療が可能かどうか、どのような方法が適しているかをご説明します。

ただし、治療後のお肌の状態によっては、一定期間お肌の回復を待ってから再治療した方がよい場合や、前回の治療による変化のために、ご希望どおりの改善が難しい場合もあります。

まずは現在の状態を拝見し、できるだけ良い結果につながる方法をご提案しますので、お気軽にご相談ください。

Q首のイボにヨクイニンは効きますか?
A

首のイボに対しては、ヨクイニンの効果はあまり期待できないことが多いです。

ヨクイニンは、ウイルス性イボ(尋常性疣贅や扁平疣贅など)に対して使用されることがある漢方薬です。一方、首にできるイボの多くは、脂漏性角化症(老人性イボ)やアクロコルドン(軟性線維腫・スキンタッグ)であり、これらはウイルスが原因ではないため、ヨクイニンによる改善はあまり期待できません。

また、当院では「ウイルス性イボ」と診断されて来院された方でも、ダーモスコープで詳しく観察すると、実際には脂漏性角化症だったというケースを少なくありません。

イボは見た目がよく似ているため、まずは何のイボなのかを正しく診断することが、適切な治療への第一歩です。ヨクイニンを飲み続けても変化がない場合は、診断が異なっている可能性もありますので、一度ご相談ください。

Q他院でイボをレーザー治療したら、治療前より色が濃くなりました。どのようなことが考えられますか?
A

考えられる原因はいくつかありますが、最も多いのは炎症後色素沈着(PIH)です。

レーザー治療では、一時的に皮膚へ熱による刺激が加わるため、傷が治る過程でメラニン色素が増え、茶色っぽく見えることがあります。 これはレーザー治療後によくみられる正常な反応で、治療前のイボの色とはあまり関係ありません。

そのため、もともと肌色に近いイボだった場合には、治療後の炎症後色素沈着の方がかえって目立って見えることがあります。

炎症後色素沈着は、多くの場合数か月かけて徐々に薄くなり、自然に改善していきます。 紫外線対策や保湿をしっかり行うことで、色素沈着を最小限に抑えることができます。

もう一つ考えられるのは、実際にはイボではなくホクロだったというケースです。ホクロは脂漏性角化症とは治療方法が異なるため、イボと同じ方法で治療すると病変が一部残り、その後、色の濃いホクロとして再び目立ってくることがあります。

また、イボが一部残っていた場合にも、残存した病変が治療後にはっきり見えるようになったり、色素沈着が重なって濃く見えたりすることがあります。

当院では、ダーモスコピーを用いてイボ・ホクロ・皮脂腺増殖症などをできるだけ正確に見分けたうえで、それぞれに適した治療を行っています。 他院で治療後に「色が濃くなった」「本当に取り切れているか心配」という方も、お気軽にご相談ください。

Q脂漏性角化症(老人性イボ)は必ず治療する必要がありますか?放置しても大丈夫ですか?
A

脂漏性角化症は良性の皮膚腫瘍で、基本的には悪性化することもないとされています。脂漏性角化症であることが明らかで、痛みやかゆみなどの症状がなければ、必ずしも治療する必要はありません。

一方、見た目が気になる、衣類やアクセサリーに引っかかる、こすれて炎症を繰り返す、といった不快感がある場合には治療を検討することができます。

ただし、「イボのように見えるもの」がすべて脂漏性角化症とは限りません。診断がはっきりしない病変については、自己判断せず医師の診察を受けることが大切です。

この記事は私が書きました
銀座お肌の診療所 院長 卯辰哲也

卯辰 哲也

1998年慶應義塾大学医学部卒業、慶應義塾大学病院、平塚市民病院、伊勢慶應病院、杏林大学病院、けいゆう病院(横浜)にて形成外科・外科・麻酔科を臨床経験。ヴェリテクリニック・シロノクリニックなどで美容医療に携わって約20年以上の経験あり。2015年東京・銀座に「銀座お肌の診療所」を開設。
患者様に優しい、正直で真摯な医療を目指しています。趣味は愛犬との時間とダーモスコープ。学生時代のスポーツは空手と柔道です。

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