銀座 皮膚科 美容皮膚科 形成外科 しみ しわ たるみ

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雑感①

院長

受付のカエル

新型コロナウイルス感染者が国内で初めて確認されて、約半年。
いったん減少した感染判明数も、ご存じの通り、ここのところ全国的に増加傾向です。
毎日発表される感染判明数ですが、以前とは検査数や検査対象など条件が違うので、単純比較はできませんが、少なくないのだけは事実だと思います。
本当の感染状況は「神のみぞ知る」ということになるのでしょうが、油断しないに越したことはなさそうです。
いまのところ、新型コロナ対策に完璧というのはないですから、誰でも、どれだけ対策・注意していても、感染してしまう可能性はある(運?)のですが、当院では可能な限り抵抗したいと思っています。

 

当院でもさまざまな対策をしてきましたが、基本は飛沫対策です。
ほとんどすべての感染は飛沫(の中のウイルス)から始まるのは明らかです。
直接的に目・鼻・口の粘膜に入れば、文字通りの飛沫感染、モノに着いた飛沫を手で触り、その手で飛沫を目・鼻・口を運ぶ接触感染、どちらも飛沫が飛ばなければ、起こる可能性はかなり低くなると考えます。
したがって、飛沫さえ飛ばない環境を作れば、接触感染もしないだろうと考えています。
飛沫が飛ぶのは、主に会話・咳・くしゃみなどです。

 

飛沫防止の基本は、マスク(※)です。
マスクを装着した状態では、飛沫の飛散はかなり抑えられます。
原則、スタッフは院内でマスクなしの状態で声を発することはありませんし、業務連絡はもちろん、業務外の雑談でさえ、すべてマスクを装着し、距離を取って行っています。
患者様にも、院内に滞在中は、全員マスクを着用してもらっています。
ただ、治療の際など、患者様がマスクを外さざるを得ない状況があります。
この場合も、バキューム装置(ほとんどの飛沫を吸い込みます:治療中うるさくてすみません…)などで工夫をしており、院内はかなりクリーンな状態だと思います。
※飛沫飛散に対する効果はマスクの種類によります。一般的な使い捨てマスクである不織布マスクが最も効果的で、花粉症用などのウレタンマスクは飛沫飛散に対する効果は低いとされており、当院では院内では不織布マスクの着用をお願いしています。ちなみにスタッフは、いわゆる高性能防塵マスクとサージカルマスク(不織布)を重ねて着用し、大型フェイスガードをして、飛沫防止しています。

 

ご存じの通り、マスクの効果については、賛否両論ありますが、マスク装着により、飛沫飛散の量が減ることは感覚的にも明らかです。
非感染者が装着しても感染予防効果がないから意味ないだの云々…、しかし誰が感染者で誰が非感染者かは、誰にも分りません。
無症状の感染者が多いので元気でピンピンしていても、さらに言うなら検査して陰性の判定が出たとしても、です。
PCR検査、抗原検査ともに感度は高くなく、陰性判定であっても感染していないとは限りません。
つまり今の段階では、全員が感染者の可能性があると仮定して対策する必要があるのです。

 

若いころに叩き込まれた医学教育の結果なのか、もともとの性格か分かりませんが、実は、自分は昔から衛生観念に対して少々神経質なところがあります。
私自身が病院で診療を受ける側のときも、院内の環境や、医師・スタッフさんのしぐさや防護具の扱いなどがとても気になります。
それだけに、「診療を受けたいが院内での感染が怖い、ちゃんと自分に対する感染予防対策してくれているのか心配」という患者様の思いや不安を、私自身がよく理解できます。
ちょっとばかりやり過ぎ感のある当院の対策は、「私自身が患者様の立場だったら安心できるか」を基準にしています。
仮に世の中の感染状況が今以上に悪化しても、「これだけやっていれば大丈夫だろう」と思えるような強力な対策を目指しています。
ただ、新型コロナウイルス感染症は、いまだに解明途中の新しい感染症です。
それゆえ、感染予防に今のとこと“絶対大丈夫”な方法はないため、可能な限りの対策を取ることしかできず、まだ試行錯誤の段階のため、必要な作業は多く、以前に比べてすべてに時間がかかってしまいます。
患者様にはいろいろと窮屈な思いをして頂くことになり、大変申し訳なく思っていますが、解明が進めば、もう少しシンプルで快適な「新しい診療様式」ができると思います。

 

最後に、
美容医療は単に診察や治療するだけでなく、患者様とのいろいろな会話もその一部だと考えています。
新型コロナ以前は、何の心配もなく、世間話や治療に関係のない楽しい会話もできていましたが、今はそれをある程度制限せざるを得ない状況であることが一番残念に思っています。
安全を確保しつつ、以前のように楽しく会話できる環境を一刻も早く作ることが一番の目標です。

 

※院内の環境整備のための臨時休診日があります。
より安全で安心できる環境を作ります。
臨時休診日のお知らせ

 

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